昨年9月に宝塚歌劇団を退団した元月組男役トップスターの女優龍真咲が23日、トリビュート・アルバム「越路吹雪に捧ぐ」の発売記念イベントを銀座山野楽器本店で行った。
昨年12月に発売された「越路吹雪に捧ぐ」は、越路の代表曲を宝塚OGたちが歌唱。龍は「あらためて越路さんの歴史、宝塚の歴史とともに歩むことができているんだなと思いました」と語った。
また、今後については「大好きな歌やファッションにも興味があります。新しい宝塚の卒業生としての道をアピールしていくことができたらと思います」とコメントした。
Q. 今回のトリビュート・アルバム『越路吹雪に捧ぐ』に参加された感想は…。
龍. 越路さんや宝塚の歴史というものと共に私は歩んでこれたんだという思いを新たにしたのと、今までは当たり前の様にこの歌(「愛の讃歌」)を唄ってきましたが、それぞれの曲にルーツがあるんだということを重く受け止めました。これからはそれを幅広い世代に伝える一人になれればと感じて、この作品に参加しました。
Q. 龍さんはこれから、どういう活動をされるのでしょうか?
龍. これだけ…と言葉にすると固まってしまうのではないかと思うので、大好きな歌と、ファッションに興味があるので、そういう幅広いお仕事をしながら、新しい宝塚の卒業生として活動出来たらと思います。
Q. 4月のディナーショーは…?
龍. はい、『MUSE(ミューズ)』というタイトルを付けたのですが、別に私が女神、という意味ではなく、元々ミューズには“芸術にインスピレーションを与える”という意味もあるんです。皆様の生活にインスピレーションを与えられることが出来ればという想いを込めて、このタイトルを付けましたので、ぜひ皆様お越しください。