2016年夏にSONY XperiaのテレビCM「ハイレゾ篇」に出演し、美しすぎるヴァイオリニストとして一躍注目を集めたAyasa。彼女が11月25日、東京・恵比寿CreAtoでワンマンライブ「Ayasa Theater episode1」を開催した。
およそ半年ぶりのワンマンライブということで、Ayasa自身もMCで「Ayasaシアターにようこそお越し頂きました。半年以上ワンマンライブから遠ざかっていたので、みなさんに忘れられていると思いましたが・・・」と不安な気持ちを吐露。しかし会場に集まった満員の観客を前に「半端ないスタンディングでありがとうございます」と喜びの声をあげた。
ライブは、映像とAyasaの奏でるヴァイオリンとのコラボレーションで進行。「君と僕と蒼い月」インスト楽曲ながら曲からイメージする言葉が順に映し出され楽曲の世界観をより鮮明にしていく。さらに「LIFE CLOCK」では、時計の振り子が動く音とともにAyasaの幼少期から現在への写真が映し出されていくと自然とその世界に吸い込まれていく。
「いろいろな会場やイベント等で演奏してきましたが、この楽曲はワンマンライブまで出し惜しみした楽曲です」と語り満を持して「唐繰坂殺人事件」を披露。この日のワンマンライブは自身の誕生日である10月19日に発売した3枚目のミニアルバム「CHRONICLE ?」の収録曲を中心のセットリストが組まれたが、どの楽曲も見事な映像とのコラボレーションに会場全体を満足させた。
アンコールではカバー曲も披露しながら会場をさらに温める。そして、否が応でも会場が最大級に盛り上がる中で、「DECAYSなど様々な活動で日々忙しくさせて頂いておりますが、その全ての活動で吸収したことを出し尽くすのがワンマンライブだと思ってます」と前置きをした上で、来年1月27日にこの日と同じ会場、恵比寿CreAtoで「Ayasa Theater episode2」開催することがもアナウンスした。
さらに「今までCHRONICLEを4作出してきた集大成やソロになってからの集大成としてのアルバムを出します」と話して来年1月25日に「BEST I」をリリースすることを発表。ワンマンライブやベストアルバムの詳細は後日、公式HPで発表されるとのことなので、続報を楽しみに待とう。
Photo:堂園博之