世界的なピアニスト、内田光子が2008年から取り組んできたモーツァルトのピアノ協奏曲再録音シリーズ。その第5弾にして最終回となる最新録音が10月5日に日本先行発売された。第1弾の『ピアノ協奏曲第23番・第24番』では、2011年の第53回グラミー賞で「最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏」を受賞している。
名門クリーヴランド管弦楽団を自ら指揮し、録音してきたこのシリーズは、モーツァルト弾きとして内田光子の存在をあらためて世界に知らしめるきっかけとなった。今回収録されたのは第17番と第25番の2曲。第17番は美しさが際立つ名作、第25番はピアノ協奏曲の中でも華麗で雄大な作風が特徴だ。モーツァルトの音楽の本質を捉えた演奏として世界的な評価を受けている内田光子の、待望の最新録音だ。
10月末から行われる日本公演では、この2曲を演奏する予定の内田光子。1990年代にジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団と録音したモーツァルトのピアノ協奏曲集も、来日を記念してSHM-CD化され再発売される。
【大崎電気工業 創業100周年記念スペシャル内田光子with マーラー・チェンバー・オーケストラ】
10/28(金)・10/30(日) 札幌コンサートホール
10/31(月) 札幌コンサートホール(小ホール)
11/2(水) 大阪ザ・シンフォニーホール
11/6(日) 豊田市コンサートホール
11/4(金)・11/8(火) サントリーホール
11/5(土) サントリーホール(ブルーローズ)