RIP SLYMEのキャリア史上最長期間、最多公演32か所36公演を周る全国ツアー「Dance Floor Massive ?」が、10月06日(木)、神奈川県の横浜ベイホールにて初日の幕を開けた。
場内の熱気はスタートと同時に一気に上昇し、このLIVEツアーのコンセプトに沿って制作された新曲3曲「Check This Out」「The Man (feat. CHOZEN LEE from FIRE BALL)」「In The House」の他、アップテンポからメローナンバーまでを見事に織り交ぜた”マッシヴにダンス”できるセットリストにて約20曲以上を披露。会場に集まった満員のファン約1,100人を魅了した。
今回のツアーは、もはやRIP SLYMEにとって欠かせない「Dance Floor Massive」シリーズの第5回目であり、前回の「Dance Floor Massive ?」から約3年ぶりの開催。定期的に実施されるホールツアーとは一線を画し、会場をクラブのように見立てているのが最大の特徴。「Dance Floor Massive」特有の低音が効いた太い音を会場全体で体感してもらう為に、スピーカーシステムをダイナミックに増設。さらに照明が、一歩ホールに踏み込んだだけで感じる異空間への演出を担い、誰もが自然とライブに引き込まれてしまうほどだ。メンバーからのMCにもあったように、今回は「とにかくファンとの距離感、親近感を大事に考えたツアー」となっている。
DJ FUMIYAが後方のブースから繰り出す問答無用にアガるビートと、4MCが楽しそうに掛け合うラップ、そして軽快なトークと自由過ぎる動き、たまに繰り出されるチャーミングな振り付けで、会場にいる人すべてを心の底から楽しませ、聴き慣れた曲を今回のライブが初出となるカッティングエッジなサウンドにリミックスして聴かせる場面もあった。
そしてこのLIVEツアーのコンセプトに沿って制作された新曲3曲「Check This Out」「The Man (feat. CHOZEN LEE from FIRE BALL)」「In The House」が収録されたLIVE会場限定盤CD『Dance Floor Massive ?』もツアー初日と同時発売となり、開場前はもちろんの事、終演後の物販ブースでも来場者が次々と購入し、手にしている姿を見ると、本ツアーには必須のアイテムということは間違いなさそうだ。