2013年、惜しまれつつも突如解散したロック・バンド、マイ・ケミカル・ロマンス。2006に年リリースされた「ザ・ブラック・パレード」は、全米初登場1位を獲得し、世界的な大ヒットを記録。日本においても日本武道館での来日公演や音楽番組「ミュージック・ステーション」への出演など大きな話題となり、約30万枚以上の売り上げを誇る名盤として知られている。
「ザ・ブラック・パレード」リリースから10周年を記念した特別盤が、9月23日に世界同時発売されることが決定した。7月20日にバンドの公式サイト、SNSでリリースを示唆するティーザーをあげた際は、ファンやミュージシャンらの間で復活するのではないかと噂が飛び交い一大騒動に。すぐさまバンド側から再結成はしないとコメントを出す事態にまで発展した。
この特別盤は、激レア音源を含む2CD構成となっており、DISK1はオリジナルの「ザ・ブラック・パレード」、DISK2には大ヒット楽曲「ウェルカム・トゥ・ザ・ブラック・パレード」の前身楽曲である「ザ・ファイヴ・オブ・アス・アー・ダイイング」を筆頭に、「パーティー・アット・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」「マイ・ウェイ・ホーム・イズ・スルー・ユー」「ノット・ザット・カインド・オブ・ガール」「エミリー」「オール・ジ・エンジェルズ」といった5曲の初収録化音源のほか、ラフ・ミックスやライブ・デモなど当時の貴重な音源が収録されている。