4月27日にリリースされる相対性理論の最新フルアルバム『天声ジングル』のジャケットアートワークが発表された。
今作も、これまでの相対性理論作品と同様、やくしまるえつこのドローイング&アートディレクションによるジャケットで、やくしまるによる絵と「NEW WORLD!」という手書き文字が象徴的に使われている。
CD、レコード、カセット、Blu-rayで発売される今作は、4メディアごとにジャケットデザインもアレンジ。アナログ盤のジャケットには、本物の黒テープが1枚ずつ手作業で貼られており、世界に二つとして同じもののない仕様になっている。
また、『天声ジングル』を聴いた黒沢清、坂本龍一、湯浅学らからの推薦コメントも公開された。
【黒沢清 コメント】
「その音楽は何ものにも染まっていないがゆえに、聞く者すべてをその歌声で染め上げる。いま世界で起きている憎悪と復讐の連鎖を止められるのは、この歌声だけかもしれない、と本気で思った」
【坂本龍一 コメント】
「相対性理論には変わらない悲哀がある。この文明に絶望しながら生きている人間の声だ。しかし、このアルバムではそれに加えて、宇宙的、天空的なものを感じる」
【湯浅学 コメント】
「まだ見たことも逢ったこともなかった兄弟姉妹がここにいる。いると思えばいつでもいる見えない人たちと生きものたちのうたがする空間を知りなさい、といわれてしまった。猫の目にはあきらかなタイムトンネルみたいな音楽です」
その他のコメントについては、オフィシャルサイトをチェックしよう。
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■相対性理論 オフィシャルサイト