細野晴臣が、5月7(土)、 8(日)に横浜中華街の同發新館にて、「細野晴臣 A Night in Chinatown」を開催することを発表した。また、「細野晴臣 港町ツアー」として、6月8日(水)に東京・LIQUIDROOM、6月10日(金)に大阪・ユニバース、6月12日(日)に鳥取 米子・HUT SBALCO design、6月14日(火)に岡山・YEBISU YA PRO、6月16(木)日に神戸・チキンジョージ、6月18日(土)に福岡 門司・ブリックホールでライブを行う。
同發新館で細野がライブを行うのは、“中華街ライブ”として伝説となっている1976年5月8日に行われた3rdアルバム『秦安洋行』のコンベンションライブ「ハリー細野&TIN PAN ALLEY IN CHINATOWN」以来、実に40年ぶりとなる。今回のライブは、細野晴臣(Vo,G)に加え、高田漣(G)、伊賀航(B)、伊藤大地(Drs)、コシミハル(Pf, etc)、斎藤圭土(Pf)がバンドに参加する。
「細野晴臣 港町ツアー」は、細野晴臣(Vo,G)、高田漣(G)、伊賀航(B)、伊藤大地(Drs)の編成で7公演が行われる。今回の一連のライブでは、現在制作中の新作アルバムから数曲が披露されるとのこと。4月23日(土)からのチケット一般発売に先駆けて、オフィシャルサイトでは先行受付が実施される。
細野のオリジナル楽曲としては4年振りとなる待望の新曲「MOHICAN」は、『南極料理人』『横道世之介』などで知られる沖田修一監督の最新作『モヒカン故郷に帰る』の主題歌となっている。今回の起用は、沖田監督が以前から大ファンであった細野にラブコールを送ったことから実現。監督とのディスカッションを経て、松田龍平演じる永吉のモヒカンにインスパイアされた主題歌「MOHICAN」が誕生した。沖田・松田は今回のコラボレーションにあたり、次のようなコメントを寄せている。
【沖田修一監督 コメント】
「思わず笑ってしまうほど、素晴らしい主題歌を頂きました。細野さんにこの詞を歌わせていいのか、と畏れ多くも嬉しい気持ちでいっぱいです」
【松田龍平 コメント】
「島に住んでいるような、浮遊感のある心地の良い曲だと思いました。映画の雰囲気にぴったりで僕も嬉しいです。ぜひこの曲と共に余韻を楽しんで下さい」
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■細野晴臣 オフィシャルサイト