来週3月15日(※日本時間:3月16日)にアメリカ・テキサス州で開催される世界最大級の音楽フェス<SXSW2016>への出演が決定した水曜日のカンパネラが、新曲「チュパカブラ」のミュージックビデオを公開した。
夜のドライブインで怪しく光るデコトラ、携帯ゲームや携帯電話でおもいおもいに過ごす若者たちなど、随所に90’sテイストが広がる今回のMVは、先日解禁された世界初のRed Bull THE SPRING EDITION サクラフレーバーの発売を記念した“RED BULL×水曜日のカンパネラ”のコラボレーション企画で制作されたもの。
楽曲タイトルのチュパカブラとは、主に南米で目撃される吸血UMA(未確認動物)のことだが、今回のMVでは、コムアイがピンク色の血液を吸われ“チュパカブラ化”してしまうシーンも見所のひとつとなっている。同MVは、先日公開された“RED BULL×水曜日のカンパネラ”コラボレーションサイト内にて観ることができる。
コムアイは、今回のMVについて次のようにコメントしている。
「編集チェックで繰り返し見ていたら、体がカッカして脂汗が出てきました。 血液の組成が変わってしまったような不気味な感覚。 女の子には特に見て欲しいMVです。今回は、一人二役を演じています。 自分の頭の中でストーリーが具体的に浮かんでいたMVは初めてでした。 私が考えていたところでは、被害者はサラリーマン役の男性だったので、コムアイが両方やるべきだ、というコンテをもらって、うーん、もうヒロインぽい役は飽きたな、、、と迷いましたが、仕上がってみると今までやったことのないキャラクターで、肝になるカットがいっぱいあって、監督に従って良かったです。 監督、プロデューサー、制作スタッフ始め、すべての関係者が、美しい光を捉えた瞬間を追いかけていて(それは絵コンテではどうにも表現できないものなので)、そんなあやふやなものを大人たちが妥協せず夢見続けているのを目の前にして、なんてありがたい現場なんだろうと何度もグッときました。私が初めて買ってもらったJ-phoneを実家から持ってきてくれた弟にも感謝します」
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■“RED BULL×水曜日のカンパネラ”コラボレーションサイト