リアーナの3年ぶり8作目となるスタジオ・アルバム『アンチ』からのシングル「ワーク」が、全米ビルボードHOT100にて2週連続No.1を獲得した。これは、リアーナにとって通算14曲目の1位となり、あのキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンの記録を抜く快挙。なお、歴代最高記録がビートルズ(20曲)、2位はマライア・キャリー(18曲)となる。
シングル「ワーク」は、昨年のグラミー賞に3部門にノミネートされたラッパー、ドレイクを迎えた楽曲で、90の国と地域のiTunes Music Storeで1位を記録。先月24日(イギリス現地時間)には、音楽授賞式「ブリット・アワード 2016」でドレイクと共に初披露し話題となった。
このほど解禁されたミュージック・ビデオでは、ドレイクと共演。2つのパートに分かれており、前半はカナダ・トロントにある「ザ・リアル・ジャーク・チキン」を舞台に監督Director Xのルーツでもある、トロントの原住民の文化を反映させた空間を再現。その中で、リアーナとドレイクはまるで恋人のように絡み合っている。後半は監督をしたTim Eremは、「映像のイメージはリアーナの出身でもあるバルバドスにあるような家で、この曲を聴きながら楽しんでいる光景を撮影したかった」とコメントしている。
なお日本では、アルバムプロモーション用に作成された渡辺直美出演のパロディービデオのYouTube再生回数がすでに32万回を突破。「似すぎ」「最高」「面白しすぎる」と反響を呼んでいる。