沖縄八重山を舞台に愛に生きる大切さを深々と描いた映画『カーラヌカン』(浜野安宏監督)の主演を、沖縄県出身のGACKTが務めることが明らかとなった。
GACKTは、仕事にも女性にも自信家で、類い稀な美しい身体と美貌を持つ40歳前後の男性を演じるとのことだ。
なお、GACKT主演の決定を受け、ヒロインのオーディションの応募締め切りが2月29日(月)まで延長となった。4月21日(木)〜24日(日)に沖縄県で開催される「島ぜんぶでおーきな祭-第8回沖縄国際映画祭-」にて、最終オーディションの実施を予定している。
GACKTは、今回の主演にあたり、次のようなコメントを寄せている。
「浜野監督の作品に対するこだわり、世界観に共感しました。一人の沖縄人として沖縄、八重山の大自然をこの映画を通して皆様にお見せします。そして、一人の表現者として最高の作品を皆様に送ります」
【『カーラヌカン』ストーリー】
世界を舞台に活躍する写真家の大山光(GACKT)は、沖縄八重山諸島地域の自然を背景に、美しい姿態の美少女、石垣真海の写真集を撮影していた。西表島の美しい滝の下での撮影中、突然、滝上から強い太陽光線が大山を突き刺し、目の前が真っ白になる。気がつくと、真海が忽然と消えてしまっていた・・・それから4年間、大山は理由がわからないまま、八重山の奥深くで消えた少女を探し続けてしまう。八重山諸島に通い、真海を探す道すがら、沖縄の圧倒的な自然や芸術に触れていく。同時に、今まで誰も描くことの出来なかった沖縄の美しい光景も写真に収めていく。一方、消えた真海も、沖縄の文化芸術を身につけようとしていた。そして、次第に真海の影を捕えていく。大山は想念の中で成長する女への強い愛に気付きはじめる。少女は、なぜ忽然と姿を消したのだろうか。もしかしたら、夢だったのか、それとも、川の神様「カーラヌカン」だったのか・・・
ⓒ『カーラヌカン』製作委員会