爆音ジャズやデスジャズと表されるジャズを超えたエッジなサウンドで、日本のみならず海外でも人気の高いインストバンド、SOIL&”PIMP”SESSIONS(以下ソイル)。彼らが、約1年半ぶりとなるオリジナルアルバム『BLACK TRACK』を2016年4月6日(水)にリリースすることが決定した。
ソイルは2004年リリースのアルバム『PIMPIN’』でメジャーデビュー後、椎名林檎、RHYMESTERなどと共演したフィーチャリングアルバム『CIRCLES』、2014年11月リリースのアルバム『Brothers & Sisters』などアルバムリリースを重ね、今作『BLACK TRACK』が自身10枚目のオリジナル・フルアルバムとなる。
アルバムのテーマは“MELLOW”。Death Jazzと呼称されるラウドなジャズの片鱗はみせつつも、70年代のレアグルーブ、ジャズファンクから90年代のアシッドジャズを経て続く2010年代のメロウグルーブを標榜したアルバムとなる。収録される楽曲はインスト曲を中心としているが、ボーカルやラップをフューチャーした楽曲も収録。今巷で注目のバンド、ペトロールズの長岡亮介の参加も決定している。その他のフィーチャリングアーティストは後日発表となる。さらに、先に配信リリースされているフジテレビ ボクシング中継テーマソング「SEKAI」も特別収録される。
アルバムはDVD+CDの初回盤とCDのみの通常盤となり、初回盤のDVDはレコーディングの全貌とメンバーのリアルな制作風景を納めたドキュメンタリー・フィルムを予定している。監督を務めるのはチリ人の映画監督のフェリペ・ロドリゲス・マルティネスと映像作家の古木洋平からなる映像チーム<エルマーノ兄弟>。バンド史上初公開となるレコーディング・ドキュメントに期待が高まるところだ。
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■SOIL&“PIMP”SESSIONS オフィシャルサイト