『新テニスの王子様』の原作者“ハッピーメディアクリエイター時々漫画家”許斐 剛先生が1 月 16 日(土)に初となるワンマンLIVE「許斐 剛☆サプライズ LIVE〜一人テニプリフェスタ〜」(2公演)を豊洲PITにて開催した。
今回、一人テニプリフェスタということでありながらも、ゲストキャラクターに跡部景吾& moreと記載され、一体どのような登場をするのか、期待に胸膨らむ中、ライブが開演。やや緊張した面持ちの中、許斐先生が登場。そのまま「一人テニプリフェスタ〜ハッピーメディアクリエイター許斐 剛〜」「テニプリを支えてくれてありがとう」を歌い終えるとその瞬間が訪れた。
「実はこのライブには沢山のテニプリキャラクターたちが遊びに来てくれてます。折角なので今日は彼等とコラボしたいなぁと思います。まずトップバッターは金ちゃん」その紹介と共にステージ後方のスクリーンには、あたかも存在するかのごとくテニプリのキャラクターである遠山金太郎が立っていた。
今回のライブは最新鋭の技術を駆使し、ステージのスクリーン上に3DCGとしてテニプリのキャラクターが登場し、そのまま許斐先生と共演するという大きなサプライズの元、遠山金太郎に続き、不二周助、幸村精市、白石蔵ノ介、丸井ブン太、手塚国光、跡部景吾などテニプリではおなじみのキャラクターたちがスクリーン上に登場し、許斐先生のライブに華を添えた。
ライブ終盤ではミュージカル『テニスの王子様』で6〜7代目の越前リョーマを演じた、小越勇輝がゲストとして登場し、「フェスティバルは突然に」を許斐先生と共演。さらに終盤ではアニメ『テニスの王子様』シリーズ、越前リョーマ役の声優、皆川純子が登場。“普段はライブで呼び込む立場なのに、今回は逆に呼び込まれて新鮮”と言いつつ、「青学(せいがく)テニス部に捧げるヤッホー」を許斐先生と共に歌唱した。
本編終了後、大きなアンコールと共に再度ステージに登場した許斐先生は“アンコールありがとうございます。漫画家はなかなかアンコール掛からないからね”と言いつつ、最も尊敬する音楽家と紹介しゲストのササキオサム(ex SCRIPT)を呼びこみ、2004年に劇場公開された映画の主題歌「青春グローリー」を熱唱した。
また約3年振りとなる『テニプリフェスタ 2016』日本武道館にて秋開催というサプライズ発表を行い、ファンの大歓声を浴びながらライブは閉幕した。
多彩なゲストやアニメのキャラクターが3DCGで登場といっただけでも大きな話題にも関わらず、ハッピーメディアクリエイター時々漫画家としてこれだけの規模でライブを開催し、しかも完売させ、ライブグッズ用に缶バッジ200キャラクターを描き下ろし、ライブTシャツも15種類描き下ろすなど通常のライブでは考えられない、漫画家としての前代未聞の側面を見せつけた。これからもハッピーメディアクリエイター時々漫画家としての許斐 剛先生の活動から目が離せない。
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