中村一義が3月2日に発売するニューアルバムの詳細が明らかとなった。
約4年ぶりとなる待望のニューアルバムのタイトルは、『海賊盤』。この数年、中村とライブ活動を共にしてきたバンドメンバー“大海賊”とレコーディングを行い完成したという。「バンド“大海賊”と共に創ったレコード(録音)盤」というコンセプトのもと、新たなバンドとの歩みを彷彿とさせるアルバムとなっている。
既にライブで演奏され、人気となっているリード曲「スカイライン」をはじめ、バンドとともに鳴らされる音や楽曲は、閉塞感に風穴をあけるような開放音に溢れ、常に新しい境地に立ちつづける中村の音楽表現が本領発揮されている“大傑作”だ。
初回限定で付属するDVDは、ライブやレコーディングの模様など本作品が完成するまでのドキュメントが収録される。
さらに、今作品のアートワークを手がけるのは、デビューアルバム『金字塔』をはじめ、初期中村作品の印象的な名作ビジュアルを数多く作り出してきたアートディレクター・中島英樹と写真家・佐内正史。両氏が再タッグを組むのは実に10年ぶり!「原点回帰」と「新たな船出」をキーワードに制作された今作のアートワークは、中村自身のアイディアで、ビクターのロゴとしても親しまれているニッパーという名の犬(置物)と、中村の愛犬、魂(ゴン)とのコラボレーションが実現。盟友たちとの再会、そしてビクターという新天地で新たなスタートを切る、中村一義の今までとこれからを繋ぐ愛とユーモアにあふれたビジュアルとなっている。
なお、アルバムと同日発売となるライブDVD『金字塔完成記念日〜エドガワQ2015〜』は、昨年、中村の地元・そして創作の原点でもある江戸川区にて公演を行い、中村自身が、ステージ上のMCにて「金字塔は、今日、完成しました」と話し、大反響となったデビューアルバム『金字塔』の再現ライブを収録する。
最新の“大傑作”アルバムと、20年の時を経て完成した名盤『金字塔』のライブDVDとで、デビューから今日までの中村が奏でる音楽の普遍性を感じられる2作品となっている。
最新情報は、中村一義コンセプトサイトKIKA:GAKUに掲載されるとのことなので、今後の続報にも期待しよう。
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■中村一義 コンセプトサイトKIKA:GAKU