今年7月に残響レコードよりリリースしたミニアルバム『new place』が話題の雨のパレード。
リリースタイミングではiTunes Storeで大々的にピックアップされ、さらにはタイトル楽曲の「new place」がスペースシャワーTVのレコメンド「it!」に選出、インディーズながら大きな注目を浴び、発売タイミングでは品切れの店舗が続出、現在もロングセールスを続けている。
2016年2月から3月にかけて行われるスペースシャワーTV主催のライブイベントツアー「スペースシャワー列伝15周年記念公演 JAPAN TOUR 2016」にも大抜擢されるなど、業界内外からの注目度が増すばかりの彼らが昨日、12月20日に代官山LOOPで自主企画イベント[呼応する表象]を開催した。一般発売と同時にチケットは即完売したことからも彼らが今、いかに注目されているかが垣間見ることができる。
ゲストアーティストとしてSugar’s Campaign、PELICAN FANCLUBが出演し、熱いパフォーマンスを繰り広げ、フロアの熱気が最高潮に達する中、20時過ぎにトリを飾る雨のパレードのメンバーが登場。
大きな歓声が起きる中、アルバム『new place』にも収録されている「encore」でライブがスタート。全身黒い衣装に身を包んだメンバーを中心に照明と映像でステージ上を幻想的な空間に染め上げ、ノーMCのスタイルで圧巻のパフォーマンスを展開。「new place」や「ペトリコール」など代表曲を次々に披露、Vo.福永浩平の唯一無二の存在感とバンドとしての圧倒的な世界観に観客を引き込み、最後に新曲「Tokyo」を披露し、ライブが幕を閉じた。
大きな歓声とアンコールが起きる中、ライブ本編終了後、メンバーがステージを去ると同時に、エンドテロップがスクリーンに流れ出すという演出が。そしてそこで大きな発表が行われる。
「News」と書かれたテロップに続き、2016年春にビクター スピードスターからメジャーデビューが決定、そして本編ラストで披露された「Tokyo」を雨のパレードとして初のシングル、そしてインディーズのラスト作品としてタワーレコード限定でリリースすること、さらにはキャリア初となる、東京、名古屋、大阪でのワンマンツアーが決定したことが発表された。
次々と発表される重大ニュースに会場内からは大きな歓声と拍手が沸き起こり、それに促されるかのように、メンバー4人がステージ上に登場、イベントにご来場くださったファンのみなさんに改めてのお礼と、これから彼らが向かう、まさに“new place”にむけての熱い思いを述べ、イベントは大盛況で終了した。