今年ついにロックの殿堂入りを果たしたグリーン・デイ。2000年代を代表する彼らの超メガヒット・アルバム『アメリカン・イディオット』のレコーディング時の舞台裏を赤裸々に収めたドキュメンタリーDVD『ハート・ライク・ア・ハンド・グレネード』が、奇しくも1996年の初来日から20周年となる2016年1月20日にリリースされることが明らかとなった。
2004年に発表された7thアルバム『アメリカン・イディオット』は、全世界で1500万枚以上の売り上げを記録。収録曲「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」は、第48回グラミー賞にてパンク史上初となる「最優秀レコード賞」に輝いた。また、2010年にはブロードウェイ・ミュージカルとしても大きな成功を収めている。
今作『ハート・ライク・ア・ハンド・グレネード』は、2009年に限定公開されて以来「失われた映像」と思われていた超貴重映像を、ディレクターのジョー・ローカー(2006年「リブ・フリーキー!ダイ・フリーキー!」等)の手によってドキュメンタリー化。今年10月に開催された第38回ミルバレー国際映画祭でのワールド・プレミア以降、本国USでは135ヶ所の劇場にて上映されたが、多くの要望に応えて映像作品としてリリースが決定した。
グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは今作について、「10年以上前の映像だなんて信じられない。このアルバムがどんなことになるのか、これが冒険の始まりに過ぎないなんて思ってなかった。ファンにはこの映像を楽しんでから、もう一度僕たちを見て、全てを理解してほしいな。」とコメントしている。