今年6月にリリースした初のカバーアルバム「こううたう」がロングセールス中の柴咲コウが2年ぶりとなる全国ツアー “Live Tour 2015「こううたう」”を11日(金)に東京・かつしかシンフォニーヒルズからスタートしました。息をのむような静寂と緊張。ステージからの気圧されるようなエネルギーにやられたのか、客席は誰もが微動だにできない。そんな張りつめた緊張感がどんどん客席の集中力を研ぎ澄ましていくように進行していく。それをすべて牽引しているのは、ステージセンターの柴咲コウ。彼女のオーラなのか、強力なエネルギーにグイグイ引き寄せられ瞬きすら忘れるようにステージに釘付けになっていく。
そして、アンビエントなSE(サウンドエフェクト)、真空状態のような浮遊感のあるブリッジの先には、違う世界観がはじまった。白いワンピースドレスを身にまとった柴咲コウは、70年代フュージョンを髣髴させるイントロに乗せてステージ袖から登場すると、そこから一転開かれた世界へ誘う。
カバーアルバム「こううたう」をタイトルにしたツアー。ここからは、そのアルバム「こううたう」から中山美穂さんの大ヒット曲「ただ泣きたくて」を優しく、伸びやかなボーカルで聴かせる。ここで、彼女が今日初めての笑みを浮かべた。オープニングの緊張から解き放たれ、少しほぐされていくようなシーンへステージは進む。
「皆さま、本日はライブツアー“こううたう”へお越しいただきいただきありがとうございます。」と挨拶。
そして、「桜坂」は、ピアノと掛け合うように曲が始まり、やさしく包み込むように歌い上げた。ライブ中盤は、また違うシーンへ突入。化学反応で炎が燃え立つ様を想像させる映像と2人のダンサー。そこへ、衣装チェンジした柴咲コウが参加し、ここから一気にダンサブルなステージがスタート。客席も総立ちで両手を突き上げ、タオルを回しヒートアップ。「無形スピリット」など4曲をノンストップリミックスのようにバンドと盛り上げた。MCでは、「みんなー 元気ですかー!先日発売したカバーアルバム「こううたう」をひっさげたツアー初日です。いかがでしたー?」と笑顔で問いかけると客席は思い思いの大声援で応えた。今回のツアーはいくつかのシーンごとにそれぞれのテーマやカラーで展開し、ラストシーンでの大団円へ。時に演じるようであり、身体全体を使い歌い魅せる圧巻のパフォーマンスを見せた柴咲コウ。最高のツアー初日を飾り、来月の東京国際フォーラムホールAでのファイナルまで駆け抜ける。
≪コンサートツアー≫
Ko Shibasaki Live Tour 2015「こううたう」
9月11日(金) 東京・かつしかシンフォニーヒルズ 19:00開演 (問) ホットスタッフ・プロモーション
9月13日(日) 福岡・福岡市民会館 18:00開演 (問) キョードー西日本
9月19日(土) 山梨・東京エレクトロン韮崎文化ホール 18:00開演 (問) ホットスタッフ・プロモーション
9月22日(火祝) 愛知・日本特殊陶業市民会館(名古屋市民会館) 18:00開演 (問) サンデーフォークプロモーション
9月23日(水祝) 大阪・オリックス劇場 18:00開演 (問) サウンドクリエーター
9月26日(土) 宮城・仙台市民会館 大ホール 18:00開演 (問) ノースロードミュージック
10月2日(金) 北海道・わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)19:00開演 (問) WESS
10月10日(土) 広島・上野学園ホール 18:00開演 (問) キャンディープロモーション広島
10月12日(月祝) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール 18:00開演 (問) サウンドクリエーター
10月17日(土) 東京・東京国際フォーラム ホールA 18:00開演 (問) ホットスタッフ・プロモーション
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。http://www.koshibasaki.com/
<バンドメンバー>
Bass 山口寛雄(ヤマグチ ヒロオ)
Drums 玉田豊夢(タマダ トム)
Keyboard 渡辺シュンスケ(ワタナベ シュンスケ)
Guitar 會田茂一(アイダ シゲカズ)
Guitar 弓木英梨乃(ユミキ エリノ)
柴咲コウ 2015年6月17日発売 カバーアルバム「こううたう」
【初回限定盤】CD(デジパック仕様)+ポエトリー&ビジュアルブック「こうつづる」(44P)
¥3,500(+TAX) VIZL-782
【通常盤】CD ¥3,000(+TAX) VICL-64295
<収録曲>
1.若者のすべて(フジファブリック)
2.ただ泣きたくなるの(中山美穂)
3.素直(槇原敬之)
4.桜坂(福山雅治)
5.めちゃくちゃに泣いてしまいたい(工藤静香)
6.朝日の誓い(熊木杏里)
7.だけど僕は(ゲスの極み乙女。)
8.アイ(秦基博)
9.Raining(Cocco)
10.私生活(東京事変)
11.笑顔を探して(辛島美登里)
12.虹と太陽の丘(ぴよぴよ)
13.きみはぼくのともだち(太田裕美)
14.糸(中島みゆき)
15.未来へ(Kiroro)
【配信情報】
★iTunes、レコチョク他主要サイトにて配信中
・iTunes Store https://itunes.apple.com/jp/album/-/id1000561776?app=itunes&ign-mpt=uo%3D4
・レコチョク http://recochoku.jp/album/A1002260210/
★ハイレゾ配信中
・HD-MUSIC http://hd-music.info/album.cgi/3635
・mora http://mora.jp/package/43000005/VICL-64295_F/
<プロフィール>
柴咲コウ 1981年8月5日生 東京都出身
2002年シングル「Trust my feelings」でデビュー。翌年、RUI名義のシングル「月のしずく」が大ヒット。
福山雅治氏やグループ魂、そして自身が敬愛するイギリス出身のエレクトロニック ミュージック・ユニットJuno Reactorとの共作も話題に。また多くの作品では作詞も手掛け、自らの言葉で世界観を表現している。Live Tourも精力的に行っており、2011年には武道館公演を含む全国ツアー、2013年は東京国際フォーラム ホールA他全国11か所での公演を実施。2014年8月27日に最新シングル「蒼い星」をリリース。
<関連リンク>
■柴咲コウ オフィシャルサイト
■レーベルサイト