昨年、彗星のごとくシーンに現れた新世代ポップ・アイコン、ホールジーのファースト・アルバム、『バッドランズ』が全米アルバム・チャート2位を獲得した。レコード契約から約1年。一度聴くと忘れられない個性的な声と印象的なルックスをした20歳の彼女はどのようにしてスターの階段を駆け上がったのか?
バイレイシャル(父親が黒人、母親が白人)、バイセクシャルとアメリカの多様性を代表するようなアーティストであり、セーラームーン、デスノート等を愛する親日派アーティストとしても知られるホールジーの1年の軌跡を振り返る。
2014年半ば、ホールジーは「ブリッジから始まる2分34秒しかないからだめだ」という周囲の反対を押し切ってデビュー・シングル、「ゴースト」を音源共有サイト、SoundCloudで公開。オンライン上で拡大しつつあった彼女の支持層のツボにはまり、瞬く間にダウンロードされる。その後、衛星ラジオのヘヴィ・ローテーションとなると「ゴースト」はiTunesのオルタナティヴ・チャートの上位にランクイン。業界を良く知る人たちが反対した曲が皮肉にもレーベルによる争奪戦の生むこととなった。6月末、即日契約をという熱意ある申し出のAstralwerks Records(アストラルワークス・レコーズ)と契約。
2014年10月、メジャー・レーベル所属のアーティストとなったホールジーは、ヒット・シングル「ゴースト」を含む5曲入りのデビューEP 「Room 93」をリリース。2015年1月、EPをサポートするツアー(3月中旬〜4月上旬、14公演)を発表するとソールド・アウトが続出。YouTube、Tumblr、Instagram等のオンライン上のSNSを通じてファンになった同世代の女の子たちが会場へ押し寄せたのだ。
2015年3月、ホールジーは運命を変えることとなるイベントへ参加。毎年テキサス州オースティンで開催される音楽見本市でパフォーマンスを披露すると著名なアーティストたちを抑えて「オンライン上で最も話題にされたアーティスト」となったのだ。イベント後、ホールジーは全米ネットワークのトーク・ショウでパフォーマンスを披露、テレビ・デビューを果たす。ホールジーは、「知る人ぞ知るアーティスト」から「誰もが注目すべきアーティスト」へと上り詰めた。全米の注目を集めた絶好のタイミングで8月にファースト・アルバム、『Badlands』をリリースすることを発表。
6月から8月上旬まで人気ロック・バンド、イマジン・ドラゴンズと北米ツアー、フェスティヴァル出演等でファンベースは拡大。アルバム収録曲 「ニュー・アメリカーナ」」をBeat 1の看板DJ=ゼーン・ロウが2回連続でOAし、新しいポップ・アイコンの誕生と大絶賛のお墨付きを得る。9月に行われる2回のロンドン公演も瞬く間にソールド・アウト。アメリカ、そして世界がホールジーを受け入れる態勢が整ったのである。8月28日(金)、約45,000の予約が入っていたファースト・アルバム、『バッドランズ』が遂にリリースされた。
気になる日本デビューは2015年12月、又は年明けを予定。親日派の新生代ポップ・アイコンの来日実現も期待したい。
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