7月にミニ・アルバム『トランス状態』をビクターの新レーベルCONNECTONEからリリースしたsympathyが、8月21日、バンドにとって今年初めてのライヴとなる「トランス状態 ON THE STAGE 〜 フライデーナイトはどうなっちゃうのー?! 〜」を大阪BIGCATで開催した。
メンバー全員が高知市の小津高校を昨年春に卒業したsympathy。柴田ゆう(Vo./Gt.)が東京、今井なつき(Ba.)が京都、田口かやな(Gt.)と門舛ともか(Dr.)が地元高知と、別々の学校に進学しているため、現在「絶賛遠距離中」だ。昨年末に四国で2本のライヴを行って以来、今回が実に8ヶ月ぶりのステージとなった。
まだ高知以外ではほとんどライヴ経験が無いため、多くのファンにとって生のsympathyを観る初めての機会となった。『トランス状態』のオープニング・ナンバー「女子高生やめたい」で幕を開けたステージは、いきなりイントロで演奏を中断。会場全体がはらはらしながら見守る中、その後はどんどんヴォルテージを上げながら疾走感溢れる全7曲をたたみかけ、関西はもちろん地元高知や名古屋などから駆けつけた多くのファンを魅了した。
ライヴ終了後に行われた音楽ライター三宅正一氏とメンバーとのトークコーナーでは、高校の部活卒業ライヴの秘蔵映像が映し出され、感極まって涙する柴田を筆頭に、制服姿の4人の初々しい様子が会場を盛り上げた。また、数日前まで次作用のレコーディングをしていたことを披露、「期待して下さい」と、猛スピードで成長を続けるメンバーの自信の程をうかがわせた。
リリース情報
とっておきの切なさ出来ました。
超絶無名バンドsympathyによるメランコリック・アルバム!!
sympathy / 2nd Mini Album 『トランス状態』
2015.7.15 Release
NCS-10097 / 1,800(税抜)
【収録曲】
1.女子高生やめたい
2.さよなら王子様 (アルバム・リード曲)
3.紅茶
4.有楽町線
5.泣いちゃった
6.あの娘のプラネタリウム
プロフィール
4人でできている高知県産、超絶無名バンドsympathy。
高校の部活の小さな部室から生まれ、初ライブのコンテストでたまたま優勝、地元のライブハウスでライブをしながらオリジナル曲を作り始め、かくかくしかじかを経て1st Mini Album「カーテンコールの街」を発表。
絶賛遠距離中にもかかわらず、いつの間にやらレーベル・事務所と契約…!
私たち一体どうなっちゃうのー!?
今後の活躍に注目! よそ見しないでね。
「sympathyは“揺れるロック”を推進します。」
<関連リンク>
■sympathy オフィシャルサイト