詩吟、和楽器といった伝統芸能とロックバンドを融合させた新感覚ロックバンド、和楽器バンドの初となる全国ツアー“1st JAPAN TOUR”が7月25日の一般券買開始と同時に即日ソールドアウトした。
同バンドは結成以来、開催して来た全てのワンマンライヴを即日完売させてきており、特に台湾ATT SHOW BOXXでの2日間公演は3分で完売させ東京以上のチケット争奪戦をみせた。また今月4日、米国ロスアンゼルスCLUB NOKIAにて行なわれた初のアメリカ公演でも2000枚のチケットが完売するなど海外でもその人気は急上昇中だ。
そして今回の全国ツアー完売と同時に来年2016年1月6日、初の日本武道館公演「和楽器バンド大新年会2016」の開催がアナウンスされた。
毎年恒例の「和楽器バンド大新年会」と銘打たれた彼らの新年ライヴは第一回をデビュー前の2014年1月31日にキャパ300人の渋谷「club asia」にて開催。その日が初のワンマンライヴとなった。そして第二回目の今年は1月7日に開催され、会場を渋谷公会堂へと拡大、ファンの間では新年の恒例行事として認識されるようになった。ボーカルで詩吟師範の鈴華ゆう子の「伝統芸能をよりポップに世界へ広げたい」という思いに共感した他のメンバー7人と共にバンドが結成されたのが2013年3月。結成から3年弱、初ライヴから2年経たずして武道館公演を実現させる快挙となった。
今回の決定にボーカルの鈴華は「メンバー8人の夢がまた一つ叶いました。初の武道館公演は内容的にも誰もが満足出来る特別な一夜にします!来年の年明けはファンの皆さんと派手に新年を祝いたい」と意気込みを語った。
和楽器バンドの最新アルバム「八奏絵巻」は2015年9月2日にリリースされ、武道館公演では大ヒットを飾った1stアルバム「ボカロ三昧」と共に2枚のアルバムが集約された伝説の一夜となることは間違いない。