今年結成20周年を迎えた”LIVE CHAMP”=SCOOBIE DOが、本日自身初となるフジロックフェスティバル’15.のステージに立った。本番前のサウンドチェックで熱いファンクアレンジの「RIDE ON TIME」(山下達郎)が奏でられると同時に沢山のオーディエンスが駆け寄り場内は熱気の渦と化した。1曲目の「Get Up」からラスト「夕焼けのメロディー」まで、テンション全開でめくるめく代表曲10曲を演奏。押し寄せるオーディエンスと一体となって会場のRED MARQUEEを白熱の「ダンスホールNAEBA」と化し、10月4日(日)に日比谷野外大音楽堂で開催される20周年記念ライブ「ダンスホールYAON」に向ける20年分の力を垣間見せるステージとなった。
SCOOBIE DOはFUNKとROCKの最高沸点を描く熱狂のステージを展開する勇姿をして、ファンから”LIVE CHAMP”と呼ばれるようになって久しいが、実は彼らのスタジオ作品が時にライブと全く異なる音楽的探究心で追求された魅力溢れるサウンドで構築されることはあまり広く知られていない。 9年振り2度目の野音ワンマン公演を目前とした9月23日に、そんな彼らのライブともオリジナルアルバムとも異なる輝きを放つ”エクストラなSCOOBIE DO”の魅力を閉じ込めたスペシャルアルバム『Extra Funk-a-lismo! ?Covers & Rarities-』のリリースと詳細が決定、発表された。20周年を記念して遂に、コアファンも知らないという秘密のレコーディング達が解放される瞬間がやって来る。SCOOBIE DOのもうひとつの魅力を紐解いて、間もなくチケットも完売する野音公演を存分に堪能したい。
このアルバムは初CD化音源8曲を含む20年分のレアトラック集で、1940年代から2000年代までの洋邦の名曲のカバー15曲と完全未発表を含むベリーレア音源4トラックからなる全19曲収録。詳細は下記。
【アルバム概要】
-New Album-
Extra Funk-a-lismo! -Covers & Rarities-
2015.09.23(Wed)Release
VICL-64412 2,500+tax
RockもSkaもSoulもJazzも。歌謡曲もCity PopもRock SteadyもNew Waveも。
野心的実験=Funk-a-lismo!で塗り替えられた1940’s〜2000’sのスタンダードたち。
including 19 Songs
SONG 【Originally Artist】 Recording Year
01. INTRODUCTION (studio ver.) 【SCOOBIE DO】* 2004
02. A CHANT FOR BU (straight ver.) 【Art Blakey & The Jazz Messengers】* 2005
03. 疲れない人 〜 TIGHTEN UP 【フィッシュマンズ – Archie Bell & The Drells】* 2004
04. 恋をしましょう 【フラワーカンパニーズ】 2014
05. FUNKY 4 TIMES 【SCOOBIE DO】 2003
06. スニーカーぶる〜す【近藤真彦】 2005
07. チェリー 【スピッツ】* 2006
08. MIRACLE WAVE 【SCOOBIE DO】* 2006
09. WELCOME TO MY DOGHOUSE 【THE YELLOW MONKEY】 2009
10. 美しく燃える森 【東京スカパラダイスオーケストラ】* 2015
11. RIDE ON TIME 【山下達郎】 2002
12. DAY TRIPPER 【The Beatles】* 1999
13. BATDANCE 【Prince】 2006
14. HEATSEEKER 【AC/DC】 2007
15: THE TRAMP PT.1(FROM FUNKY BROADWAY) 【The Showmen Inc.】 2000
16. ENJOY YOURSELF 【Guy Lombardo & His Royal Canadians】 2006
17. 労働CALLING 【怒髪天】 2012
18. バイ・バイ・アダム 【和田アキ子】 2003
19. 贈ることだ! 【SCOOBIE DO】* 2002
*初CD化音源
【from staff】
LIVE CHAMP=SCOOBIE DOの醍醐味は無論ライヴで体感するのが良い。野音で片手にビールとくれば至高の極みだ。
しかし彼らの想像力溢れる音楽的挑戦意欲は”他人のメロディ”を奏でる機会を得た時に驚くほど高まり、スタジオを実験室と化してライブ再現をおよそ無視した複雑怪奇なポップスを無邪気に創造する。だいたい年に1度そんな実験が行われてきたような気がする。そんなそれぞれはテープやハードディスクの中で静かに眠りについたり、様々な場所に散らばってしまって聴くに難い状態となってしまっていた。だが案ずる事は無い。とても骨の折れる行いだったけれど彼らの20年に及ぶ実験室での出来事はこうして補完することが出来たのだから。プレイボタンを押したりライブラリにあっという間に取り込んで、その実験の軌跡を流れるように体験出来てしまう貴方はきっと幸せだし、愛着を持って大切にしてくれたらこちらも幸せだ。彼らの作品で最も聴き易いアルバムになってしまった事はメンバーにはくれぐれも内緒ですぞ。
20周年を大いに祝い、次の20年を泣きながら踊り、笑いながら歌いましょう★
Funk-a-lismo!
【SCOOBIE DO FUJI ROCK FESTIVAL ’15 (RED MARQUEE 7/24) SET LIST】
00. RIDE ON TIME (Sound Check).
01. Get Up
02. PLUS ONE MORE
03. Disco Ride
04. What’s Goin’ On
05. 真夜中のダンスホール
06. イキガイ
07. 新しい夜明け
08. トラウマティック・ガール
09. Back On
10. 夕焼けのメロディー
【結成20周年記念ライブ「ダンスホール野音」公演詳細】
10月4日(日)結成20周年記念ライブ「ダンスホール野音」開催決定!
9年振りとなる日比谷野外大音楽堂での、再びのワンマンライヴ!10月FUNKY「4」の日に開催!
公演:「ダンスホール野音」
公演日:2015年10月4日(日)
会場:日比谷野外大音楽堂
開場/開演:15:15 OPEN / 16:00 START
Ticket Information:SOGO TOKYO
http://sogotokyo.com/
【SCOOBIE DO profile】
1995年にマツキタイジロウ(G)とコヤマシュウ(Vo)を中心に結成。
当初は60年代R&Bのカヴァーなどを演奏するバンドとしてスタート。1996年に現ドラマーのオカモト“MOBY”タクヤ(Dr)が加入し、自主制作カセットなどを制作・販売する。1999年に初のシングル「夕焼けのメロディー」(KOGA Records)をリリース。2001年にナガイケジョー(B)が加入し現在の編成となる。1stアルバム『Doin’ Our Scoobie』を経て2002年に『GET UP』(SPEEDSTAR)をリリース。圧倒的な存在感を放つロックバンドとして熱い支持を得る。以降FUNKとROCKの最高沸点を追求するマニフェスト「Funk-a-lismo!」を掲げ、2006年に自主レーベル「CHAMP RECORDS」を立ち上げ、ライブのブッキングからCD制作、プロモーションまですべてをDIYで行っていく。1年に1枚のタームでフルアルバムを発表し、2014年9月にはCHAMP RECORDS通算7枚目となるオリジナルアルバム『結晶』をリリース。結成20周年を迎えた2015年は4月にベストアルバム『4×20 〜 20 YEARS ALL TIME BEST』、9月23日にはスペシャルアルバム『Extra-Funk-a-lismo!』(ビクター)をリリースし、来る10月4日(日)、2006年以来9年振り2度目の日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ”ダンスホール野音”を開催する。
<関連リンク>
■SCOOBIE DO artist site