(左から)カイカイ(ベース)、レイボウ(ギター)、ティンティン(ボーカル)、ガーガー(ガーガー)、グーグー(DJ)、アシャン(ドラム)
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台湾で大人気のバンド「MAGIC POWER」が7月18日台湾、高雄アリーナでライブを行い、その後のマスコミ向けの記者会見で、よしもとと組んで日本進出します、という発表を行った。この日も10,000人キャパの会場はアジア圏内から熱狂的なファンが押し寄せており、チケットは即完。この勢いをそのまま日本に持ち込もうという考えだ。
日本のイメージは、礼儀が正しく、仕事に対してとても真面目という印象。過去ににアルバム制作には日本のスタッフと関わりながら制作したものもあり、実感しているとのこと。メンバーのアシャン(Dr.)は「自分が音楽を始めたきっかけはLUNA SEAさんのライブを見てからなので、日本は自分の音楽の原点です」と話した。
また、日本で会ってみたい人は「木村拓哉さん、TOKIOさん、V6さん」という彼らだが、日本で好きな女性は「鈴木保奈美さんが大好きです」と即答。日本進出は、よしもととタッグを組んで行うということだが、好きなお笑い芸人は田村淳。「もしチャンスがあればバラエティなども全力でやっていきたいです」と話した。
この日は3時間40分にもわたるライブパフォーマンスだったが、メンバーたちは「目の前に観客がいる限り何時間でも歌いますよ」とライブ直後に終始笑顔で話した。「とにかく今は目の前のサマーソニックを良いライブにできるように頑張ります」という彼らだが「日本ではまだこれからなので、小さなライブハウスから徐々にファンを増やしていって、日本武道館みたいなところでいつか演奏できるように頑張ります」と力強く話した。日本進出に向けて日本語を必死に勉強しているという彼ら。日本のロック好きなファンの心を掴む日も遠くないであろう。