1961年、大映の新人スターとして映画『夕やけ小やけの赤とんぼ』で主演デビュー、数々の映画やドラマに出演し、さらには歌手としても活躍した渚まゆみ。プライベートでは、「夜霧よ今夜も有難う(石原裕次郎)」「バラが咲いた(マイク真木)」「空に太陽がある限り(にしきのあきら)」「恋の山手線(歌:小林旭)」「人生いろいろ(歌:島倉千代子)」など今も歌い継がれる昭和のヒット曲や多くのCMソングを世に送り出した希代のソングライター、浜口庫之助氏と当時では珍しかった27歳差で結婚、周囲を驚かせた。
そんな渚が過去に歌った浜口氏の楽曲、ハマクラ・メロディーを集めたアルバム『GOLDEN☆BEST limited 渚まゆみ 浜口庫之助を歌う』が15日、発売となる。当時タクシーのラジオから流れて来た「愛のさざなみ(島倉千代子)」メロディーに心を打たれた渚は、「いつかこの作曲家に曲を書いてもらいたい」と強く願い、その願いは、1972年に日本航空のCMソングを歌うことで実現、なんと翌年には、その浜口と結婚したというエピソードを持つ。
今回のCDは、1974年のアルバム「わたし半人前」にアルバム未収録のシングルの6曲と未発売音源1曲、さらにオリカラ2曲を追加収録、渚名義としては初のCD発売となる。この発売を聞かされた渚は関係者に対し、「初めてのCDを天国の浜口がきっと喜んでくれていると思う」と語ったと言う。
なおこのCDは、ソニーミュージックのネットショップ Sony Music Shopでの限定発売。収録曲の詳細や購入はこちらのソニーミュージックのサイト(http://www.110107.com/topics#20150413)からどうぞ。
渚まゆみ『GOLDEN☆BEST limited 渚まゆみ 浜口庫之助を歌う』
商品詳細および購入
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