ジャスティンとダンのホーキンス兄弟によって結成された、イギリスはサフォークの4人組ロック・バンド、ザ・ダークネス。事実上の解散状態を経て、2012年に7年ぶりとなるアルバム『ホット・ケイクス』を発表した彼らが、来る6月に3年ぶりの新作『ラスト・オブ・アワ・カインド』をリリースすることを発表しました!
アイルランドで制作され、ギタリストのダン・ホーキンスによってプロデュースされた今作は、オリジナル・ドラマーのエド・グラハムに代わり、エミリー・ドーラン・デイヴィースが新たなメンバーとして加わってから初のリリース作品となります。1999年よりボノ、ブライアン・フェリー、トリッキーらとステージに立ってきたエミリーにとって、正式メンバーとしてバンドに加入することは究極のチャレンジ。しかし、ロング・キャリアを持つ彼女だけあって、早速公開された新曲「Barbarian」でもその実力は明らか。
「Barbarian」についてヴォーカリストのジャスティン・ホーキンスは次のように語っています。「この曲には2つのドラマティックな要素があって、それは“無責任”と宣言されたギター・ソロ、それから女達の膝を砕き、男達がチビってしまうようなリフだ」。
さらにジャスティンは同楽曲の歌詞についても触れています。「エドマンド殉教王の首切りを招くこととなった、海賊によるイースト・アングリア(イギリス東部の半島で、古代のイースト・アングリア王国があった地域)の侵略について歌っている。まあ、クラシックな“ダークネス”ってことだよ」。
その歌詞に付随して少々グロテスクな内容に仕上がっている「Barbarian」のミュージック・ビデオ、是非自分の目と耳で確かめてみてください!
「Barbarian」のミュージック・ビデオはこちら
http://youtu.be/GR35pRz7JQ8
■アルバムリリース情報
アーティスト名: The Darkness(ザ・ダークネス)
タイトル:Last Of Our Kind(ラスト・オブ・アワ・カインド)
レーベル: Canary Dwarf Records / Hostess
海外発売日: 2015/6/1
※日本盤詳細は後日発表
1. Barbarian
2. Open Fire
3. Last of Our Kind
4. Roaring Waters
5. Wheels of the Machine
6. Mighty Wins
7. Mudslide
8. Sarah O’Sarah
9. Hammer & Tongs
10. Conquerors
■ショート・バイオ
2000年、イギリスのサフォークにて結成された4人組ロック・バンド。現在のライナップはジャスティン・ホーキンス(Vo、G)、ダン・ホーキンス(G)、フランキー・ポーレイン(B)、そしてエミリー・ドーラン・デイヴィース(Dr)。2003年のデビュー・アルバム『パーミッション・トゥ・ランド』が全英1位を獲得し、翌2004年の英国最高峰音楽賞ブリット・アワードにおいて最優秀アルバムを含む全3部門を受賞。2005年に2作目『ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック』を発表。その後、メンバーの脱退など様々な問題を抱え、事実上の解散状態となるも、2011年3月にオリジナル・メン
バーでの再結成ライヴを行なうことを発表。UKのダウンロード・フェスティバル、そして日本のラウドパーク11に出演。圧倒的なステージを披露し話題となった。2012年8月、7年振りとなったサード・アルバム『ホット・ケイクス』を発表。それから3年、新ドラマーの加入を経て2015年6月に4作目となる『ラスト・オブ・アワ・カインド』が発売されることとなった。