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ROOT FIVEと5人の個性がバトル??。「応援」をテーマに制作。メンバーの持ち味をROOT FIVEに反映させた2ndアルバム『ROOTERS』が誕生!!

音楽

2014年は大規模な全国ツアーを2回実施、夏のツアーでは東京国際フォーラムAでファイナル公演を行なうなど、破竹の勢いで駆け上がってきているROOTFIVE。全員が「歌ってみた」で話題を集めた動画出身のヴォーカリストたち。今や彼ら、若い子たちを中心に「自分らしい自由な生き方」を実践している憧れの存在にもなっている。1stアルバム『ROOT FIVE』の発売から約2年。ROOT FIVEは、2月25日(水)に2ndアルバム『ROOTERS』を発売する。中には、アニメ「FAILY TALE」のエンディングテーマ『キミノミライ』、「海賊」をモチーフに作りあげた『Love Treasure』。koma’nの手による妄想ラブソング『純愛デリュージョン』など、シングルナンバーも収録。今回は、「応援」をテーマにアルバムを作成。リード曲となった応援歌『ハルカカナタ』や『約束の明日へ』のような卒業ソングに加え、メンバー個々がプロデュースした楽曲も5歌登場。他にも、1stアルバムに収録していた人気曲『M』のアンサーソングであり、サディスティックでエロティックな感情を記した『S』など、ROOT FIVEの新機軸を打ち出した楽曲を数多く詰め込んでいる。

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本作の大きな特徴として掲げられるのが、「メンバープロデュース楽曲」という形を通し、各メンバーの個性がプロデュース曲に反映されているところ。大人の色気を軸に据えた、艶かしくも情熱的な蛇足プロデュースの『MARIA-マリア-の残響-』。ミステリー色の強い不思議な話をダークなワルツ調の楽曲と歌詞を通し描いた、みーちゃんプロデュースの『流転の歌』。けったろプロデュースは、ROOT FIVEと同時に活動しているTOTAL OBJECTIONの楽曲を投影。激しくもダンサブルな『Imaginations』。明るく前向きで力強い、しかもライブで一緒に掛け合い出来る情熱ナンバーで、ぽこたのソロ作品とも強くリンクしたぽこたプロデュースの『ワンチャンス!!』。「メンバーをアイドルに仕立てあげたら」という妄想のもと作りあげた、コミカル要素満載なkoma’nプロデュースの『Love Ninja』。この楽曲は、ROOT FIVEが制作してきた「Loveシリーズ三部作」のパロディにもなっている。

これまでの5人は、「ROOT FIVEの色へ自分たちの個性を溶け込ませる形」で自分たちの持ち味を表現。その形を成せたからこそ、今回「自分たちの個性をROOT FIVEに寄り添わせよう」と”楽曲プロデュース”をすることができた。「ROOT FIVEとソロアーティストとの融合」「個々の持っている色を、ROOT FIVEの5人に反映したときの化学反応」。それを巧みに実戦したのが、2ndアルバム『ROOTERS』の特徴にもなっている。

ROOT FIVEとしての新機軸は、収録曲の随所に投影。1stアルバム『ROOT FIVE』に収録した『M』のアンサーソングとして制作され、koma’nが作詞/曲を手がけた『S』は、哀愁味を帯びたスパニッシュナンバーとして完成。先にも軽く触れたように、『S』にはサディスティックな恋愛模様を描写。歌詞には際どい表現が多数記されているように、この2曲は通して聴いてもつながりの感じられる楽曲。

ROOT FIVEと言えば、発売する作品にかならずボカロ曲をカバー収録している。最近とくに強くなっているのが、往年の人気ボカロ曲を歌い伝えてゆくこと。「歌ってみた」シーン自体まだまだ浅い歴史ながらも、目まぐるしい速さで環境が変化しているように、2-3年前の楽曲でさえ掘り下げないと知らない状況も生まれている。だからこそ、ニコ動「歌ってみた」黎明期から活動している彼らが、名曲たちを継承しようという試みを行っているわけだ。今作『ROOTERS』には、ジミーサムPの手がけた哀切な想いが胸に響くバラードナンバー『from Y to Y』を選び出している。

2ndアルバム『ROOTERS』の嬉しい目玉となるのが、卒業ソングの『約束の明日へ』と、本作のテーマ「応援」を前面に押し出したアルバムのリード曲となる『ハルカカナタ』。学舎を舞台に、それぞれに描いた夢へ向かいながら「次は夢を叶えた未来で会おう」と約束を交わしてゆく、哀愁味あふれた『約束の明日』。『ハルカカナタ』は、メンバーが「応援」をテーマに自分の歌うパートを作詞した楽曲。サビ歌以外、他のパートの確認をすることなく、自分の伝えたい「応援」の想いを自由に並べた言葉ながら、一人の作詞家が書いたよう辻褄合った綺麗な歌詞になっているのが大きな特徴。それだけ5人とも、同じ意識を向けていたということだ。

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2ndアルバム『ROOTERS』には、他にもアニメ「FAILY TALE」のエンディングテーマ『キミノミライ』、「海賊」をモチーフに作りあげた『Love Treasure』、koma’nの手による妄想ラブソング『純愛デリュージョン』と、3枚のシングルに加え、ROOT FIVEに新しい刺激を注ぎ込んだ爽やかなダンスチューン『Change Your World』も収録している。「5人の個性を飲み込んだROOT FIVEとしての姿」「5人それぞれの個性をROOT FIVEに融合させた姿」、そして、彼らなりに示した「応援」の想いを、この2ndアルバム『ROOTERS』から感じ取っていただけたら幸いだ。

最後に、メンバー5人のアルバムへ込めた想い。そして、各プロデュース楽曲に求めた気持ちを語ったコメントをいただけたので、それを記しておこう。

2ndアルバム『ROOTERS』についての想い

「これまで以上に自分たちの要望を強く押し出しながらディレクション面へ深く関わったことや、各メンバーが楽曲プロデュースを行ったことで、自分たちで発信している色がとても強くなりました。楽曲面でも、バラエティに富んだアルバムになったと思います」(けったろ)「今回はソロ楽曲ではなく、ROOT FIVEのメンバーみんなで歌う曲をメンバー一人一人が楽曲プロデュースしたことが大きな特徴の一つ。まさにニコ動らしさをメジャーシーンの中で上手く形に出来たアルバムだなと思いました」(koma’n)「今回のアルバムはだいぶバラエティに富んでいるのと、何より、みんなで学生服を着たことがレアーなことなんで、よろしくお願いします」(蛇足)「卒業をきっかけでも、そうじゃないとしても、何かしら新しいことを始めようとしている人たちにとっての応援歌、心に残り続ける1枚になってもらえたら嬉しいなと思います」(みーちゃん)
「人生の節目で聞いた曲、ふとした経験から好きになった歌など、人生の中の何かしらのタイミングで好きになった楽曲ってずっと残っていくと思うんです。そのタイミングに重なるアルバムになれたらという想いがあります。それと、これまでは「ROOT FIVEとして何が出来るのか??」を考えてきたわけですが、ここまで進んできた中「この5人でやるROOT FIVEとしてのスタイルとは何なのか??」ということはだいぶ確立されてきたと思います。だからこそ今回、ソロ曲を歌わなくとも、この中に入ってるROOT FIVEとしての曲を歌うことで、一人一人の個性も見えれば、一人一人が主役になっていくことも出来るんだと。つまり、各々がソロで表現していることをROOT FIVEに反映させることで、ROOT FIVEと各自の活動のバランスを上手く融合させゆくことも、この『ROOTERS』を通して表現出来ました。まさに、いろんな見せ方の広がったアルバムになったと思います。

他にも、3rd LIVE DVDとして『ROOT FIVE JAPAN TOUR 2014 すーぱー SUMMER DAYS’STORY 祭りside』も発売しています。ここには、2014年8月17日に国際フォーラム ホールAで行われたライブの模様に加え、全国ツアーの様子やファンミーティングの様など、その当時の歩みを収録中です。けっこう寄りが多いので、ファンの方々には嬉しい映像になっているかと思います」(ぽこた)

プロデュース楽曲へ込めた気持ちや狙い。

『ワンチャンス!!』(ぽこたプロデュース楽曲)「『ワンチャンス!!』は、メンバーとお客さんらが掛け合いしてゆく姿を通し、一緒にライブで盛り上がっていく様を思い浮かべながら書いた楽曲です。曲調も、自分がソロとして表現している世界観にがっちり寄せています。まさに”ぽこたの王道スタイル”とも言うべき、ストレートにロックした「前向きな想い」を届けた楽曲になりました」(ぽこた)

『Inaginationas』(けったろプロデュース楽曲)
「僕に関しては、「自分がROOT FIVEとは別に組んでいるTOTAL OBJECTIONというバンドの楽曲をROOT FIVEに歌わせてみたらどうなるか??」をやってみました。ROOT FIVEとして捉えた場合、聞き慣れないビート感や複雑なリズム展開にもなっていれば、英詞も多いから、最初は「みんなが歌ったらどんな化学反応が起きるだろう??」と挑戦的な意識だったんですけど、思ってた以上にROOT FIVEの中へ上手く溶け込んで、ROOT FIVEの中にまた新しい可能性の芽を一個植えられた意識でいます。歌詞は「やれば出来る」と歌っているように、「応援」というテーマに寄り添う形も取りました」(けったろ)

『流転の歌』(みーちゃんプロデュース楽曲)
「最初に僕がイメージしていたのは「ダークなワルツナンバー」。でも上がってきた楽曲を聞いたとき、何処か摩訶不思議な話の世界へ迷い込んでくイメージを持った作品に仕上がっていたので、「これを今のROOT FIVEに取り入れたら異質な感じが出て良いかも」と思い、この楽曲を持ってきました。アルバムを通した流れの中でも、良いスパイスになっているなと思います」(みーちゃん)

『MARIA-マリア-の残響』(蛇足プロデュース楽曲)
「僕が求めたのが「昔のビジュアル系」のような楽曲。上がってきたデモ音源が(影を背負いながらも)とても情熱的で、しかも♪MARIA♪という言葉が印象深く歌詞に書かれてたんですよ。その言葉とメロディーのはまりがめっちゃ気に入ったことから、「曲調はそのままに、MARIAの部分を軸に据えた歌詞にして欲しい」と依頼し出来上がったのが、この『MARIA-マリア-の残響』。かなりキーが高めでライブ泣かせではあるけど、そこはメンバーの技量を信じつつ(笑)。ぜひステージでは、MARIAの部分を、それぞれ初恋の女の子の名前に変えて歌っていただきたいなと思ってます」(蛇足)

『Love Ninja』(koma’nプロデュース楽曲)
「ボカロPのhalyosyさんがROOT FIVEに提供してくれている『Loveシリーズ』三部作。そのパロディ曲を作りたい思い、キャッチーな言葉遊びから、みんなとライブで掛け合いできるパートなど、おふざけをふんだんに盛り込んだ楽曲として作りました。「僕がROOT FIVEのメンバーをアイドルに仕立て上げ、歌わせたらこんな曲になる」というのを実戦しています」(koma’n)

テキスト:長澤智典

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