70年代後半から80年代にかけて、ここ日本はもとより世界中で大ヒットを記録したドイツ出身の女性3人組アラベスク。78年に発売された記念すべきデビュー・シングル「ハロー・ミスター・モンキー」はオリコン総合チャートで8位(洋楽では1位)、当時80万枚以上のモンスター・ヒットを記録した。特に80年代前半に原宿の代々木公園横に設置された歩行者天国(ホコ天)を占拠し、社会現象にまで発展した“竹の子族”が超定番ソングとしてこの曲の大ヒットを支えたことでも知られる。
80年代前半に青春時代を迎えた、そんな元“竹の子族”の人たちも狂喜乱舞するであろうアイテムが2015年2月4日に発売されることになった。しかも日本独占発売である。現在でも、日本だけでなく特にヨーロッパでも熱心なファンが多く存在し、完全生産限定商品の為、世界中のファンの間で争奪戦となること間違いなしの一品。
気になるその商品の全貌が公開された。
CD×10枚、DVD×1枚に豪華カラー・ブックレットが収納された『コンプリート・ボックス』。CDには78年〜84年の間に発売されたオリジナル・アルバム9枚と企画アルバム1枚が収められている。当時の日本盤LPを再現した紙ジャケット仕様に、当時のキャッチ・コピーも楽しい帯を再現した、こだわりの作り。アルバム10枚中4枚は本邦初CD化、ボーナス・トラックも計4曲追加収録された。
DVDには83年にVHDで発売された『アラベスク・グレイテスト・ヒッツ』に、今回の目玉とも言える超貴重なボーナス映像が2曲世界初発売される。これは今回の企画の為にドイツのTV局にて発掘されたもので、81〜82年にドイツのTV番組『Aktuelle Schaubude』に出演した時の映像で、現在でもyoutube等にも一切アップされていない、正真正銘の貴重映像である。
◆商品サイト
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A001118/VIZP-131.html
【商品情報】
アラベスク 『コンプリート・ボックス』 2015年2月4日発売
VIZP-131 ¥20,000+税
CD 10枚/DVD1枚/カラー・ブックレット
CDは紙ジャケット仕様、帯付
CD:全10枚/日本盤LPと帯を再現した紙ジャケット仕様
Disc 1 アラベスク・ファースト (1978年/1st)
Disc 2 ペパーミント・ジャック (1979年/2nd)
Disc 3 ハイ・ライフ (1980年/3rd)
Disc 4 さわやかメイク・ラヴ (1980年/4th/ボーナス・トラック1曲)
Disc 5 ビリーズ・バーベキュー (1981年/5th/ボーナス・トラック1曲)
Disc 6 キャバレーロに夢中 (1982年/6th/本邦初CD化)
Disc 7 愛のリプライ (1982年/7th/本邦初CD化)
Disc 8 恋のルーザー (1983年/8th/本邦初CD化)
Disc 9 恋はナイト・アンド・デイ(1984年/9th/ボーナス・トラック2曲)
Disc 10 ラジオ・アラベスク (1983年/企画アルバム/本邦初CD化)
DVD:1枚
アラベスク・グレイテスト・ヒッツ (1983年/全17曲)
+ ボーナス映像2曲 (「哀愁のマリゴット」「愛しのストーリー・テラー」
1981〜2年ドイツのTV番組『Akutuelle Schaubude』出演映像/世界初発売)映像計63分
豪華カラー・ブックレット:当時の貴重な写真が満載/解説:吉岡 正晴
<アラベスク>
西ドイツ出身、1977年デビュー。78年「ハロー・ミスター・モンキー」が日本発売され、大ヒットを記録。当時の竹の子族の支持などもあり、80年代前半の日本の洋楽シーンを代表するアーティストとなる。1979年から加入しメイン・ボーカルに起用された当時17歳だったサンドラ・アン・ラウアーは、美貌かつ小顔で手足が長いモデル体型の美女で、この頃の日本のアイドルにはいないタイプで人気を牽引した。
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