ライトアップされた世界遺産と、会場を埋め尽くす4,000人の持つキャンドルで、神秘的な世界を演出!!
11月29日(土)、沖縄県にある世界遺産「中城城跡」に、目を疑うような美しい光景が出現した。ライトアップされた城壁の前には無数のキャンドルが置かれ、さらに、会場を埋め尽くす4,000人の観客が手に持つキャンドルにも火が灯っている。そこに登場したのは白い衣装に身を包んだMISIA。”第25回世界遺産劇場 ?沖縄 中城城跡- 「Misia Candle Night at OKINAWA」” が、開催されたのだ。
チケットが即日ソールドアウトしただけあり、ライブ前から会場全体が既にライヴへの期待感で満ち溢れている。観客へは、入場時に一人一人に手持ちの色とりどりのキャンドルが配られた。
直前まで降っていた雨も、まるでMISIAの登場に合わせたかのように止み、日が落ちるタイミングでライヴがスタートした。
無数のキャンドルで彩られた特設ステージの後ろには、おごそかにライトアップされた世界遺産である中城城跡の城壁がそびえ立つ。世界遺産ならではの神聖な存在感は示しつつも、まるで、このキャンドルナイト公演のために作られたセットのごとく、特設ステージ・会場と見事に融合している。
そして、そこに響き渡るMISIAの力強くも温かい歌声で、会場は一気に神秘的な世界へと変貌した。
セットリストは、昨年から今年にかけてシングルとしてリリースされた話題の楽曲『幸せをフォーエバー』『僕はペガサス 君はポラリス』などを含む、アルバム「NEW MORNING」の楽曲を中心にしつつ、「BELIEVE」「Everything」「眠れぬ夜は君のせい」などの往年のMISIAの代表曲、「飛び方を忘れた小さな鳥」や「果てなく続くストーリー」などのファン人気の高いバラードをまじえて構成されており、《一人一人が大切なものに想いを馳せる》事をコンセプトにしている「Misia Candle Night」ならではのモノとなっていた。そして、アンコールラストは「Misia Candle Night」のために、今年書き下ろした新曲「Candle Of Life」を披露。
観客一人一人の大切なものへの想いをのせ、吹き消す時に願いが叶うと言われているキャンドルの灯を、MISIAと共に会場全体で一斉に吹き消すパフォーマンスでライヴは幕を閉じた。
MISIAの卓越したヴォーカルパフォーマンスが観る者の五感を刺激し、世界遺産-中城城跡-が持つ年月を重ねた悠久の美しさが交わって、会場に訪れた4,000人の観客にとって、「人」「自然」そして「文化」の多様性の持つかけがえのない価値を再認識できる最高の空間と、スペシャルな時間となったことは間違いないだろう。キャンドルのように温かい灯が、会場にいる観客の心に灯った、MISIAならではのライヴとなった。
【公演概要】
第25回世界遺産劇場−沖縄 中城城跡−「Misia Candle Night at OKINAWA」
■ 2014年11月29日(土)
◎出演/ MISIA
◎会場/ 沖縄県 中城城跡(なかぐすくじょうあと) 野外特設ステージ
◎時間/ 17:00開場 18:00開演
◎主催/ 世界遺産劇場実行委員会、BSフジ、沖縄テレビ放送、エフエム沖縄
・共催/ 中城村、琉球新報社
・後援/ 沖縄県、北中城村
・特別協力/ 中城城跡共同管理協議会
・特別協賛/ JTB
・協賛/ 住友林業ホームテック株式会社
・企画制作/ SAP
【世界遺産劇場】
日本各地の世界遺産と世界遺産登録候補地を舞台に、音楽・演劇・舞踏などの様々なジャンルのステージを行うアートプロジェクト。
【Misia Candle Night】
2012年、一夜限りのライヴとして、愛と平和への祈りをこめた柔らかなキャンドルの灯のもと河口湖で開催された。ステージ一面に敷き詰められたキャンドルの幻想的な雰囲気とMISIAの優しい歌声が好評を博し、昨年は河口湖と神戸の2か所で開催。
さらに今年はMISIA初の札幌単独野外公演を皮切りに全国4か所5公演(過去最大)とその規模は年々拡がっている。
【中城城跡】
15世紀の琉球王国の武人、護佐丸のグスク(城)として知られている。自然の岩石と地形的条件を活かした曲線の美しい石垣に囲まれた城壁を有し、中城湾や太平洋、東シナ海や知念半島が見渡せるなど、風光明媚な眺望を誇っている。
【MISIAプロフィール】
長崎県出身。その小さな体から発する5オクターブの音域を誇る圧倒的な歌唱力を持ち、「Queen of Soul」と呼ばれる日本を代表する女性歌手。
MISIAの名前の由来にもなった、”ASIAの方々にも音楽を届けたい”との想いの通り、日本国内にとどまらず、その歌声はASIAを越え世界でも賞賛の声を浴びる。1998年のデビュー曲「つつみ込むように・・・」は日本の音楽シーンに強い影響を与え、ジャパニーズR&Bの先駆者と言われる。その後発表された1stアルバム「Mother Father Brother Sister」は新人ながら、300万枚の異例のセールスを記録。以降、「Everything」「逢いたくていま」等、R&Bというジャンルにとらわれず、バラードの女王の名も確立させた。その実力は日本国内のみならず、アジア強いては世界からも認められる。
デビュー15周年を経て、年々音楽に対する追求心はとどめを知らず、世界を舞台に様々な作品を発表。
さらに彼女は2004年に、女性ソロアーティストとして初の5大ドームツアーを成功させた。その4年後には日本をはじめ、台湾・上海・シンガポール・韓国・香港の5都市を含むアジアアリーナツアーを敢行。2009年から2010年にかけて行われたロングツアーを含め累計250万人以上の観客を動員し、日本の音楽シーンに衝撃を与えたといっても過言ではない。
2013年から2014年にかけて行った15周年記念ツアーでは、台湾・香港・アジアを含むMISIA史上初の全77公演を実施。ますます磨きのかかったパフォーマンスを披露し、多くの人々に感動を与えた。
デビュー16年目に向け、更なる精力的な活動が期待される。
【CSR活動】
「新しい出会いの数々は、自分の世界を広げてくれる(MISIA)」(*2002年の会報誌より)その言葉の通り、世界を舞台とした社会貢献活動にも積極的に取り組む。
世界の子ども達への教育支援を目的に非営利団体”Child AFRICA”を設立。その社会貢献活動が評価され、2009年に(財)ユースワーカー協会より同世代に夢と感動を与えた人に送られる『若者力大賞2009』を受賞。
2010年、国連より「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)名誉大使」に任命される。本条約の締約国会議(COP)の名誉大使が、国連事務総長より任命されたのは初めてのこと。
2012年には、内閣府よりクールジャパンメッセンジャーに任命され、米ワシントンで行われた「日米桜祭り100周年記念」のオープニングセレモニーでライヴを披露し、米国人からスタンディングオベーションをもらう。
さらに2013年にはアフリカでの支援活動などを評価され、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)名誉大使に任命された。「MAWARE MAWARE(feat. Doudou N’diaye Rose)」は同会議のテーマソングにもなった。
【リリース情報】
DVD&Bli-ray
「MISIA 星空のライヴVII -15th Celebration- Hoshizora Symphony Orchestra」
2013年2月より2014年4月まで約1年をかけて開催された15周年アニバーサリーツアーの集大成となる横浜アリーナ公演を収録!
初回生産限定盤にはオーチャードホールで行われた77公演目となる最終公演よりニューアルバム「NEW MORNING」より新曲を中心としたライヴ映像と星空のライヴドキュメンタリーを収録。
★DVD初回盤(2DISCS)BVBL 106〜7 ¥8,800(税抜)
★DVD通常盤(1DISC)BVBL 108 ¥4,800(税抜)
★Blu-ray初回盤(1DISC)BVXL 41 ¥9,000(税抜)
★ Blu-ray通常盤(1DISC)BVXL 42 ¥5,000(税抜)