世界各国の歌をナチュラルな歌声で届け続けているボサノヴァシンガーの小野リサが、GW公開映画「王妃の館」のエンディング曲を担当することが決定した。
ボサノヴァの第一人者として知られる小野リサですが、実はこの10年、自らの音楽活動を“音楽の旅”と銘打って、アメリカ、イタリア、フランス、メキシコ、キューバ、アフリカや中近東、アジア諸国、日本などの名曲を録音した作品をリリースしてきた。このエンディング曲を担当することは、“音楽の旅”のフランス盤『DANS MONILE/ダン・モニール』を耳にした映画サイドからのオファーを小野リサが快諾する形で実現した。選んだ楽曲は、エルヴィス プレスリーの「好きにならずにいられない」のモチーフで有名なフランス語の名曲「PLAISIR D’AMOUR(愛の喜び)」。
小野リサは、この曲を選んだ理由をこう語る・・・
「物語の登場人物たちの人生の中にある光と影、起死回生をもくろんで企てたダブルブッキングツアーの光と影、「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」は今も昔も輝いているはずなのに、そこにもある光と影など、様々な光と影をシリアスにもコミカルにも描き出している作品にとても引き込まれました。そして舞台はフランス・・・。「PLAISIR D’AMOUR(愛の喜び)」の歌詞には『愛の喜び それは一瞬の輝き 愛の苦しみ それは一生の痛み』とあり、全てを包み込んでくれる愛にも光と影があって、そのような曲で作品の締めくくりをできたなら、ご覧になったお客様が、いろいろな光と影を前向きに受け入れられるのではないかと思いました。」
日本を代表する俳優・水谷豊が演じる新しい右京、どの登場人物からも目が離せないストーリー、美しいパリの街並みや数々の名所、そして小野リサのエンディング曲と、観る者全ての感覚を総起動して楽しめる作品の公開が待ち遠しい。
【小野リサ プロフィール】
ブラジル・サンパウロ生まれ。10歳までの幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始める。 1989年デビュー。ナチュラルな歌声、リズミカルなギター、チャーミングな笑顔で瞬く間にボサノヴァを日本中に広める。ボサノヴァの神様アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠、ジョアン・ドナート等の著名なアーティストとの共演や、ニューヨークやブラジル、アジアなどで海外公演を行い、成功を収める。20万枚を超えるヒット作を含むCDは日本ゴールドディスク大賞(ジャズ部門)を4度受賞。2013年にはブラジル政府よりリオ・ブランコ国家勲章を授与される等、ボサノヴァの第一人者としてその地位を不動のものとしている。最新作は日本語の名曲をボサノヴァ調にカヴァーしたジャポンシリーズの第3弾『Japao 3(ジャポン トレス)』。http://onolisa.com/
【小野リサ リリース情報】
Japao 3(ジャポン トレス)
J-POPの名曲をボサノヴァ・テイストでカバーする”Japao”シリーズ第3弾。今回は、殆どの曲をAORの世界でその名を知られるシンガー・ソングライター、ピアニスト、ビル・カントスのアレンジにより、ロサンゼルスにてレコーディング。2曲をポルトガル語詞で歌っている。
発売日:2014年9月24日
品番:MUCD-1310
価格:3,000円+税
1.たそがれマイ・ラブ
(作詞:阿久 悠 作曲:筒美京平)
2.雨に寄りそって(悲しきマリー)
(作詞:M.Polnareff / J.L.Dabadie 訳詞:大橋一枝 作曲:M.Polnaref)
3.赤坂の夜は更けて
(作詞・作曲:鈴木道明)
4.ウナ・セラ・ディ東京
(作詞:岩谷時子 作曲:宮川 泰)
5.雨に濡れた慕情
(作詞:吉田 央 作曲:鈴木 淳)
6.青春の別離(わかれ)
(作詞・作曲:沖 正夫)*新曲
7.街の灯り
(作詞:阿久 悠 作曲:浜 圭介)
8.この空を飛べたら
(作詞・作曲:中島みゆき)
9.大きな月
(作詞・作曲:沖 正夫)*新曲
10.恋のフーガ
(作詞:なかにし礼 作曲:すぎやまこういち)*ポルトガル語バージョン
11.飾りじゃないのよ涙は
(作詞・作曲:井上陽水)
12.恋のバカンス
(作詞:岩谷時子 作曲:宮川 泰)*ポルトガル語バージョン
映画「王妃の館」エンディング曲
『PLAISIR D’AMOUR』(読み:プレジール ダムール)
作詞:Jean-Pierre Claris de Florian
作曲:Jean Paul Martini
編曲:Mario Adnet
唄:小野リサ (ドリーミュージック・)
※音源の販売(CDや配信)に関しては現在調整中
映画「王妃の館」
人気作家・浅田次郎の同名原作が、国民的人気番組『相棒』シリーズの水谷豊を主演に奇跡の映画化!全世界のツーリストたちの憧れのホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ”=王妃の館。泊まることが奇跡と呼ばれる最高級ホテルに集まったのは、天才小説家・北白川右京(水谷豊)をはじめとする、それぞれに事情を抱えた2組11人のツアー客。しかしこのツアーには秘密があった・・・。倒産寸前の旅行会社が企画したダブルブッキングツアーだったのだ!美しいパリを舞台に個性派揃いのツアー客たちが巻き起こす、ユーモアに富んだ上質なシチュエーションコメディが2015年GW誕生します。
浅田次郎×水谷豊×小野リサ。それぞれのジャンルでトップを走り続ける3人の奇跡のコラボが実現。人生の愉しみ方を知り尽くした3人が、大人のための最高に贅沢なエンターテイメントを届けます。
水谷豊コメント
映画「王妃の館」のテーマソングを小野リサさんが歌ってくれる。しかもフランス語で。
「王妃の館」チームにとって何と贅沢で素晴らしい事が起きたのでしょう。
個人的にも興奮覚めやらず幸せ気分に浸っています。 水谷 豊
また、『王妃の館』ティザーポスターが初公開となりました。ポスタービジュアルには物語の舞台となるパリの最高級ホテル、シャトー・ドゥ・ラ・レーヌの前にたたずむ人影が。その他にも幾つかの謎が隠されています。
映画「王妃の館」
原作:浅田次郎「王妃の館 上・下」(集英社文庫) 主演:水谷 豊
監督:橋本 一 脚本:谷口純一郎 国井 桂
2015年GWロードショー
www.ouhi-movie.jp (C)浅田次郎/集英社 (C)2015「王妃の館」製作委員会