Black Thought (from The Roots)、Talib Kweli、 CL Smoothなど数々のヒップホップ・レジェント達とコラボレイションを繰り広げ、世界にその名を轟かす日本人トラック・メイカー/プロデューサーのCradle Orchestra (クレイドル・オーケストラ)と、現代のミニー・リパートンとも言うべき甘美なヴォーカルを持つオランダDOX Recordsを代表する歌姫Giovanca(ジョヴァンカ)のコラボレイション・アルバム「Wherever To」が11/19に発売されることが決定し、アルバムからのリード曲「Got Your Back」のミュージック・ビデオがこの度公開された。
Youtubeリンク: http://youtu.be/AFlogqvVuxo
ミュージック・ビデオは秋が訪れる9月のオランダにて撮影。モデルもこなすスタイル抜群のジョヴァンカが、気持ちの良い秋のアムステルダムの街を闊歩し、淡い色合いのトーンで全体をまとめた清々しいビデオとなっている。またiTunesでは11/5からプレオーダー開始。iTunes限定トラックとして「Heavenly So (Khrono Remix)」が収録される。
2008年デビューのGiovancaと2009年メジャー・デビューのCradle Orchestraの両アーティスト。ほぼ同時期にシーンに登場し、ジャンルは違えどその音楽スタイルに惹かれ合い、Cradle Orchestra名義で過去3曲のコラボレイション曲を発表してきた。その後自然な流れで、単発ではなく、もっと大きな枠組みでの作品を発表するというモチベーションが互いに膨らみプロジェクト作品の制作へと繋がっていった。アルバムでは、Cradle Orchestraが指揮を執るソウル、ジャズ、ヒップホップなどの多ジャンルの音楽的要素を持つトラックに、正にオンリーワンなジョヴァンカのヴォーカルがのる、両アーティストでしか成し得ないエヴァーグリーンな作品となっている。
また豪華アーティストもこのプロジェクトに参加。藤原ヒロシがプロデュースした楽曲「On Fire」は、80年代に活躍したニューウェイヴのアーティスト=ドゥルッティ・コラムの「Favorite Painting」を大胆にサンプリングしたトラックにジョヴァンカのアンニュイなヴォーカルがのる秀逸な曲。Shing02が参加した楽曲「Chasing Tadpoles feat. Shing02」は作品中唯一のラップ曲であり、アルバムの中での素晴らしいスパイスとなっている。
■アルバム詳細情報
Cradle Orchestra & Giovanca / Album 「Wherever To」 2014年11月19日発売
VICP-65274 / 2,500+税 / 歌詞・対訳付 / 全15曲収録 / 紙ジャケット仕様
iTunesプレオーダー: 2014年11月5日開始
●収録曲
01.Wherever To
02.Got Your Back (1stシングル)
03. Had To Be So
04. Joyride
05. My Night
06. On Fire (Produced by Hiroshi Fujiwara)
07. Gotta Be Sure
08. Heavenly So
09. Message from TYO
10. Chasing Tadpoles featuring Shing02
11. I Volunteer
12. Home Now
13. Got Your Back (Cradle Orchestra Remix)
14. How Does It Feel (Cradle Orchestra Remix)
15. Not Enough (Cradle Orchestra Remix)
全15曲収録
■バイオグラフィ
2008年1stアルバム『Subway Silence』デビューを飾ったオランダのシンガー“Givanca (ジョヴァンカ)”と、2009年『Velvet Ballads』でメジャー・デビューを果たしたトラック・メイカー/プロデューサーの瀬戸智樹=“Cradle Orchestra (クレイドル・オーケストラ)”。ほぼ同時期にシーンに登場した両者が互いに惹かれ合いリンクすることは必然でもあった。Cradle OrchestraプロデュースでGiovancaがヴォーカルを務めた楽曲は過去3曲発表されている。その楽曲制作を通し、単発ではなくもっと大きな枠組みとして作品を創るモチベーションが膨らみ自然と楽曲制作に入った両アーティスト。その後プロジェクトとしての話がスタートしてから約2年後にスタジオに入ることになる。スタジオ・ワークは日本にあるCradle OrchestraのスタジオにGiovancaを招きレコーディング。それはエクスペリメントの精神でトライ・アンド・エラ−を繰り返しながらブラッシュアップしてゆく、まさに音楽の合宿の様だったという。2014年秋、その長きに渡るプロジェクトの作品が遂に発表される。
<関連リンク>
■Cradle Orchestra & Giovanca オフィシャルサイト