1970〜80年代を中心にジャズ歌手として活躍、現在は宝飾デザイナーとして活動している笠井紀美子。彼女が1972年に発表したロックアルバム『アンブレラ』が、42年の時を経て初めてCDでリリースされることになった。高品質CDのBlu-spec CD2規格での発売。
このアルバムは、笠井紀美子が前年度のスイング・ジャーナル誌のポール・ウィナーに選ばれるなど、ジャズシンガーとして乗りに乗っている頃に初めてロックに挑戦したアルバムとして当時話題となった。プロデュースはかまやつひろし、レコーディングミュージシャンには つのだひろ、細野晴臣、鈴木茂、大野克夫、村井邦彦ら錚々たるメンバーが名を連ねる隠れた名盤だ。
10月16日よりソニーミュージックのWEBショップ「Sony Music Shop」での限定販売となる。
【商品詳細】
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=0813&cd=DYCL000000537
笠井紀美子『アンブレラ』
2014年10月16日発売
¥3,240(税込)
(オリジナル発売日:1972年3月5日)
1. ベッドの舟で愛の海へ
作詩:山上路夫 作曲:かまやつひろし
2. ジョージのブルース
作詩:大橋一枝 作曲:かまやつひろし
3. とじこめて
作詩:大橋一枝 作曲:かまやつひろし
4. 窓をよこぎる雲
作詩:山上路夫 作曲:大野雄二
5. 渇き
作詩:大橋一枝 作曲:かまやつひろし
6. エンド・オブ・ラヴ
作詩・作曲:かまやつひろし
7. すべては一部のすべて
作詩・作曲:成田 賢
8. 四つの季節
作詩:大橋一枝 作曲:村井邦彦
9. ちょうど一時間
作詩:安井かずみ 作曲:大野克夫
10.ユー・トーク・トゥ・マッチ
作詩:毛利史子 作曲:かまやつひろし 笠井紀美子
Producer:かまやつひろし
Drums:つのだひろ 原田裕臣
Electric Bass:宇野もんど〈細野晴臣〉
Guitar:ほしいも小僧(鈴木 茂)
Hammond Organ, Piano:大野克夫
Electric Piano:村井邦彦
笠井紀美子(かさいきみこ)
1945(昭和20)年12月15日 京都府京都市生れ。
同志社女子高校在学中からジャズ・ヴォーカリストを志し、1965年に上京してからは、横内章次クインテット、大沢保郎トリオ、世良 譲トリオ、大野雄二トリオ、日野皓正クインテット、ジョージ大塚トリオ、フリーダム・ユニティ、原 信夫とシャープス・アンド・フラッツで唄う。
1971年度スイング・ジャーナル誌のポール・ウィナー。