カメラマンクレジット:田中雅也
2012年、一夜限りのライヴ「Misia Candle Night」は、愛と平和への祈りをこめた柔らかなキャンドルの灯のもと河口湖で開催された。ステージ一面に敷き詰められたキャンドルの幻想的な雰囲気とMISIAの優しい歌声が好評を博し、昨年は河口湖と神戸の2か所で開催。さらに今年は8月23日にMISIA初の札幌単独野外公演を皮切りに全国4か所5公演(過去最大)とその規模は年々拡がっている。
会場となった河口湖ステラシアターの入口までの道なりには色とりどりのキャンドルが飾られ、夕暮れ時と相まって、神聖な世界への入口を演出。
観客へは入場時に、一人一人に手持ちのキャンドル(全7色)が配られ、ライブ前から会場全体が既にライヴへの期待感で満ち溢れている。そして日が落ちるタイミングでライヴがスタート。
無数のキャンドルで彩られたステージを、ぐるりと取りまく客席で揺らぐ観客のキャンドル、そして、そこに響き渡るMISIAの力強い歌声と、会場は幻想的な世界へと一変した。
セットリストは、昨年から今年にかけてシングルとしてリリースされた話題の楽曲『幸せをフォーエバー』『僕はペガサス 君はポラリス』などを含む、アルバム「NEW MORNING」の楽曲を中心にしつつ、カバー楽曲をまじえて構成されており、キャンドルナイトライヴならではのモノになっている。さらに、「Misia Candle Night」特設サイト上で事前に実施されていた、MISIAに歌って貰いたい楽曲リクエスト企画の結果もセットリストに反映されており、ファンにとっては自分が投票した楽曲が歌唱されるという嬉しいサプライズとなった。
吹き消す時に願いが叶うと言われているキャンドルの灯をMISIAと共に、観客一人一人の大切なものへの想いをのせ、会場全体で一斉にキャンドルを吹き消すパフォーマンスでライヴは幕を閉じた。MISIAの卓越したヴォーカルパフォーマンスがヒトの五感を刺激し、最高の空間で最幸の体感が出来る、スペシャルな一夜となった。
今年の「Misia Candle Night」は、残すところ9月13日(土)さぬき市野外音楽広場テアトロン(香川)の1公演のみで、チケットは絶賛発売中。
ここでしか得られない最幸の空間を是非体感してほしい。詳しくは、MISIAオフィシャルサイトにて。
【公演概要】
LAWSON presents MISIA Candle Night 2014
■8月23日(土)
会場:札幌芸術の森 野外ステージ
18:00開場/19:00開演
■8月30日(土)
会場:稲佐山公園野外劇場 野外ステージ
18:00開場/19:00開演
■9月6日(土)
会場:河口湖ステラシアター
18:00開場/19:00開演
■9月7日(日)
会場:河口湖ステラシアター
17:00開場/18:00開演
■9月13日(土)
会場:さぬき市野外音楽広場テアトロン(香川)
18:00開場/19:00開演
【出演アーティスト】
MISIA
BAND:重実、FUYU、SOKUSAI、山口
CHORUS:Hanah spring、Lyn , Sawada Kaori
STRINGS:弦一徹+7P
【MISIAプロフィール】
長崎県出身。その小さな体から発する5オクターブの音域を誇る圧倒的な歌唱力を持ち、「Queen of Soul」と呼ばれる日本を代表する女性歌手。MISIAの名前の由来にもなった、”ASIAの方々にも音楽を届けたい”との想いの通り、日本国内にとどまらず、その歌声はASIAを越え世界でも賞賛の声を浴びる。1998年のデビュー曲「つつみ込むように・・・」は日本の音楽シーンに強い影響を与え、ジャパニーズR&Bの先駆者と言われる。その後発表された1stアルバム「Mother Father Brother Sister」は新人ながら、300万枚の異例のセールスを記録。
以降、「Everything」「逢いたくていま」等、R&Bというジャンルにとらわれず、バラードの女王の名も確立させた。その実力は日本国内のみならず、アジア強いては世界からも認められる。デビュー15周年を経て、年々音楽に対する追求心はとどめを知らず、世界を舞台に様々な作品を発表。
さらに彼女は2004年に、女性ソロアーティストとして初の5大ドームツアーを成功させた。その4年後には日本をはじめ、台湾・上海・シンガポール・韓国・香港の5都市を含むアジアアリーナツアーを敢行。2009年から2010年にかけて行われたロングツアーを含め累計250万人以上の観客を動員し、日本の音楽シーンに衝撃を与えたといっても過言ではない。
2013年から2014年にかけて行った15周年記念ツアーでは、台湾・香港・アジアを含むMISIA史上初の全77公演を実施。ますます磨きのかかったパフォーマンスを披露し、多くの人々に感動を与えた。
デビュー16年目に向け、更なる精力的な活動が期待される。
【CSR活動】
「新しい出会いの数々は、自分の世界を広げてくれる(MISIA)」(*2002年の会報誌より)その言葉の通り、世界を舞台とした社会貢献活動にも積極的に取り組む。
世界の子ども達への教育支援を目的に非営利団体”Child AFRICA”を設立。その社会貢献活動が評価され、2009年に(財)ユースワーカー協会より同世代に夢と感動を与えた人に送られる『若者力大賞2009』を受賞。
2010年、国連より「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)名誉大使」に任命される。本条約の締約国会議(COP)の名誉大使が、国連事務総長より任命されたのは初めてのこと。
2012年には、内閣府よりクールジャパンメッセンジャーに任命され、米ワシントンで行われた「日米桜祭り100周年記念」のオープニングセレモニーでライヴを披露し、米国人からスタンディングオベーションをもらう。
さらに2013年にはアフリカでの支援活動などを評価され、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)名誉大使に任命された。「MAWARE MAWARE(feat. Doudou N’diaye Rose)」は同会議のテーマソングにもなった。
【リリース情報】
DVD&Bli-ray
「MISIA 星空のライヴVII -15th Celebration- Hoshizora Symphony Orchestra」
2013年2月より2014年4月まで約1年をかけて開催された15周年アニバーサリーツアーの集大成となる横浜アリーナ公演を収録! 初回生産限定盤にはオーチャードホールで行われた77公演目となる最終公演よりニューアルバム「NEW MORNING」より新曲を中心としたライヴ映像と星空のライヴドキュメンタリーを収録。
★DVD初回盤(2DISCS)BVBL 106〜7 ¥8,800(税抜)
★DVD通常盤(1DISC)BVBL 108 ¥4,800(税抜)
★Blu-ray初回盤(1DISC)BVXL 41 ¥9,000(税抜)
★ Blu-ray通常盤(1DISC)BVXL 42 ¥5,000(税抜)