6月11日にメジャー・デビュー・アルバム『Primal Ignition』をリリースした超実力派ファンク・ユニット、FIRE HORNSが、8月29日(金)六本木morph-tokyoにて、アルバムタイトルを冠した初の東名阪ワンマンツアーの最終公演を行った。
MC M-OTOのヒューマン・ビート・ボックスが鳴り響く中、1曲目の「IGNITION 2014」のイントロと同時にFIRE HORNSの3人がステージに登場し、遂にツアーファイナルがスタート。会場には、FIRE HORNSのトレードマークである赤を基調とした洋服を身につけたファンの姿も多く見られた。止まることなく2曲目はアルバムのリードトラック「SPEED」へ、そして3曲目の「Hard Work Now」、4曲目「No Life, No Music」へと疾走する楽曲から、“これぞファンク”という楽曲を立て続けに披露。
ここでjuny-a(sax)の「FIRE HORNSのツアーファイルにお越しいただきありがとうございます〜!」との挨拶に続き、Tocchi(Trombone)が「この夏の大きなニュースをお伝えします!」と、CSチャンネルのAXNで放送されていた「CSI:科学捜査班」にて、テーマ曲「Who are you?」(オリジナルはThe Who)をFIRE HORNSがアレンジしたものがオンエアされていたことを明かし、そのまま同曲お馴染みのフレーズへと入っていくと、会場は興奮と熱気に包まれた。
ゲストタイムでは、Billboard Live OSAKA、NAGOYA Blue Note公演にもゲスト参加したジャンク フジヤマが登場。オリジナル曲「束縛」、「あの空の向こうがわへ」、そしてFIRE HORNSのアルバム『Primal Ignition』にフィーチャリングで参加した「can’t you see」の3曲を、FIRE HORNSの3管をバックに熱唱した。
ステージ中盤では、「AIR」、そして王道ファンクカバーの「Keep that same old feeling」、「Pass the peas〜Pick up the Pieces」を披露し、再びゲストコーナーへ移ると、“FIRE HORNS”というユニット名の名付け親でもあり、彼らのデビューアルバムにもフィーチャリング参加しているスガ シカオが登場。東京公演のみの完全なシークレットゲストということもあり、フロアは驚きと歓喜とが入り混じり、なんとも表現しようのない盛り上がりを見せた。生みの親とも言うべきスガとの共演とあって、メンバー全員が緊張した様子を見せながらも、スガのオリジナル曲「情熱と人生の間」に続き、「FIRE BALL feat. Suga Shikao」を熱唱。CD以外で「FIRE BALL」のスガの歌声が披露されるのは初めてとあって、ファンにとっては嬉しいサプライズとなった。
終盤では、もはやお馴染み、juny-a(sax)のソロ曲とも言える「Time and Love」を披露。アルバム『Primal Ignition』の中でも唯一のバラード曲だ。Atsuki(tp)のフリューゲルホルンがフロアを包み込み、そしてjuny-a(sax)のサウンドがフロア中に響き渡った後は、がらりと雰囲気を変えた「Victory」。ファンクマスター・坂本竜太のベースが一際激しく掻き鳴らされ、徐々に厚みを増すサウンド、そして3管の織り成すハーモニーが会場全体を一つにしていく。ラストは、FIRE HORNSの根本であるファンクをより濃くした「Soul Fire」。会場中がタオルを振り回し、これぞファンク祭りと言わんばかりの熱気の中、本編が終了。
一息ついたところで、Atsuki(tp)、juny-a(sax)、Tocchi(tb)の3人が再び登場し、11月23日(日)、モーション・ブルー・ヨコハマにて“「Primal Ignition」In The Autumn 2014”を開催することを発表。アンコールには、FIRE HORNSにとって次の舞台へのファンファーレとなる「NIJI」をパフォーマンス。Atsuki(tp)のハイノートが高らかに響き渡り、全17曲を披露したファイナル公演は幕を閉じた。
<ライブ概要>
FIRE HORNS 『Primal Ignition』 Tour 2014
■日時 : 2014年8月29日(金) 19:00 Open / 19:30 Start
■場所 : 六本木morph-tokyo
■セットリスト
1. IGNITION 2014
2. SPEED
3. Hard Work Now
4. No Life No Music
5. CSI:科学捜査班テーマ「Who are you?」
6. 束縛(スペシャル・ゲスト:ジャンク フジヤマ)
7. can’t you see(スペシャル・ゲスト:ジャンク フジヤマ)
8. あの空のむこうがわへ(スペシャル・ゲスト:ジャンク フジヤマ)
9. AIR
10. Keep that same old feeling
11. Pass the Peas〜Pick up the Pieces
12. 情熱と人生の間(スペシャル・ゲスト:スガ シカオ)
13. Fire Ball(スペシャル・ゲスト:スガ シカオ)
14. Tome and Love
15. Victory
16. Soul Fire
Encore
1. NIJI
<リリース情報>
FIRE HORNS(ファイヤーホーンズ)
Debut Album 『Primal Ignition』(プライマル・イグニッション)
2014年6月11日発売 VICL-64173 /2,800(+税)
i Tunes 他、主要PCサイトで好評配信中!
https://itunes.apple.com/jp/album/primal-ignition/id879283432
<収録曲>
1. SPEED
2. Hard Work Now
3. FIRE BALL feat. Suga Shikao
4. No life, No music
5. Soul Fire
6. Victory
7. IGNITION 2014
8. AIR
9. can’t you see feat. Junk Fujiyama
10. Time and Love
11. NIJI
<LIVE INFORMATION>
■FIRE HORNS「Primal Ignition」東北ツアー
10月15日(水)仙台 リメンバー
10月16日(木)盛岡 グローブ
10月17日(金)山形 FRANK LLOYD WRIGHT
11月10日(月)宇都宮 オブリガート
11月11日(火)日立 ひたち南ドライブイン海鮮処しおかぜ トビカンジャズ
11月12日(水)福島 AREA559
11月13日(木)八戸 パワーステーションA7
■FIRE HORNS「Primal Ignition」In The Autumn 2014
11月23日(日) @モーション・ブルー・ヨコハマ
<FIRE HORNS BIO>
ファイヤーホーンズ are
Trumpet:Atsuki(あつき)
Saxophone:Juny-a(ジュニア)
Trombone:Tocchi(とっち)
2010年、スガ シカオのライブサポートをきっかけに、Atsuki(tp)、Juny-a(sax)を中心として結成されたホーン・セクション。JB’sからTower of Powerまで、あくまでも王道を貫くキレのある演奏とパフォーマンスで圧倒的な存在感を発揮し、フュージョン、ブラス・ファンのみならずポップス・ファンからも熱烈な支持を得て、音楽関係者からも熱い注目を集めている。 2011年、横浜モーションブルーで行われた、初の単独ライブにおいて、異例の満員動員を果たす。2012年には、リットーミュージックより、『JazzFunk Session Standard vol.1』をリリース。2013年新たに、Tocchi(tb)をメンバーに迎え、東京近郊を中心に精力的に活動中。
Official H.P. http://firehorns.com/
レーベルサイト:http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A024743.html
Official Twitter
Atsuki(あつき)…@atsukiTP
Juny-a(ジュニア)…@117junjiman
Tocchi(とっち)…@toshibones
Official facebook https://www.facebook.com/FireHorns
<関連リンク>
■FIRE HORNS Official HP
■レーベルサイト