大人気子供番組NHK Eテレ『シャキーン!』内コーナー「あやしい放送局」に登場するキャラクター“双子地蔵”として声優に初挑戦しているチャラン・ポ・ランタン。そのチャラン・ポ・ランタンと「あやしいしい放送局」に登場する妖怪たちによる奇々怪々なポップソングが完成、8月21日よりそのミュージックビデオが番組内でオンエアされることが決定した。
7月にエイベックスからメジャーデビューしたものの、中々メインストリーム感の出ないチャランポと、“海賊放送局”として本体「シャキーン!」の電波ジャックを狙う妖怪たちがシンパシーを感じ合い、今回の楽曲制作・歌唱・演奏のコラボレーションとあいなったらしい。
チャラン・ポ・ランタン以外の声優陣も歌唱に参加したこの楽曲で、ヒット映画『ピンポン』のアクマ役などで有名な俳優“大倉孝二”が歌とラップに初挑戦。
自らを“怪しい”と名乗り、やたらと“恐怖の…”とハッタリをきかせるが大して怖くない妖怪たち。そんな妖怪としての売りが欠如している彼らから滲み出る、憎めない人間(妖怪)味と漂う哀愁が表現された歌詞とHIP HOP、80sテクノポップ、ロシア民謡、バルカン音楽、ホラー映画音楽などの要素がミックスされた奇々怪々なサウンドが年齢関係なく楽しめそうである。
この楽曲に合わせて撮りおろされたミュージックビデオは、これまでの放送と同様、江戸時代から続く「立版古」という手法を取り入れた紙人形芝居で構成されている。今流行りのプロジェクションマッピングとは対極にある超アナログなこの紙人形芝居にも“人間社会”と“妖怪社会”と同様の関係性を感じさせる。
陰と陽、人間と妖怪。あなたに見えているのが世界の全てではない!妙にメッセージ性もあるこの楽曲を聴くことが出来るミュージックビデオの放送は8月21(木)7:00から!
“高橋克実とチャラン・ポ・ランタン”として10〜11月度『NHKみんなのうた』を担当するなど、意外とNHKと子供ウケの良いチャラン・ポ・ランタン。
今後もその幅広い活動から目が離せない。
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■チャラン・ポ・ランタン オフィシャルサイト