来年2015年に、シャネルズでのデビューから35周年を迎えるヴォーカリスト鈴木雅之。その深みのある歌声と、圧倒的な歌唱力で「ラヴソングの王様」と言われています。
鈴木雅之は2011年9月にカヴァーアルバム『DISCOVER JAPAN』をリリース。「日本のうたの再発見=日本の再発見」という鈴木雅之のコンセプトに基づいて、「いまだからこそ歌いたい日本のうた」を選曲したこのカヴァーアルバムは、同年の第53回日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞しました。
あれから3年。来年2015年にデビュー35周年を迎えるにあたり、ヴォーカリストとしてもう一度カヴァーアルバムの制作に挑戦してみようと強く感じ、今回のアルバムの制作を決意しました。また、今作にはデビュー前からの師であり、かけがえのない音楽仲間だった大滝詠一氏へのトリビュートの想いも込められています。
『DISCOVER JAPAN ?』は、大滝詠一「幸せな結末」ほか、斉藤和義「歌うたいのバラッド」、柳ジョージ「コイン・ランドリー・ブルース」、桑名正博「月のあかり」などの収録が予定されています。今回のカヴァー曲のセレクションで気づかされるのは、誰にも負けない音楽ファンである鈴木雅之が、その音楽体験の中で得てきた「縁」や「つながり」を大切にする気持ち。
古くは1950年代から2000年代まで、それぞれのアーティストの曲を聴き、共に歩んできた日々が「歌」をつなぐことで蘇る、いわば時空を超えた「サウンド・トリップ」。
柳ジョージ、桑名正博という東西のブルース/ロックを代表する二人の“隠れた名曲”がセレクトされているのも、同時代を駆け抜けた音楽への愛の深さを象徴しています。
更に、前作に引き続き今作も、ドラマ「華麗なる一族」や「半沢直樹」などで今最も活躍する服部?之氏がアレンジを手掛けます。
また、ジャケットの写真は昭和9年に竣工され80年の歴史を誇る、国の重要文化財の明治生命館にあるバー・マーブルで撮影され、「佳き音楽の記憶」を象徴しているアートワークに仕上がっています。
2015年にはグループとしてのデビューから35周年、2016年にはソロ・デビュー30周年、そして自身の還暦を迎える鈴木雅之は、その節目を迎える2016年までに「STEP 1」「STEP 2」「STEP 3」という毎年のテーマを掲げています。この『DISCOVER JAPAN ?』は、2014年を彩る「STEP 1」の重要なプロジェクトになります。
数々のオリジナル・ヒットはもちろん、ドゥワップもソウルも歌謡曲もJ-POPも、すべてを「鈴木雅之のカラー」に染め上げてきたヴォーカリストが、その「原点」に立ち返ることで、新たな「歌」を誕生させる。それは聴く人たちにとって最高の「再発見」をもたらしてくれるに違いありません。
<鈴木雅之コメント>
2011年にリリースしたカヴァーアルバム「DISCOVER JAPAN」は、東日本大震災を体験した時代の想いに後押しされて、ヴォーカリストとして「いまだからこそ歌いたい日本のうた」をテーマにしたカヴァーアルバムになりました。あれから約3年。昨年末に恩師である大滝詠一さんとの別れが再びカヴァーアルバムを作るきっかけとなりました。そして、ヴォーカリストとして誰もの心に残る「歌」、日本の名曲を歌い継いでいくことの大切さをまた改めて感じました。
音楽は聞く人の心に当時の思い出を蘇らせることができる。あの当時の自分自身に連れて行ってくれるまさに音楽のマジックではないでしょうか。今回は1950年代から2000年代までの幅広い時代にわたる選曲になりました。レジェンド達の想いを受け継ぎながら鈴木雅之流のトリビュートに仕上げたつもりです。
このカヴァーアルバム「DISCOVER JAPAN?」を聞くことで時空を超えたサウンド・トリップ(時間旅行)を楽しんでもらえたら嬉しいと思います。
【CDリリース情報】
鈴木雅之 最新カヴァーアルバム
『DISCOVER JAPAN?』
2014年9月10日(水)発売
※収録予定曲
大滝詠一 「幸せな結末」
大滝詠一 「夜明け前の浜辺」
斉藤和義 「歌うたいのバラッド」
柳ジョージ 「コイン・ランドリー・ブルース」
桑名正博 「月のあかり」
服部良一 「恋は陽気にスイングで」
・・・and more
初回生産限定盤:ESCL4268-4269 税込3,700円
通常盤:ESCL4270 税込3,200円
【鈴木雅之コンサート情報】
Masayuki Suzuki taste of Martini tour 2014〜Step1.2.3〜
9月13日(土)オリンパスホール八王子
9月15日(月・祝)日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
9月21日(日)仙台サンプラザホール
9月23日(火・祝)ニトリ文化ホール(さっぽろ芸術文化の館)
9月26日(金)渋谷公会堂
9月28日(日)静岡市民文化会館大ホール
9月30日(火)コラニー文化ホール
10月3日(金)ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ
10月4日(土)岡山市民会館
10月11日(土)神戸国際会館こくさいホール
10月13日(月・祝)グランキューブ大阪 メインホール
10月18日(土)市民会館崇城大学ホール
10月19日(日)宝山ホール
10月23日(木)伊豆の国市長岡総合会館
10月25日(土)茨城県立県民文化センター
10月26日(日)大宮ソニックシティ
10月31日(金)福岡市民会館
11月2日(日)大田区民ホール・アプリコ
11月3日(月・祝)ハーモニーホール座間
11月8日(土)高知県立県民文化ホール
11月12日(水)群馬県民会館ベイシア文化ホール
11月15日(土)神奈川県民ホール
11月16日(日)松戸森のホール21
11月23日(日)新潟県民会館
11月24日(月・祝)まつもと市民芸術館
11月28日(金)南相馬市民文化会館
11月30日(日)八戸市公会堂
【鈴木雅之プロフィール】
1956年生まれ。1975年にシャネルズを結成、1980年にシングル「ランナウェイ」でメジャー・デビューし、ミリオン・ヒットを記録。その後グループ名をラッツ&スターに改め、「め組のひと」「Tシャツに口紅」など多くの大ヒットを残した。1986年に「ガラス越しに消えた夏」でソロヴォーカリストとしてデビュー。「もう涙はいらない」「恋人」など数多くのヒット曲を送り出す。ベストアルバム『Martini(マティーニ)』は(?)(?)それぞれミリオン・ヒットを記録、日本を代表するヴォーカリストとしての地位を確立した。2011年にリリースしたソロ・デビュー25周年記念アルバム『DISCOVER JAPAN』は、第53回日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞。2013年5月に発表した最新アルバム『Open Sesame』では、豪華アーティストたちとコラボレーションを実現し、オリコン週間アルバム・チャート初登場6位を記録。2013年5月からは全国ツアー「masayuki suzuki taste of martini tour 2013」を敢行。2015年にはシャネルズでデビューして35年、2016年にはソロ・デビュー30年を迎え名実ともに「ラヴソングの王様」である。
<関連リンク>
■鈴木雅之 オフィシャルホームページ