北は北海道から南は沖縄まで、新たなアーティストとの出会いが数多く生まれる中、ソーシャルネットワークやYouTubeにより世界と繋がることが容易になり、日本に居ながら世界中の音楽との出会いが可能になった。ボーダーレスな文化となり、アーティストの発掘も日本だけでなく海外にも向けられる中、ONE OK ROCKやflumpool等邦楽バンドを数多く手掛け、昨年からアジアのスーパーバンドMaydayも所属する音楽レーベルA-Sketchがジャンルやトレンド、そしてエリアにも囚われず、いいものはいいというやり方で出会った新たな才能は東京でも大阪でもなく、ロンドンだった。
彼らは2007年に結成されたイギリス・リーズ出身の3ピースバンドDinosaur Pile-Up(ダイナソー・パイルアップ)。ヴォーカリスト/ギタリスト/ソングライティングを担当し、レコーディングではすべての楽器を一人でこなすマット・ビッグランド率いる、UKオルタナティブロックの新星。イギリスでリリースした「Nature Nurture」は音楽雑誌「NME」で「このアルバムはグランジポップで溢れた傑作だ!」と絶賛されており、2014年には全米リリースも果たし、オルタナロックラジオチャート1位を獲得。全24公演のUSツアーを敢行し、今夏15,000人キャパの動員を誇るBRANDNEWのOAを務めるなどイギリスだけでなくアメリカでも反応が出始めている注目のバンド。
日本では未知なバンドではあるが、マット・ビッグランドの才能とそのステージ上でのキラキラとした輝きを放つバンドとしてのパフォーマンスにスタッフが魅せられ、大きな可能性を感じたのは言うまでもない。そんな彼らの存在は日本でも広がりをみせ、SUMMER SONIC 2014への出演が決定。8月16日大阪、17日東京でのステージに登場する。さらに同じく彼らを以前から注目していたタワーレコードから、7月16日に「Peninsula EP」の緊急リリースが決定した。この春スタート以降、音楽ファンに注目を集めている世界中の音楽をキュレーションするサイトMikiki編集長(元bounce編集長) ダイサク・ジョビン氏は彼らの魅力についてこう語る。
「昨日まで知らなかった、なんの前情報も無くネットでたまたま見つけた彼らの映像に目も耳も惹きつけられた。イギリスのライブハウスのステージの上で金髪のフロントマンであるギター&ヴォーカルのマットという若者は最高にキラキラしていて、最高に輝いていた。音楽的にわかりやすく伝えるには、Dinosaur Pile-Upの音楽はグランジ系UKロックというジャンルにカテゴライズされるのだろう。何よりもまず僕は、偶然にネットの中で〈スター〉と出会った」と語っている。注目のUK3ピースバンド、Dinosaur Pile-Up。この夏、SUMMER SONIC 2014で初来日を果たす彼らに注目したい。
メンバーコメント
“私達は長い間、この機会を待っていました。日本でのリリースと日本を周ることはまさに夢の実現です。日本へ行くのが楽しみで仕方ありません。”(Vo./Gt マット)
Dinosaur Pile-Up
「Peninsula EP」
2014.7.16(Wed)リリース!!
1,000(tax in)
タワーレコード渋谷店・新宿店及びタワーレコードオンラインで限定発売
1.Peninsula
2.Derail
3.Arizona Waiting
4.White T-Shirt and Jeans
●プロフィール
マット・ビッグランド(Vo,Gt)を中心に、2007年にイギリスにて結成。メンバーチェンジを重ね、ジム・クラッチリー(Ba)、マイク・シールズ(Dr)で活動中。マット(Vo,Gt)の非凡なソングライティングと卓越したサウンドメイキングがバンドの屋台骨を支え、イギリスではロックバンドの新世代としてNME誌をはじめ、各メディアから注目されている。2014年には待望の全米リリースをし、全24公演のUSツアーを敢行。そしてこの夏、SUMMER SONIC 2014出演で初来日を果たす。新しい才能を体感できる貴重なこのチャンスを見逃すな!
<関連リンク>
■Dinosaur Pile-Up Website