2013年度のグラミー賞で「最優秀レコード賞」を受賞し、2012年の年間全米シングル・チャート1位になったゴティエのシングル 「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ 〜失恋サムバディ (feat. キンブラ)」に客演参加した、ニュージーランド出身のシンガーソングライター、キンブラが新曲「90s ミュージック」のミュージック・ビデオを公開した。
ビデオカセットテープのシーンから始まる今回のビデオは、90年代の音楽と現代の音楽の掛け合わがコンセプトになっており、奇抜でポップなコスチューム・チェンジを繰り返しながら、キンブラ本人が90年代に実際に聞いていたアーティスト(マイケル・ジャクソン、マライア・キャリー、ニルヴァーナ、アリーヤ、R.ケリー、メアリー・J. ブライジ、TLC、レフト・アイ)の実名を上げ、独特な世界観が描かれており、時折、画面に映る「音楽」や「リッスン」などの日本語の表記も興味深い内容になっている。ミュージック・ビデオの監督は、アリシア・キーズ「ノー・ワン」やザ・ブラック・アイド・ピーズ「ドント・ライ」など数々のミュージック・ビデオを手掛けてきたJustin Francisが務めている。
■キンブラ「90s ミュージック」 ミュージック・ビデオ
https://itunes.apple.com/jp/album/90s-music-single/id876391578
ニュー・アルバムに先立ってリリースされた「90s ミュージック」には、ミューズのマシュー・ベラミ―がギターで、フォスター・ザ・ピープルのマーク・フォスターがコーラスで参加していることでも話題になっているが、今作についてキンブラ本人は「“90s Music”は音楽的に探究したいことがたくさん含まれているの。光や影、酸いと甘いが交わるところ― 角のあるサウンドと頭が割れるようなディスト―ション・サウンドが、息遣いが聞こえるようなバブルガム・ミュージック風のボーカルと並び立っているような感じにいつも魅力を感じているの。だからと言って昔の音楽を振り返ろうとしているわけじゃなくて、未来的な視点から過去を肯定している感じにしたかった。」と語っている。
「90s ミュージック」は、iTunes Storeやレコチョクなどの音楽配信サイトにて絶賛発売中。待望の日本デビュー・アルバムは今夏発売予定。
シングル 「90s ミュージック」 2014年5月21日 リリース
●iTunes Store
https://itunes.apple.com/jp/album/fault-in-our-stars-music-from/id855625837
※iTunes Storeは米国及びその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
●レコチョク
http://recochoku.jp/song/S1000320701/
Kimbra (キンブラ)
ニュージーランド、ハミルトン出身。10代の頃から地元でパフォーマーとして活躍し、17歳の時に活動の拠点をオーストラリアに移す。オーストラリアでは2011年夏にデビュー・アルバムをリリース。その後、ゴティエのシングル 「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ 〜失恋サムバディ (feat. キンブラ)」 にフィーチャーされ、この曲が1,300万枚の以上の売り上げを記録し、全米チャート8週連続1位、全英チャート4週連続1位、ヨーロッパ (イギリス、フランス、オーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギー他) からオーストラリア、ニュージーランドまで世界18か国で1位を獲得した。2012年年間全米シングル・チャートでも1位を記録する大ヒットとなり、2013年のグラミー賞で「最優秀レコード賞」、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」を受賞し、この世界的大ヒットの波に押されるように、2012年春に待望の全米デビューを果たす。そのスター性は、SXSWやゴティエとのライヴでも、彼女がステージに登場した途端、観客が大熱狂したという噂も聞こえてくるほど。またアメリカでは、フォスター・ザ・ピープルのマーク・フォスターやA-Trackとともにコンバースの 「The Warrior」 キャンペーンにフィーチャーされた経験も持つ(曲もこの3アーティストのコラボレーションによるもの)。
また、そのキュートなルックスと抜群のセンスからファッション・アイコンとしても雑誌やメディアで頻繁に取り上げられるなど、現在最も注目されている女性アーティストの一人となっている。