今週の水曜日、5月21日にアルバム『イン・コンフリクト』の日本盤がリリースされる実力派ミュージシャン、オーウェン・パレット。アルバムのリリースに伴い、米サイトNPRにて全曲試聴が開始しました!
『イン・コンフリクト』全曲試聴はこちらから:
http://www.npr.org/2014/05/18/312523632/first-listen-owen-pallett-in-conflict
今作は通算4枚目、2010年『ハートランド』に続く4年振りのリリース。アンビエント音楽のイノベーターとして名を広めた英ミュージシャン、ブライアン・イーノが「The Riverbed」でシンセを、「In Conflict」ではギターを、そしてアルバムを通しバックアップ・ヴォーカルを提供しています。
それに加え「Chorale」では、チェコフィルムハーモニック管弦楽団をフィーチャーし、豪華客演を交えての制作となりました。パレットは自身の音楽活動以外でもスパイク・ジョーンズ監督映画『her/世界でひとつの彼女』の音楽を手掛け、アカデミー賞「作曲賞」にノミネート、ストリング・アレンジャーとしても活躍し、アーケイド・ファイアの『リフレクター』を手掛けたことでも話題を呼んだオーウェン。幅広く活躍する天才ミュージシャンが生み出す今作は、まさに2014年期待すべき一枚です!
ビヨークが設立したアイスランドに位置するスタジオ、ヴァルゲイル・シグルズソンのスタジオでまずレコーディングされ、後にモントリオールにて二度に渡るライヴ・レコーディングを行い制作された今作。彼が熟達しているオーケストラ・アレンジにエレクトロニックやライヴ・ロックの要素を交え、歌詞は過去作品よりも感情をむき出しにしているところも今作の魅力。「僕の父親は一度も僕の音楽に耳を向けてくれなかったんだ。だけど今回、『イン・コンフリクト』からの一曲がすごく良いって言ってくれたんだ。それがとても嬉しかった。このアルバムが面白く、ユニークな形でリスナーの心に触れてくれればいいな、と思う。感想が楽しみだよ。」と今作についてオーウェンはコメントしています。
■アルバム情報
アーティスト名:Owen Pallett(オーウェン・パレット)
タイトル:In Conflict(イン・コンフリクト)
レーベル:Domino / Hostess
発売日:5月21日(水)
価格:2,371+税
※日本先行発売、ボーナストラック2曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付
<トラックリスト>
1. I Am Not Afraid
2. In Conflict
3. On A Path
4. Song For Five & Six
5. The Secret Seven
6. Chorale
7. The Passions
8. The Sky Behind The Flag
9. —> (1)
10. The Riverbed
11. Infernal Fantasy
12. Soldiers Rock
13. —> (2)
14. I Am Not Afraid (version) *
15. The Secret Seven (version) *
※ボーナストラック収録
iTunesリンク:https://itunes.apple.com/jp/album/in-conflict/id814140208
■バイオグラフィー
カナダはトロント出身のミュージシャン兼アレンジャー。幼いころからクラシック音楽とバイオリンを学び、2005年に”ファイナル・ファンタジー”名義『Has a Good Home』でアルバム・デビュー。2006年セカンド・アルバム『He PoosClouds』はカナダ最高峰音楽賞ポラリス・ミュージック・プライズを受賞。アーティスト活動と並行し、アーケイド・ファイアやグリズリー・ベア等様々な話題作のストリングス・アレンジを手掛け注目を集める。2009年、UK人気レーベル<DOMINO>に移籍し、オーウェン・パレット名義で『ハートランド』を発表、世界的な絶賛を浴びる。近年はテイラー・スウィフト等全米英1位獲得作品でもアレンジを担当。彼が音楽を手掛けたスパイク・ジョーンズ監督の映画『her/世界でひとつの彼女』は第86回アカデミー賞「作曲賞」にノミネートされた。