無料歌詞検索サイト「うたまっぷ」がおくる最新音楽・エンタメニュースサイト

うたまっぷNEWS

DIVが5月10日(土)、EX THEATER ROPPONGIにて「DIV 2nd Anniversary LIVE」を開催した。

音楽

昨年3月に、TSUTAYA O-WESTで行なった結成1周年記念ワンマンを3分間でソールドアウトさせた1年目に引き続き、2年目も破竹の快進撃を続けたDIV。10月にリリースした1stフルアルバム『ZERO ONE』は、オリコンインディーズチャート1位を獲得。

そして、11月に行なった新宿BLAZEワンマンは60秒でチケット完売、それを受けて今年2月に開催した「感謝祭ツアー」も4会場全公演即日完売と、更に勢いを増して突き進んできた。

そんな彼らの2周年を記念するワンマンライヴの会場は、EX THEATHER ROPPONGI。フロアに足を踏み入れると、ステージの上手、中央、下手の3カ所に設置されたお立ち台の側面に記してある文字が、目に飛び込んできた。ちなみに、上手側に書かれていたのは「Drift to the EX」。直訳すると「EXに流れ着く」という意味なのだが、これは、5月7日にリリースされた彼らの最新シングル「漂流彼女」と、今日の会場名を掛け合わせたものだろう。その言葉通り、まさに彼らのライヴを求め、EX THEATER ROPPONGIに辿り着いたオーディエンス達が、フロアでそのときを待ち構えている。

場内が暗転すると、客席からは大歓声が巻き起こったのだが、それを静めるように、近未来感のあるドライなアンビエントサウンドが、会場を静かに飲み込んでいく。天井に吊るされたミラーボールに内蔵されているLEDが、フロアをぼんやりと青く照らす中、ステージ後方天井から電飾が施された巨大なバンドロゴが登場! かなりの大迫力だ。そんな中、CHISA(Vo)、将吾(Gt)、ちょび(Ba)、satoshi(Dr)の4人がステージに登場。

定位置についた4人は、会場内に流れている無機質的なSEを切り裂くように、ラウドなバンドサウンドを一気に解放! ライヴは、彼らの1stアイテムに収録されていた「ANSWER」からスタートした。オーディエンス達は一斉に拳を振り上げ、頭を振り回す。

この日のセットリストを説明するのであれば、下手側のお立ち台に書かれていた「PAST&NOW&FUTURE」という言葉の通りだろう。結成以来、バンドサウンドとデジタルサウンドの融合を行なってきたDIVだが、そんな彼らの「過去と現在と未来」を提示する、まさにアニバーサリーライヴにふさわしいものになっていた。ちょびの熱い煽りから突入したエレクトリーモ「ASTERIOS」や、球体LEDが虹色に輝き、サイケデリックな雰囲気の中で奏でられた「Cinderella」、レトロ感とスクリーモを融合させ、“レトリーモ”という基軸を打ち立てた「ゴールデンキネマ劇場」、そして、今や彼らの鉄板ナンバーとなった「夏の行方」など、言葉少なに楽曲をフロアへ届けていく。

また、最新シングル「漂流彼女」の収録曲も披露された。satoshiのダイナミックな高速ロールが炸裂する「Cocktaill Color」や、ギターの将吾がサビでマイクをとり、ヴォーカルのCHISAがスクリームに徹するというラウドナンバー「hungry soul」。そして、タイトル曲である「漂流彼女」は、音源では浮遊感のあるエレクトロサウンドが心地よい仕上がりになっていたが、ライヴでは熱の込められた4人の音が重なり合い、情熱的なものとなっていた。

ハードに押していくのみでなく、ミディアムな曲もしっかりと聴かせてくれるDIV。

「みんなでたくさんの季節を一緒に過ごして、何年か経って、今日を懐かしめるような……そんな日になったらいいなと思います」というCHISAのMCの後に披露された「SEASONS」では、センチメンタルなサウンドで会場を優しく包み込んだ。また、フロアから大合唱が巻き起こった「太陽の詩」では、まるで彼らの2年間を物語るように、目まぐるしいスピードでミラーボールが回転。バラエティ豊かな楽曲や、大迫力のライティングで終始オーディエンスを魅了していた。CHISA「結成して2年でこのステージに立つことが出来ました。でも、まだまだやりたいことがいっぱいあるんですよ。それをみんなで実現させることが出来たらいいなと思っています。みんなでいろんな夢を叶えような!」これまでの感謝とこれからの意志をオーディエンスに伝え、ラストに「ZERO ONE」をドロップ。

ステージに銀箔が降り注ぐ中、ポジティヴな光に満ち溢れたバンドサウンドを轟かせるという、実に感動的なエンディングとなった。

アンコールを終え、メンバーがステージから去っていくと、それに代わってスクリーンが登場。気になる今後の展開が映像で流れ始める。

まず、来るべき3周年に向けて、「?」と名付けられた新プロジェクトを始動することを発表。その第一弾として、8月27日にシングル「Point of view」をリリース、それに伴った新ヴィジュアルも解禁された。

また、9月7日の目黒鹿鳴館公演を皮切りに、DIV初のワンマンツアー「CHANGE MY POV」を開催。

終演後に更新されたCHISAのTwitterによると「1stワンマンツアーの会場はロックの聖地巡り的な意味もちょっと込めてます!!」との事だ。

尚、ツアーファイナルとなる11月3日AiiA Theater Tokyo公演「POINT OF VIEW」にて、プロジェクト第2弾が発表されることとなっている。オーディエンス達は、続々と解禁されていく情報に、大きな喜びの声をあげていた。

告知映像も終了し、誰もが今日のライヴはここまで……と思っていた矢先、「……と、普通ならここで終わりますが」という文字が、元の位置に戻りかけていたスクリーンに突如出現。驚きの声がフロアからあがると、「2周年をお祝いしてくれたみなさんに 新しいDIVをお見せします」と嬉しいサプライズが! 

会場から再び大歓声が巻き起こる中、ステージにはバンドの新ロゴが描かれたバックドロップと、メンバーが三度登場。新曲「Point of view」を披露した。

ちなみに、ステージ中央のお立ち台に書かれていた文字は「You can change your “Point of view”」。そして、この新曲披露は、下手側に書かれていた「PAST&NOW&FUTURE」で言うところの“FUTURE”になるだろう。要するに、開場した時点ですでに、次なる一手をネタバラシしていたという、バンド側が仕掛けた粋な演出だったというわけだ。

しかし、ここで気になるのが “You can change”の部分。

“あなたは変えることが出来る”ということは、DIVが我々の“Point of view=見方/見解”を変えようとしようとしていると受け取ることが出来る。

新曲「Point of view」には「シュワっと弾けるスプラッシュロック炸裂!」というキャッチフレーズが付けられていて、確かに、いわゆるステレオタイプなヴィジュアル系のイメージからは遠く離れたもの=イメージを変えるものではある。

しかし、この日の演出通り、DIVは一筋縄ではいかないバンドだ。この日はあくまでも入口のみ。他にもメッセージを潜ませているに違いない。その全貌は、シングルに収録される他の曲や、それに伴ったワンマンツアーで明らかになるだろう。

彼らが提示する“Point of view”とは、はたして何なのか。

そして、気になる3周年プロジェクトの第2弾とは……。3年目に突入したDIVから、ますます目が離せない。

【DIV 2nd Anniversary LIVE SET LIST】

1.ANSWER

2.赤裸々ララ

3.ASTERIOUS

4.毒彩ギーグ

5.BUTTERFLY DREAMER

6.Cinderella

7.Cocktail Color

8.ゴールデンキネマ劇場

9.hungry soul

10.SEASONS

11.東京ネクロポリス博物館

12.PieceS

13.太陽の詩

14.夏の行方

15.JUSTICE

16.漂流彼女

17.rainy,rainy,smiles.

Encore

1.you

2.ZERO ONE

3.Point of view

<DIV INFORMATION>

■2014/8/27(水)New Single「Point of view」リリース決定!
【初回生産限定盤】

CD+DVD ¥1,500+税 DCCL-153?154

<CD>1. Point of view 2. DEATH GAME

<DVD>1. Point of view MV 2. Point of view MVメイキング映像

【通常盤】

CDのみ ¥1,200+税 DCCL-155

1. Point of view 2. DEATH GAME 3. 線路

■1st oneman TOUR CHANGE MY POV

9/7(日) 目黒鹿鳴館

9/15(月祝) 名古屋ell.FITS ALL

9/20(土) HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-2

9/23(火祝) 仙台HOOK

9/27(土) 難波ROCKETS

10/4(土) 福岡DRUM SON

10/5(日) 福岡DRUM SON

■TOUR FINAL POINT OF VIEW

11/3(月祝)AiiA Theater Tokyo

【チケット料金】前売4,200 / 当日4,700 (税込・全席指定・ドリンク代別)

チケット最速先着先行受付中!(5/26まで) http://ticket.deli-a.jp/ 

■イベントスケジュール

5/31(土)渋谷TSUTAYA O-EAST

6/15(日)仙台darwin

7/12(土)大阪BIG CAT

7/13(日)名古屋E.L.L.

7/20(日)渋谷TSUTAYA O-EAST

8/11(月)岡山CRAZY MAMA KINGDOM

8/13(水)博多DRUM Be-1

8/15(金)大阪BIGCAT

8/23(土)渋谷TSUTAYA O-EAST
<関連リンク>
DIV オフィシャルホームページ

-音楽

関連記事

やくしまるえつこ、世界最大の国際科学芸術賞で日本人初グランプリ受賞

音楽家・アーティスト・プロデューサーとして活躍する やくしまるえつこが、メディアアート界のオスカーとも言われる世界最大の国際科学芸術賞「アルス・エレクトロニカ賞」の『STARTS PRIZE』で、グラ …

ギルガメッシュ、対バンツアー最終日レポ 野音ライヴも発表!

カメラマン:平沼久奈、 ギルガメッシュが、5月30日に恵比寿リキッドルームにてギルガメッシュpresents対バンツアー SADISTIC FUCKERS」を行なった。大阪、名古屋でも開催され、盟友や …

DAOKO、「ドラガリアロスト」の1周年記念CMに出演&書き下ろしの新曲「a n n i v e r s a r y」起用!

DAOKOがゲーム内の数々のBGMを担当し、任天堂とCygamesが共同で開発運営するアクションRPGアプリ、「ドラガリアロスト™」の1周年を記念したCMのオンエアが決定!DAOKO自身 …

仮面ライダービルドの主題歌を歌ったBeverly(ビバリー)、秋冬の全国ワンマンツアー【Beverly 2nd JOURNEY「24」〜 Winter 〜】の開催が決定!

ドラマCRISIS、ドラマ海月姫、仮面ライダービルドの主題歌や、最新曲のTVアニメ「FAIRY TAIL」エンディングテーマ「Endless Harmony feat.LOREN 」を歌う今最も話題の …

南壽あさ子全国47都道府県ツアー「Nostalgia」開催

南壽あさ子 圧倒的な透明感、至極の歌声に日本全国FM、AM 40局が指示し羽ばたく!南壽あさ子のメジャーデビューシングル「わたしのノスタルジア」が全国40のラジオ局でパワープレイに選出された。合わせて …

KEYTALK 5/21発売アルバム「OVERTONE」商品内容が明らかに!!初回盤特典&ジャケット写真も発表!!

東京・下北沢発4人組ロックバンドKEYTALKの2014年5月21日(水)発売 2nd Full ALBUM「OVERTONE」初回限定盤A・初回限定盤B・通常盤の商品内容が全て明らかとなった。 今回 …

Ads