今年4月にデビューし、僅か1ヶ月半の間に4作のシングルをリリース。そのたびにクォリティーの高いPVを発表し、音楽ファンのみならず、トップダンサーや映像クリエイター達からも高い評価を得ている謎のマネキン・ダンス・デュオ「FAR EAST MENTION MANNEQUINS (通称 FEMM)」。
シャンパーニュ・ブランド「ヴーヴ・クリコ」が世界中で行うイベント「シーズン」でのダンス・パフォーマンス、来る5月24日には、昨年フジロックでメインステージを盛り上げた「FEED ME」の来日公演へのゲスト出演が決定、評判は海を越えてアメリカでのイベント出演も決まっており、アイドル全盛のこの時代に、虎視眈々と独自のポジションを築き始めている。
そんな彼女達が、5月28日に配信限定で発売する5枚目のシングル「Kill The DJ」のPVが公開された。
FEMM – Kill The DJ (Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=fud4lDy4_Nw
彼女達が、インフルエンサーやファッショニスタから、支持を得ているのには、必然とも言える理由がある。
もはやファンにはお馴染みのラバー製の特注コスプレ衣装は、「コム・デ・ギャソン」や「アンダーカバー」のパリコレにおいて特殊素材の仕事で知られる「GM Atelier」によるもの。
独創的な振り付けの全てを担うのは、ウィル・アイ・アムなど海外の大物からも指名を受け、世界的評価の高いコレオグラフ集団「Hidali」。先日、銀座で行われた空中ファッションショーでも活躍するなど、音楽やダンス業界だけでなくファッション界からも高い注目を浴びている。
さらに、特筆すべきは、楽曲のプロデューサー陣。彼らの経歴には世界中のディーヴァの名前が連なっている。今作もすごい顔ぶれによるコラボ作だ。
話題のファレルをはじめ、ニーヨやミッシー・エリオットとの仕事で知られるJorge Mhondera、コールドプレイがリアーナをフィーチャリングした「Princess Of China」を手掛けたBen Preston、自らもアーティストとしてSkrillexをフィーチャーした作品を発表し、Deadmau5やMogwaiともコラボレーションするSofia Toufa。流行のEDMと一言では割り切れない最先端のダンス・ミュージックに仕上がっている。
何より、それを歌い踊る彼女達のポテンシャルは、高い低いと言うよりは、かなり個性的なベクトルを持っている。どこを見ているのか分からない目線、無表情で歌うテクニック、「Hidali」も唸ったダンス時の2人のシンクロ能力。トップ・クリエイター達が惚れ込んだFEMMの唯一無二の魅力が、時代を席巻する日は近いのかもしれない。
【Official Site】
http://femm.jp
【Femm-Isation】
http://femm.jp/map/
【You Tube Channel】
https://www.youtube.com/channel/UC7Pp-ffsPH8ozLKFMdxOvFw
<関連リンク>
■FEMM オフィシャルサイト