5年ぶりのブライアン・セッツァー・オーケストラ待望の来日公演が5月12日、大阪なんばHATCHからスタートした。代表曲、人気曲のオンパレードで大盛り上がりのセット・リストに加え、今夏発売予定のブライアン・セッツァーのソロ名義ニュー・アルバムから新曲をライヴで初披露し、会場に集まったファンを魅了した。
この大阪公演からスタートした今回の全国6都市8公演の来日ツアーは、” The Brian Setzer Orchestra 20th Anniversary Tour!”と銘打たれた、ブライアン・セッツァー・オーケストラとしてのデビュー20周年記念ツアーでもある。ファンの大歓声を受けながら総勢18人のビッグ・バンドを率いてブライアン・セッツァーが登場。エディー・コクラン「Somethin’ Else」のカヴァーで幕を開け、「ジス・キャッツ・オン・ア・ホット・ティン・ルーフ」、「ドライヴ・ライク・ライトニング(クラッシュ・ライク・サンダー)」と、いきなりの人気曲連発に客席は一気に最高潮に。その後もトレード・マークのグレッチのギターを何度も変えながら、ラストの「ランブル・イン・ブライトン」まで、圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了した。さらにうれしいサプライズとして、恒例の3ピース・バンド編成でのロカビリー・パートの中で、この夏発売予定のブライアン・セッツァー・ソロ名義の新作アルバムから新曲「Nothing Is A Sure Thing」が世界で初めてライヴでプレイされた。このアルバムの詳細は今後追って発表されるとのことなので、お楽しみに。
また、20周年&来日記念として、ベスト・アルバム『20-ベスト・オブ・ブライアン・セッツァー・オーケストラ-』も5月7日に発売された。代表曲、人気曲を20曲収録しライヴの予習・復習に最適な一枚となっている。初回限定盤に封入されるオリジナル・バンダナは2,000枚限定なので急いでゲットしたい。
この後、20周年記念ツアーは広島、名古屋、東京、仙台、札幌と続く。会場によってはまだチケット購入可能、当日券の販売も予定されている。この貴重なアニバーサリー・ツアーにぜひ足を運んで欲しい。
<来日公演概要>
■ 公演日程:
【大阪】 5/12(月) なんばHatch 19:00開演
□ お問い合せ:大阪ウドー音楽事務所
【広島】 5/13(火) 広島アステールプラザ 大ホール 19:00開演
□ お問い合せ:夢番地 http://www.yumebanchi.jp/
【名古屋】 5/15(木) 名古屋市公会堂 19:00開演
□ お問い合せ:CBC事業部
【東京】 5/16(金) 渋谷公会堂 19:00開演
5/19(月) 渋谷公会堂 19:00開演
5/20(火) 渋谷公会堂 19:00開演
□ お問い合せ:ウドー音楽事務所 http://udo.jp/
【仙台】 5/22(木) 東京エレクトロンホール宮城 19:00開演
□ お問い合せ:ニュース・プロモーション http://www.newspromotion.jp/
【札幌】 5/24(土) ニトリ文化ホール 17:00開演
□ お問い合せ:道新プレイガイド http://doshin-playguide.jp/
■ 料金:S¥9,300 A¥8,300(税込)
[大阪]S¥9,300[1Fスタンディング・入場整理番号付/2F指定] A¥8,300[2F指定](税込) ドリンク代別途必要
<商品情報>
アーティスト名: ブライアン・セッツァー・オーケストラ The Brian Setzer Orchestra
タイトル: 20 -ベスト・オブ・ブライアン・セッツァー・オーケストラ- (読み:トゥエンティ)
20 -Best Of The Brian Setzer Orchestra-
2014年5月7日発売
【初回限定盤 オリジナル・バンダナ付き】
VIZP-125 2,963円+税
【通常盤】
VICP-65229 2,500円+税
【収録曲】
1. ジス・キャッツ・オン・ア・ホット・ティン・ルーフ
2. ’49 マーキュリー・ブルース
3. レディ・ラック
4. ドライヴ・ライク・ライトニング(クラッシュ・ライク・サンダー)
5. トラブル・トレイン
6. ロックタウンは恋の街
7. ダーティー・ブギ
8. ハニー・マン
9. ロンリー・アヴェニュー
10. キャラヴァン
11. ジーン・アンド・エディ(ライヴ)
12. 悩殺ストッキング(ライヴ)
13. ブランド・ニュー・キャデラック
14. 気取りやキャット
15. ゲッティン・イン・ザ・ムード
16. スリープウォーク
17. ジャンプ・ジャイヴ・アン・ウェイル
18. ランブル・イン・ブライトン
19. ハウス・イズ・ロッキン
20. セクシー、セクシー
<プロフィール>
ブライアン・セッツァー Brian Setzer
1959年4月10日 NEW YORK生まれ。
10代で“ブラッドレス・ファラオス”というバンドでキャリアをスタート。 17歳の時、偶然耳にしたジーン・ヴィンセントの「BE-BOP-A-LULA」を聴いてロカビリーにのめり込んだという。 1980年、リー・ロッカー(WB)とスリムジム・ファントム(Dr)と伝説のロカビリー・バンド“ストレイ・キャッツ”を結成。アメリカより先にイギリスで高い評価を得て、アルバム『STRAY CATS』でデビュー。 数々のヒット曲とプラチナ・アルバムを産んだが、83年にバンドは解散した。 その後、精力的にソロ活動を展開。 88年には、ストレイ・キャッツを再結成するも、彼の活動はさらに拡がりを見せ、92年、ブライアン・セッツァー・オーケストラ(BSO)を結成し、94年、1stアルバム『ザ・ブライアン・セッツァー・オーケストラ』をリリース。98年リリースの3rdアルバム『ダーティー・ブギ』収録の2曲がグラミー賞を獲得し大ヒット、世間にネオ・スウィング・ブームを巻き起こし、改めてその人気を不動のものとした。 日本では2002年にイチローが出演した「PEPSI」のCMで「セクシー・セクシー」の替え歌ヴァージョン「ぺ・ぺ・ペプシ〜」が話題となり大ヒットした。その後も精力的にライブ活動を続けながらアルバムをコンスタントに発表。最新作はソロ名義では『13』(2006年)、オーケストラ名義では『ソングス・フロム・ロンリー・アヴェニュー』(2009年)。
来日公演も定期的に行っており、2001年からは4年連続、その後2009年にツアーを行い、2014年5月、5年ぶりの来日公演が決定している。
<関連リンク>
■ブライアン・セッツァー・オーケストラ レーベルサイト