平井堅が5月28日にリリースする恒例の人気企画であるコンセプト・カヴァーアルバムの第3弾「Ken’s Bar?」でカヴァーする楽曲のラインナップを1曲づつ自身のコメント付きで発表した。
自身のライフワークであるアコースティック編成で聴かせるコンセプト・ライヴ“Ken’s Bar”から生まれたKen’s Barアルバムは開催5周年の2003年に1作目の『Ken’s Bar』、開催10周年の2009年には2作目の『Ken’s Bar?』が発表されてきたが、開催15周年イヤーの2014年にも3作目となる「Ken‘s Bar?」がリリースがされる。今作も時代や国籍、ジャンルの枠を飛び越え、古今東西の名曲・ヒットソングの数々を稀代の“歌バカ”こと平井堅がアコースティックアレンジでカヴァー!
また国内外問わず豪華ゲスト・実力派ミュージシャンが参加している点にも注目だ。
『平井堅による“Ken’s Bar?”について一言』
?、?、ときて?。今回のテーマはずばり「トライ」。敢えて苦手な曲調や、1つの楽器と歌だけでどこまで出来るか等々、チャレンジ精神ビンビンで録音しました。
■even if〜Instrumental〜 (Music:平井堅) ピアノ演奏:大江千里
「?、?、に続いてKen‘s Barテーマ曲のインスト。今回、シンガーソングライターとしてもファンであり、現在ジャズピアニストとして御活躍されている大江千里さんがまさにJazzyで個性的な千里節炸裂のeven if を奏でて下さいました。」
■家族になろうよ(Lyrics & Music:福山雅治)ピアノ演奏:松浦晃久
「歌詞もメロディも素晴らしくてひと聴き惚れした曲です。僕なりではありますが、原曲の良さを汚さぬよう、素直に歌いました。」
■順子(Lyrics & Music:長渕剛)ギター演奏:石成正人
「僕と長渕剛さんって、対極というか相当かけはなれたイメージだと思うのですが、そんな長渕さんの初期の代表曲“順子”は女々しさ爆発の切ない曲。そこに僕なりの湿度を投入しました。」
■WE‘RE ALL ALONE(Lyrics & Music:William R. Royce Scaggs)ピアノ演奏:鈴木大
「デビュー前からオールディーズの曲を歌うバイトで歌っていた、言わば思い出の曲。デビュー時にジャパニーズAORシンガーと銘打っていたのが懐かし恥ずかし。ボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェルは当時の指針でした。」
■いとしのエリー(Lyrics & Music:桑田佳祐)ギター演奏:石成正人
「日本国民の宝のような曲。原曲の歌唱を超えられるわけないことなど重々承知の上、悩みに悩んだ挙句、選曲を決断しました。理由は僕の人生を語る上で不可避な曲であること、自己満足かもしれないけれど
自分なりの自分の色の“いとしのエリー”が表現できたと感じたこと。ただ心は土下座しております。」
■Love Is Blind(Lyrics & Music:Janis Ian)ベース演奏:亀田誠治
「比較的皆さまの耳馴染みある曲っていうのを念頭に選曲しているのですが、1曲だけ「わがまま枠」でメジャー・マイナー関係なく今僕が最も歌いたい曲を選曲したのですがそれが“Love Is Blind”。
メロディ?、歌詞(英詞が苦手な僕でもびしびし入って来る!!)まさに美の骨頂!! 悲しみは悲しみのまま、全く救いの無いまま底なし沼に沈んで行く様、何故かそれに浸り歌うことで魂が浄化していく感覚すらある。美しい。ただひたすら美しい。」
■Virtual Insanity(Lyrics & Music:Jason Kay, Wallis Buchanan, Simon Katz, Derrick McKenzie, Toby Smith, Stuart Zender)サウンドプロデュース:URU
「最も歌唱に苦労した曲。何度も挫けそうになりながらも友人やスタッフの励ましを真に受け(笑)、完成しました。ファンキーさではジャミロクワイのJKに敵わないので、JazzyにSmokyにバーチャってみました。」
■切手のないおくりもの (Lyrics & Music:財津和夫)サウンドプロデュース:大橋トリオ
「小学生時代、音楽の授業で歌った曲。当時から大好きでした。大人になって聴いても歌っても、いつもほっこりする、そして切なくなる。こんな曲、なかなか無いです。」
■タイミング(Lyrics:森 浩美, ブラック・ビスケッツ/ Music : 中西 圭三, 小西 貴雄)ギター演奏:押尾コータロー
「いわゆるトライ曲。自分のものにする(あくまで僕個人の判断ですが)までかなり四苦八苦しました。未だに自分のものに出来たかはわからないけど(笑)とにかく楽しかった!!パーカッシブな押尾コータローさんのギターに僕のひらめきで
フラメンコテイストを加えることになり、フラメンコ舞踏家の公家千彰さんのフラメンコタップ、カスタネット、そしてハンドクラップ(僭越ながらわたくしの)、が加わりさらに加熱!!」
■やつらの足音のバラード (Lyrics:園山俊二 / Music:かまやつひろし) ストリングス:弦一徹ストリングス
「こちらも弦のみのアレンジというトライ。歌詞に即したストリングスプレイがかなり気に入ってます。とくにブロントザウルスとイグアノドンの鳴き声を再現したところ!! 本物の声聴いたことないけど!! (笑)」
■KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG (Lyrics & Music : Chales Fox & Norman Gimbel)ロバータ・フラック本人とデュエット共演
「数年前、イベントで数曲デュエットさせて頂いた御縁もあって、デュエットを快諾して下さいました。久々に会ったロバータは相変わらず無邪気で自由な77歳の少女!! ヴォーカルレコーディングなのにピアノを弾きながら歌う彼女がとても印象的でした。」
■マイ・ウェイ(Lyrics & Music:Paul Anka, Claude Francois, Lucien Thibaut, Jacques Revaux/日本語訳詞:片桐和子) ピアノ演奏:松浦晃久
「こんな美しいメロディーってあるの?ってくらい美しいですよね。ほんっとうにいい曲。作った人フランス人。やはり。歌い手としてこの歌詞のように生きられて人生を全う出来たら最高ですよね。頑張らないと。」
リリース情報
平井 堅
CONCEPT COVER ALBUM「Ken’s Bar?」
2014年5月28日(水)発売
<トラックリスト>
01. Open
02. even if 〜instrumental〜 (Music:平井堅)
03. 家族になろうよ (Lyrics & Music:福山雅治)
04. 順子(Lyrics & Music:長渕剛)
05. WE’RE ALL ALONE (Lyrics & Music:William R. Royce Scaggs)
06. いとしのエリー (Lyrics & Music:桑田佳祐)
07. Love Is Blind(Lyrics & Music:Janis Ian)
08. Intermission
09. Virtual Insanity(Lyrics & Music:Jason Kay, Wallis Buchanan, Simon Katz, Derrick McKenzie, Toby Smith, Stuart Zender)
10. 切手のないおくりもの (Lyrics & Music:財津和夫)
11. タイミング(Lyrics:森 浩美, ブラック・ビスケッツ/ Music : 中西 圭三, 小西 貴雄)
12. やつらの足音のバラード(Lyrics:園山俊二 / Music:かまやつひろし) ※グローバルワークTVCMソング
13. KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG (Lyrics & Music : Chales Fox & Norman Gimbel)
14. マイ・ウェイ(Lyrics & Music:Paul Anka, Claude Francois, Lucien Thibaut, Jacques Revaux 日本語訳詞:片桐和子)
15. Close
◎初回生産限定盤A:DVD付き・豪華紙ジャケット仕様
■特典映像:「Ken’s Bar 15th Anniversary Special!!! Vol.1 LIVE VIEWING EDITION at 日本武道館」
2013年5月30日のLIVE当日、日本武道館から全国の映画館へ同時生上映された一夜限りの
貴重なLIVE FILMを約99分にわたり全編収録!! (価格:5000円+税 /品番: BVCL-590/591)
1st STAGE:even if / 僕は君に恋をする / 少女A / Overjoyed / 桔梗が丘 / 瞳をとじて / LIFE is...
2nd STAGE:告白 / なごり雪 / 太陽と埃の中で / 君の好きなとこ / 君はス・テ・キ? / POP STAR / Love Love Love
ENCORE: マイ・ウェイ
30th May 2013 at Nippon Budoukan
◎初回生産限定盤B:BONUS CD付き・スリーブケース仕様
■特典CD:「Ken’s Bar BEST SONG COLLECTION〜Live at Blue Note Tokyo〜」
平井堅が自身の歴代のヒットソングの数々をわずか300名の観客を前に披露し超プレミアムLIVEとなった
2014年2月のBlue Note公演からベストセレクトされた新録LIVE音源を全11曲を収録!!
平井堅初のLIVE ALBUM!!(価格:3600円+税/品番: BVCL-592/593)
even if / 楽園 / 告白 / 瞳をとじて / LIFE is… / 僕は君に恋をする / 哀歌(エレジー) / 君の好きなとこ / KISS OF LIFE / POP STAR / Love Love Love
February 2014 at Blue Note Tokyo
◎通常盤 CD
(価格:3000円+税/品番: BVCL-594)
LIVE情報
Ken’s Bar 15th Anniversary Special! Vol. 4 開店決定!
Ken’s Bar開店15周年第4弾はさいたまスーパーアリーナでの開催となります!
皆様のご来店、お待ちしております!
■2014年5月28日(水)17:30開場/19:00開演 [会場] さいたまスーパーアリーナ
料金:指定席(1ドリンク付)¥7,800(税込)
指定席一般発売日:2014年5月3日(土)10:00より
公演に関するお問い合わせ:H.I.P.
Ken’s Barとは・・・
Ken’s Barは、1998年5月29日に都内イベントスペースでひっそりと開店した。
きっかけは、「お酒やソフトドリンクや軽食をとりながら、リラックスした環境でライブを楽しんで欲しい」という平井堅本人の素直な気持ちから始まった。自身がKen‘s Barの店長兼ヴォーカルを勤め、ライヴ全体をトータルプロデュースしている。
Ken’s Barでは、平井堅が洋楽・邦楽問わず敬愛するミュージシャンの楽曲を歌い、時にはお客さんからのリクエストに答えてアコースティックスタイルで披露してきた。 因みに平井堅、開店当時26歳。 観客50名(ONAIR Okubo PLUS(現在は閉店)にて開催)から始まり、その後、東京ドーム(’05年12月20日)や数万人収容のアリーナでの開催にまで拡大し、毎回チケット発売と同時にソールドしてしまうほどの人気イベントにまで成長した、自身のライフワークとも言うべきアコースティック・ライヴ・イベント「Ken’s Bar」が昨年の5月29日に開店15周年を迎えました。
不定期でありながらも毎年必ず開催され、平井堅といえば、“Ken’s Bar”というぐらい平井堅の代名詞となったこのライヴイベント。そのコンセプトは、現在のカヴァー・ブームのアイディアのモチーフとなっており、日本人男性ソロアーティストとしては初めてMTV UNPLUGEDに2002年に出演、NYCのスタジオ収録という意味では、日本人初のアーティストということで、日本におけるアコースティックでのカヴァー・ライヴのパイオニア的存在となっている。そのKen’s Barをコンセプトとしたフルアルバムも過去に2作発表。
Ken’s Bar開店5周年を記念した『Ken‘s Bar』、 Ken’s Bar開店10周年を記念した『Ken‘s Bar ?』。アルバムでは、 鉄壁のKen’s Barメンバー(鈴木大,石成正人,坂井秀彰,大神田智彦)を始め、Aqualung, Frank McComb,Jesse Harris ,
Juana Molina, Lalah Hathaway, Peter Cincotti, saigenji, Toninho Horta,小野リサ,草野マサムネ,クリヤ・マコト,塩谷哲,蔦谷好位置,中西康晴,矢野顕子ら国内外問わず数々の豪華ゲストが客演。また、故坂本九,故美空びばりとは時空を超えて、奇跡のデュエットをするなど話題となった。
CONCEPT COVER ALBUM「Ken’s Bar」過去作品
◎「Ken’s Bar」2003.12.10 Release
<収録曲>
1.Open 2.even if 〜instrumental〜 3.THE ROSE(Nestle 「NESCAFE PRESIDENT」TV CMソング)
4.ONE DAY 5.LOVIN’YOU(ONWARD KASHIYAMA 「VANILLA CONFUSION」 TV CMソング) 6.WHAT A WONDERFUL WORLD(SONY 「Handycam PC300K」TV CMソング)
7.You‘ve Got A Friend 8.Intermission 9.大きな古時計 (Ken’s Bar version) 10.FAITH 11.When You Wish Upon A Ster 12.ABC 13.Don’t Know Why 14.Close
15.見上げてごらん夜の星を
◎「Ken’s Bar ?」2009.05.27 Release
<収録曲>
1.Open 2.even if〜instrumental〜 3.New York State Of Mind 4.僕がどんなに君を好きか君は知らない 5.LOVE 〜Destiny〜 6.DESPERADO 7.MOON RIVER(映画「ザ・ムーン」日本版主題歌) 8.Intermission 9.Because Of You
10.LATELY 11.わかれうた 12.Heart Of Mine(映画「愛を読むひと」日本版イメージソング) 13.白い恋人達 14.Close 15.Stardust
<関連リンク>
■平井堅 Official Website