星野源の新刊『蘇える変態』が2014年5月9日(金)に発売されることが発表された。雑誌『GINZA』での連載エッセイ「銀座鉄道の夜」に、書下ろしを加えたもの。2009年に発表したエッセイ集『そして生活はつづく』(マガジンハウス)、2013年の『働く男』に続く新刊となる。
星野は2月6日(木)に活動休止のため延期となっていた初の武道館公演「星野 源 ワンマンライブ ”STRANGER IN BUDOKAN”」を開催、約2年振りとなるライブツアー『星野源の復活アアアアア!』は、明日4月9日東京・NHKホールでファイナルを迎える。また、俳優として第5回TAMA映画賞最優秀新進男優賞、第35回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞、第68回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞、第23回日本映画批評家大賞新人賞を受賞し、現在NHK総合で毎週木曜に放送中の内村光良(ウッチャンナンチャン)のコント番組「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」へ出演中、7月から赤坂ACTシアターとシアターBRAVA!で上演となる舞台、大人の新感線「ラストフラワーズ」【作】松尾スズキ(大人計画)【演出】いのうえひでのり(劇団☆新感線)に出演することが決定している。
【作品概要】
クソ最高の人生だよ。まったく。
資生堂アネッサCMソング「夢の外へ」、「知らない」と立て続けにヒット。アルバムもオリコンチャートを賑わせ、主演舞台に主演映画とうなぎのぼりの人気のさなか、2012年末にくも膜下出血で入院。手術後数ヶ月で復帰したものの、再発。長期の休養を強いられた。「面白いものが作りたい」と、音楽・俳優・文筆とむさぼるように仕事をしてきた著者。アルバム制作や撮影現場などの“ものづくり地獄”の舞台裏から、エロ妄想で乗り越えようとした闘病生活、完全復活まで。怒濤の3年間を綴った、くだらなさと緊張感とエロと哲学、ミックスにもほどがある垣根なしのエッセイ。『GINZA』好評連載「銀座鉄道の夜」の書籍化+書き下ろし。
星野 源著 『蘇える変態』 2014年5月9日(金)発売
マガジンハウス刊 四六判 並製 192ページ 1315円(税別)
【星野源プロフィール】
1981年、埼玉県生まれ。音楽家・俳優・文筆家。学生の頃より音楽活動と演劇活動を行う。2000年に自身が中心となりインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を結成。2003年に舞台「ニンゲン御破産」(作・演出:松尾スズキ)への参加をきっかけに大人計画事務所に所属。10年に1stアルバム『ばかのうた』、11年に2ndアルバム『エピソード』(第4回CDショップ大賞準大賞)を発表。12年2月発売の2ndシングル『フィルム』はオリコンウィークリーチャート4位を記録した。その後、7月発売のアネッサCMソング「夢の外へ」、4thシングル「知らない」が立て続けにヒット、13年5月発売の3rdアルバム『Stranger』はオリコンウィークリーチャート2位を記録した。活動休止中のなか、10月に発売された6thシングル「地獄でなぜ悪い」は、オリコンウィークリーチャート初登場5位を記録するなどヒット中。俳優として、近年ではドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日)『ゲゲゲの女房』(NHK)、舞台『サッちゃんの明日』(作・演出/松尾スズキ)などに出演。12年に『テキサス -TEXAS-』で舞台初主演。13年は初主演映画『箱入り息子の恋』、映画『地獄でなぜ悪い』(園子温監督)、アニメ映画「聖☆おにいさん」(声の出演・ブッダ役)に出演し、第5回TAMA映画賞最優秀新進男優賞、第35回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞、第68回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞、第23回日本映画批評家大賞新人賞を受賞した。また、代表を務める映像ユニット「山田一郎」が制作したSAKEROCKのMV『ホニャララ』はSPACE SHOWER Music Video Awards 09のBEST CONCEPTUAL VIDEO賞を受賞。そのほか、作家として著書『働く男』『そして生活はつづく』を刊行。これまでの連載にGINZAでのエッセイ「銀座鉄道の夜」、テレビブロスでの細野晴臣との対談「地平線の相談」、POPEYE「星野源の12人の恐ろしい日本人」、MUSICA「精なる日々」、ダ・ヴィンチ「星野源のだまって俺について来い」など、レギュラーラジオ番組にJ-WAVEの深夜番組「RADIPEDIA」、NHK-FM「星野源のラディカルアワー」がある。
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