昨年11月25日にデビュー35周年を迎えた竹内まりやが、今年、6月14日(土)全国公開映画「わたしのハワイの歩きかた」の主題歌を担当することに決定した。映画の為に書き下ろした新曲のタイトルは『アロハ式恋愛指南』。
昨年秋、監督、プロデューサーから「ハワイの観光映画ではなく、この映画を観た女性が、旅・恋・夢にアクションを起こし、少しだけ、今よりも楽しくなってもらえるように…」と映画の説明を聞き、主題歌への依頼を受けた竹内まりやは、その主旨に共感し、依頼を快諾。本編のセミオールラッシュを観た竹内は、主人公の女の子への“気づきを促す”をテーマに、恋愛へのアドバイスの歌『アロハ式恋愛指南』を書き上げた。
ダンサブルなリズムと、そっと背中を押される歌詞のマッチングが心地よい、大人の女のエスケープ・コメディにピッタリな、楽しくテンションの上がる楽曲となっている。
デビュー35周年、アニバーサリー・イヤーでの竹内まりやのアクションにご期待下さい!
■これまでの映画主題歌
?1987年「ハワイアン・ドリーム」(東宝系映画):『夢の続き』(AL「REQUEST」に収録)
?1992年「マンハッタン・キス」(松竹洋画系):『マンハッタン・キス』(AL「Quiet Life」「Impressions」「Souvenir(Live)」「Expressions」に収録)
?1999年「秘密」(東宝系映画):『天使のため息』(AL「Bon Appetit!」「Expressions」に収録)
?2006年「出口のない海」(松竹映画):『返信』(AL「Denim」「Expressions」に収録)
■竹内まりやコメント
この度「わたしのハワイの歩きかた」のテーマソングとして、8年ぶりの映画主題歌「アロハ式恋愛指南」を書かせて頂きました。前田監督と小池プロデューサーより事前に、映画を通して伝えたいテーマを聞き、映像を拝見した結果、真っ先に浮かんだ言葉は「アロハ」。この言葉は単純に「こんにちは」や「さようなら」の挨拶だけではなく、もっと深い「愛そのもの」という意味があるそうです。人生に迷う主人公が、ハワイという場所で様々な出会いを経て本当の自分を見つけていくストーリーに合わせ、彼女を励まし人を愛することへの小さな気づきを促すような、恋愛アドバイスの歌に仕上げました。
思えば、私が初めて映画の曲を書き下ろしたのが1987年公開の「ハワイアン・ドリーム」の『夢の続き』でした。デビュー35周年を迎えた今年、また“ハワイ”に関連した映画の主題歌を歌うことになったのも、なにかのご縁かもしれません。ハワイの青空を思い浮かべながら、元気でビート感のあるこの楽曲と素敵なこの映画で、アロハな気分を楽しんでいただければ幸いです。
竹内まりや
■榮倉奈々さんコメント
「竹内まりやさんに作って頂けたなんて夢のようです。とにかく嬉しいです!映画を凝縮したような歌詞とポップな曲調が、ハワイでみのり役として感じた気持ちを思い出させてくれました。映画を観て頂く皆さんにとってもこの曲を聴いた時に
映画を思い出してもらえるようになったら嬉しいです。」
■「わたしのハワイの歩き方」ストーリー
恋も仕事もうまくいかない…そんな日常にくたびれちゃっている雑誌編集者の小山田みのり(榮倉奈々)は、ハワイで挙式をする友人に頼みこまれ渋々2次会の準備をするハメに。「こうなったら逆にハワイを楽しんじゃおう!」とハワイ特集の
取材を口実に、さっそうとハワイに乗り込む。ハワイで金持ちとの結婚を夢見る吉村アカネ(高梨臨)と出会い、アカネに連れられて夜な夜なパーティーに顔を出すみのり。さらにあれこれ事業に手を出して失敗を繰り返す実業家の鎌田勉(瀬戸康史)やハワイの自然が好きで自由気ままに生きてる阿部知哉(加瀬亮)と出会い彼らと飲んで遊んでハワイを満喫していた…。そうこうしている内に気づくとアカネは本当の愛を見つけ、勉はやりたいことに向かって歩きはじめ、知哉も自分と向き合い始めていた。そしてみのりは…―。仕事も恋も現実逃避して、本当は何をしにハワイに来たのか?ハワイで何を見つけたのか? 飲んで、遊んで、恋して、そんな“ありのまま”のみのりがハワイで歩いたその道の先にあるものとは?
映画クレジット
【監督】前田弘二
【脚本】高田 亮
【出演】榮倉奈々 高梨臨 瀬戸康史 加瀬亮
【公開】2014年6月14日(土)
【製作プロダクション】白組・マッチポイント
【製作】「わたしのハワイの歩きかた」製作委員会
【配給】東映
【コピーライト】(c)2014「わたしのハワイの歩きかた」製作委員会