12月25日(水)深夜23時19分〜25時19分 全国TBS系列にて、至極の音楽番組「クリスマスの約束」の放送が決定した!!同番組の収録は、12月3日(火)千葉県・浦安市の「舞浜アンフィシアター」にて行われ、8万通を超える延べ16万人の応募の中から選ばれた2000名が、歴史的なクリスマスライブを見届けた。
13年目を迎えた今年の「クリスマスの約束2013」は、小田和正が豪華ゲストアーティストを迎え入れながら小田の楽曲を含む、ゲストの代表曲など全17曲を歌い上げた。舞台となった「舞浜アンフィシアター」は、高度の芸術的エンターテインメントで世界的に名高いシルク・ドュ・ソレイユが公演で使用していた劇場。ステージと客席の距離が近い上、小田が作り出す雰囲気で会場は終始温かい雰囲気に包まれ、集まった観客は特に総立ち、手拍子を加えながら約4時間のステージは幕を閉じた。
出演は、小田和正に加え、桜井和寿(Mr.Children)、JUJU、スキマスイッチ、根本要(STARDUST REVUE)、松たか子、水野良樹(いきものがかり)、吉田拓郎(五十音順)が参加。
午後7時40分。「クリスマスの約束2013」の収録がスタート。小田がステージに登場すると、場内からは温かい拍手が送られる。
小田は丁寧に客席を見渡しながら歌い、「どうも〜」「ありがとう」と手を振って応える。一曲目を歌い終えると、テレビ収録に若干緊張気味の観客に「ざわざわしちゃっていいですよ」と声をかけ、場を和ませる一面も。
吉田拓郎は番組初出演。小田とのステージでの共演は、1996年9月に行われた「阪神・淡路大震災救済支援コンサート」以来、17年振り。「1970年代、カリスマと呼ばれるシンガーがいました」と、小田が吉田を招き入れると、「え〜っ!!」というどよめきと歓声が沸きあがる。そして小田と吉田が「落陽」を披露し終わると、場内からは鳴り止まない拍手と「拓郎!!」と呼ぶ声が飛び交った。「お互い長い音楽生活を送っているんだけど、二人で並んでやるのは初めて」と拓郎が語ったように、なんと二人でのステージは初。さらに吉田は「今はステージで歌えているのが楽しい。音楽の持つ力がようやく分かってきた。歌いながら皆の顔が見れるのが嬉しいんだ」と語り、集まった観客を大いに興奮させた。最後は小田と堅い握手と抱擁を交わした。
2009年に発足した“通称”クリ約小委員会(小田が命名。メンバーは小田、根本要、スキマスイッチ、水野良樹)のコーナーは、メンバーにとって「クリ約の休憩所、道の駅みたいな感じ(の居心地の良さ)」。「団体戦が好きなんだな。みんなで、“やったな!”みたいなのをやりたい」と小田の言葉通り、全員で選曲したカバー曲やスキマスイッチの代表曲など3曲を披露した。収録が小田と拓郎のステージの直後だったため、根本は「拓郎さんを見てたら5人ともすごい本気になってしまった」と照れ笑い。水野も「リハーサル以上の本気度で歌っているのがライブ!!」と興奮した様子。
さらに小田から夢について聞かれたスキマスイッチの大橋は「拓郎さんと小田さんが歌っているのを見て、純粋にその年まで歌えてたらいいな、と思って、“よし!歌おう!!”と思った。それが僕の夢になりました」と語り、常田も「長くスキマスイッチをやりたい。長く、楽しく」と笑顔で語った。
2003年から番組に参加している根本が「音楽は頼まれてやらない。好きでやっている」と言うように、世代の違う5人は、毎年この番組のために集まり、音楽で時間をつむいでいく仲間。小田は前々から念願だった「このメンバーでコンサートをやりたい!」とステージ上で大胆、発言。
小委員会の全員が目を輝かせた。
10年ぶりの参加となった桜井は、この番組に寄せて小田とオリジナル楽曲を共作し、新曲「パノラマの街」を書き下ろした。この楽曲の制作過程は放送当日にたっぷりお届けする。小田と桜井が奏でる「パノラマの街」は、「君に似た誰か、いくつかの誰かの日常の小さい物語も、世の中には欠かすことの出来ない物語だ、というメッセージを小田さんのメッセージが紡いだ」と桜井が語る、今の時代を生きているすべての人に送る、応援歌となっている。
また、小田が東北に向けて作った「その日が来るまで」や、「震災以降、東北、そして東北大生は力を合わせて頑張っています。そこで、折に触れ、皆が集まったときに歌えるような歌を書いて欲しい」と依頼され書き下ろした東北大学の校友歌「緑の丘」を母校東北大学混声合唱団の67名と共にテレビ初披露した。
そして最後に「クリスマスの約束」を盛り上げたのが、JUJU(2010年より参加)と松たか子(2006年より参加)。小委員会と共に、毎年美しい歌声を披露してくれている女性ゲストの登場に、小田はすっかりリラックスした様子。眠れない夜のすごし方の話で盛り上がるが、最後はクリスマスの夜にふさわしいカバー曲と小田の新曲を3人でしっとりと歌い、場内を優しい雰囲気に包み込んだ。
4時間に及んだ収録では、終始、小田がゲストアーティストを笑顔で迎え入れ、貴重なトークと音楽で観客を魅了した。この模様は12月25日の夜、たっぷりとお届けする。
■番組概要■
【放送日時】 2013年12月25日(水)
深夜23:19〜25:19(全国放送)
【出演者】 小田和正
【GUEST】 桜井和寿(Mr.Children)
JUJU
スキマスイッチ
根本要(STARDUST REVUE)
松たか子
水野良樹(いきものがかり)
吉田拓郎
(五十音順)
【スタッフ】
製作著作:TBS
プロデューサー:阿部龍二郎、服部英司
演出:柴田猛司
ディレクター:渡辺直道
舞台監督:早川康弘
【阿部龍二郎プロデューサーのコメント】
本当に今年はすごい事になっています。
今夜、何かが起きる。
伝説のライブではありません。
今日のライブが“歴史”となります。
しかも、涙が出てしまうような圧倒的な“音楽の歴史”が刻まれます。
どうぞ、奇跡を目の当たりにしてください。
【小田和正のコメント】
随所で感動してしまいました。
とても素敵な時間をすごさせて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年がみんなにとって素敵な年になるよう祈ってます。
【これまでの「クリスマスの約束」】
「クリスマスの約束」は、アーティスト・小田和正が持つ卓越した表現力をあますことなくお伝えする番組。
過去13回の放送で、常に「最良のライブ番組」として数多くの賛辞を頂戴し続けている。 初めて放送された2001年は、23時45分スタートという深夜帯の放送開始にも関わらず、世帯平均視聴率7.9%、2002年には初回の数字を上回る、9.3%を記録し、翌年の2003年には、12月期の月間ギャラクシー賞を受賞するに至った。
2004年には小田和正、初のレギュラー番組「風のようにうたが流れていた」の総集編として放送し、これまでの放送と同様に同時間帯首位を記録。
2005年の放送では、小田和正自身のツアーをテレビ用に美術・照明をアレンジして収録し、ツアーライブのテレビパッケージとして新たな道を切り開いた。
2006 年の放送は有明コロシアムで収録。小田の新曲が発表されたほか、現在小委員会のメンバーでもあるスキマスイッチやいきものがかりが出演して話題となった。
2007年は5組のゲストアーティストを迎え2度目の月間ギャラクシー賞を受賞。
2008年は、JCBホールで開催。小田和正の半年に渡る全国ツアーの様子を綴ったドキュメンタリーを織り交ぜて構成、放送も好評を博した。
2009年では、総勢21組34名のアーティストたちが一堂に会し、「22分50秒」にも及ぶ大メドレーに挑戦。第36回、放送文化基金賞で優秀賞を受賞した。
2010年、放送開始から10回目のクリスマスは「(小田の地元)横浜で親しい音楽仲間たちとプライベートライブを楽しむ」。そのコンセプトの元、ゲストアーティストの代表曲や自身の楽曲を、楽器を片手に丁寧にかつ温かく演奏し、これまでの「クリスマスの約束」にはなかった新鮮な感動を生み出した。
2011年は、2009年に放送して話題となったメドレー“22分50秒”を越える「28分58秒」を史上最多24組41人のゲストが参加して披露。新たな伝説を作った。
2012年は会場からの熱烈ラブコールを受けて千葉県・浦安市の「舞浜アンフィシアター」で初収録。小田和正に加え、初出演の絢香、JUJU、スキマスイッチ、
根本要(STARDUST REVUE)、松たか子、水野良樹(いきものがかり)が参加。番組小委員会と吟味し選曲した名曲の数々を届ける構成となった。
【最新シングル発売情報】
両A面シングル 『その日が来るまで/やさしい風が吹いたら』 作詞・作曲・編曲:小田和正(両曲)
発売日 2013年4月24日・価格 1,050円(税込) ・品番 FHCL-3003
【リリース情報】
■最新アルバム 『どーも』(2011年4月20日発売) FHCL-3002 3,059円 (税込)
<収録曲>
1.君のこと
2.グッバイ (TBS系ドラマ日曜劇場「獣医ドリトル」主題歌)
3.若葉のひと (2009年MAXFACTOR CM曲)
4.hello hello (映画「ロック 〜わんこの島〜」主題歌)
5.誰れも どんなことも
6.こたえ (映画「ジーン・ワルツ」主題歌)
7.やさしい雨 (TBS系「夢の扉+(プラス)」テーマ曲)
8.さよならは 言わない (関西テレビ放送開局50周年記念ドラマ「トライアングル」主題歌)
9.今日も どこかで (フジテレビ系「めざましテレビ」テーマソング)
10.東京の空 (木曜劇場「それでも、生きてゆく」主題歌)
【LINK】
■レコード会社:
http://www.sonymusic.co.jp/bv/oda/
<関連リンク>
■小田和正 オフィシャルサイト