今年でデビュー13年目を迎え、最新シングル「釧路空港」（発売・ビクターエンタテインメント）がオリコン演歌・歌謡曲チャートは初登場１位を獲得し、現在、78,000枚突破とヒット中の演歌歌手・山内惠介（30）が20日、東京・中野区のサンプラザホールで「山内惠介コンサート2013〜歳は三十白?美男〜」と銘打ったコンサートを開いた。この日は、9月19日の福岡を皮切りに、名古屋（同21日）、大阪（同23日）、札幌（同28日、2回公演）、そして東京と、全国5カ所（全6公演）で行ってきたコンサートツアーのファイナルで、合わせて約15,000人を動員。
ツアーは今年が4回目で、これまでピアノ弾き語り、女形で日本舞踊、ダンサーとのダンスを披露するなど、毎回、新しいことにもチャレンジするステージで話題を呼んでいるが、今回はウクレレに初チャレンジ。「今年の1月にプライベートで初めてハワイに行ったのですが、そのときにハワイアンミュージックに触れ、ウクレレに魅せられた」のがきっかけで、「ウクレレを自分で購入して、約1カ月間、先生について猛練習しました。ゆったりとリゾート気分を味わえる楽器でして、自分の相方のような存在になっていますので、これからも続けていきたい」と愛器を手にしてニッコリ。2,200席の会場は、熱烈なファンで満席の中、「ここ中野サンプラザホールでコンサートを開かせていただくのは今回で2度目でございます。昨年の10月に初めて立たせていただきまして、今年、再びここに帰ってくることができました。昨年はたくさんの方に足を運んでいただいたんですが、今年は皆さまのお陰で満員御礼の中、この日を迎えることができました。うれしくて仕方がないです。僕は30歳になりましたが、演歌界の中ではまだまだひよっこです。今日のタイトルは『歳は三十白?美男』白?美男（はくせきびなん）とは、色白でいい男という意味です。気合を入れてしっかり頑張らなくてはいけない、そんな思いがこの『歳は三十』には込められています。今日は、白?美男になれるように精いっぱいこのステージを務めさせていただきたいと思います」とあいさつ。
10ポーズの衣装を次々と着替えながら新曲「釧路空港」をはじめ、「恋する街角」「つばめ返し」「風蓮湖」「涙くれないか」、昭和のヒット曲から沢田研二の「危険なふたり」、郷ひろみの「よろしく哀愁」、野口五郎の「私鉄沿線」など全25曲を熱唱。途中、初お披露目のウクレレを弾きながら小畑実さんの「星影の小径」とオリジナル曲「シンガポールの夜は更けて」を歌ったり、欽ちゃん劇団の「カンカラ」とチャンバラコントを披露するなど、バラエティーに富んだステージで最後まで満員のファンを楽しませた。
11月には初主演舞台「曽根崎心中」（11月2日〜4日＝兵庫県立芸術文化センター、同8日〜17日＝東京・あうるすぽっと）、来年1月11日公開のニッポン放送 開局60周年記念作品 初主演映画「THE 歌謡ムービー『昭和歌謡危機一髪！』」（http://keisuke-movie.com）に出演も決まるなど、大活躍だ。
初主演舞台
「曽根崎心中」
原作：近松門左衛門／監修：崔 洋一／脚本・演出：岡本 さとる
【兵庫公演】 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2013年11月2日（土）〜4日（月・祝）
（問合せ）芸術文化センターチケットオフィス
【東京公演】あうるすぽっと
2013年11月8日（金）〜17日（日）
（問合せ）アーティストジャパン
初主演映画
ニッポン放送開局60周年記念作品
山内惠介 THE 歌謡ムービー「昭和歌謡 危機一髪！」
2014年 １月11月（土）より東劇他、全国順次ロードショー
【出演】 山内惠介 武内 亨（元チェッカーズ リーダー）
【音楽】 武内 亨【監督】 すずまさ
制作：ニッポン放送 配給：松竹株式会社映像商品部/Thanks Lab
公式HP：http://keisuke-movie.com
【ストーリー】
歌ってのは、誰かを楽しませるためにあるもんだろ！
唄えなくなり挫折した“惠ちゃん”が、人の温かさにふれて自分を取り戻す昭和人情ムービー
イケメン演歌歌手・山内惠介は2001年のデビューから12年、CDもシングル・アルバム合わせて25枚発売され、今や若手最注目株の実力派として知られている。順風満帆な歌手生活を送っているかに見えた山内には、不遇の4年間があった。ようやく人気が定着してきた頃、当時の所属事務所社長が飲食事業に手を出して失敗。事務所ごと携帯ゲームの会社に買い取られたが、なんとか歌手としての活動は続けていた。演歌・歌謡界とIT業界―これまでの慣習・価値観を認めない新経営陣に戸惑いながら迎えたコンサート当日。なんと本番中に倒れ、コンサートは中断してしまう。声を張るとレコ―ドの針飛びのように、何度も同じ箇所を繰り返してしまうという奇病にかかってしまったのである。経営陣は唄えなくなった山内に対し、歌手としてではなく“モノマネタレント”として売り出そうとしたり、長年連れ添ったマネージャーまでも解雇してしまう。さらに前の社長が残した借金を返すはめになり、“針飛び”の病もますますひどくなって自信を喪失してしまった山内は、歌手生活にけりをつけるために旅に出る。
道中ヒッチハイクさせてくれた青年、行きついた港町で出会った“昭和歌謡バー”の面々、かつて山内自身と同じ病にかかった元演歌歌手の曽根崎、新たな人生を歩み始めるために勤めた水産加工工場の職人たち・・・出会った人々の人情に触れることで、徐々に自信を取り戻していく山内だったが。果たして声は元に戻るのか！？応援してくれる恩人たちのために、再び歌の世界に戻ることは出来るのだろうか。
c2013 「山内惠介・THE歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪」制作委員会
リリース情報
2013年7月31日発売「釧路空港（霧盤）」
＜品番＞CD＋DVD：VIZL-558 ＜価格＞1,980(税込)
【CD】
M-1 釧路空港（作詩:鈴木紀代／作曲:水森英夫／編曲:伊戸のりお）
M-2 たった二年と二か月で（作詩:阿久悠／作曲:水森英夫／編曲:惠介バンド）
M-3 「釧路空港」（オリジナル・カラオケ）
M-4 「たった二年と二ヶ月で」（オリジナル・カラオケ）
M-5 「釧路空港」 （女性用カラオケ：Key＝Am）
M-6 「たった二年と二ヶ月で」（女性用カラオケ：Key＝Gm）
【DVD】
Ｍ-1 「釧路空港」ミュージッククリップ
Ｍ-2 スペシャル映像「釧路空港宣伝特使」任命式
＜関連リンク＞
■山内惠介 オフィシャルHP
■レーベルサイト
