鬼束ちひろ
<感涙の初ステージ!>今夜は自身の音楽活動で初結成のバンドを初披露するということで周囲の期待感が高まる中、虹色に光るホログラムのグラマラスな衣装でアコースティック・ギターを抱えた鬼束がピアニスト、ギタリストを率いた3人編成の「鬼束ちひろ & BILLYS SANDWITCHES」として登場。
「Are you ready?」と観客に声をかけると、80’sニューウェイヴ・テイストなPOPチューン「あなたとSciencE」(バンド初音源として12月18日にリリースされる最新シングルに収録)で華やかなステージの幕を開けた。すかさずアッパーな「BILLYS SANDWITCHES」のテーマ曲も初披露、AC/DCのロック・アンセム「If You Want Blood(You’ve Got It)」のカバーで圧倒的な声量でシャウトし会場を沸かせた後、さらに立て続けに演奏されたRCサクセション「つ・き・あ・い・た・い」のカバーでは、手拍子をあおり瞬く間に会場を一つにまとめあげると、両手をあげる観客にコンドームのサプライズ・プレゼントを贈りつつ、「I miss you Kiyoshiro!」と偉大なロック・スター忌野清志郎にリスペクトを捧げた。
観客ひとりひとりに優しく語りかけるよう届けられたのは隠れた名曲として名高い「HIDE AND SCREAM」。
「Do you remember this song? Moonlight」のMCを合図に彼女の代表曲「月光」のイントロが奏でられると会場は水を打ったように静まりかえり神聖な空気が漂いはじめる。鬼束が歌いながら感極まり涙を浮かべる観客に手をさしのべると、高まる熱とともに会場のボルテージが頂点へと達した頃、鬼束が歌いながら両腕を振りあげ観客へと指揮を鼓舞してゆくとフロア全体が大合唱となる感動的なシーンを迎えた。
客席から「かわいい!」「エロい!」「イケメン!」と声をかけられ「イケメン?どっちが?」と軽妙に応え、エンディングのロック・ナンバー「愛の台詞」へと突入。「生きてゆくの 迷える希望で」と一体となった観客に熱唱で力強いメッセージを届けた。終演後は名残惜しがる観客にステージ・ドリンクを振る舞うなど、バンド初ステージは彼女独特のやんちゃっぷりとユーモアをまじえつつ、鬼束ちひろにしか到達できない唯一無二の存在感あふれる圧巻のステージとなった。
【セットリスト】
1. あなたとSciencE (新曲12/18最新シングル/初披露)
2. BILLYS SANDWITHES (新曲/初披露)
3. If You Want Blood (You’ve Got It) (AC/DC カバー/初披露)
4. つ・き・あ・い・た・い (RCサクセション カバー/初披露)
5. HIDE AND SCREAM (初披露)
6. 月光
7. 愛の台詞
【リリース】
20th Single セルフ・スプリット両A面シングル
壮大なバラード『This Silence Is Mine』(ゲーム『ドラッグ オン ドラグーン3』テーマソング)
初バンド鬼束ちひろ & BILLYS SANDWITCHESの 80′sなPOPチューン『あなたとSciencE』2曲収録。
アーティスト:鬼束ちひろ / 鬼束ちひろ & BILLYS SANDWITCHES?
タイトル:This Silence Is Mine / あなたとSciencE?
発売日:2013年12月18日(水)
品番:XQLW-0002
価格:¥1,000 [tax in]
発売元NAPOLEON RECORDS
【インフォメーション】
OFFICIAL HP:http://www.onitsuka-chihiro.jp
OFFICIAL facebook:https://www.facebook.com/onitsukachihiro.official
OFFICIAL twitter:https://twitter.com/onitsukachihiro/
後藤まりこ
<疾風怒濤の40分!>まさに後藤まりこは、その一語に尽きる壮絶なライヴだった。オープニングSE「299792458_TOKYO-U」が流れる中、メンバーが登場。最後に後藤まりこが「299792458_TOKYO-U」を口づさみつつ登場すると客席からは歓声が上がる。
「東京都、世田谷区在住、大阪府出身後藤まりこです。よろしくお願いします。」の挨拶をきっかけに「M@HφU☆少女。。」「ままく」、そして「sound of me」と、立て続けに演奏し、客席をヒートアップさせる。「ドローン」では、「し ぶ や/1.2.3.4.5.6.7.8/8ビート私はダンスを踊る/裸足でからまって、渋谷のダンスは踊りにくい/どうでもいいけど」とリリックをアレンジし、いつもよりも混沌とした世界を作り上げていた。同曲中盤ではステージを降り、客席に出て踊り、歌い、叫ぶ。続く「すばらしい世界。」(新曲)ではプログレッシヴな演奏で一気に覚醒させる。
フロア全体をステージのように舞い、自在にオーディエンスをコンダクトしていく後藤から全く目が離せない。ほとんどMCのなかったこの日だが、スピーカーによじ登って「僕、おかしいことやってるって思ってるやろ。ここは僕の居場所や。40分だけ見世物になるんや。もっと見て下さい、ね〜☆」と言う彼女の表情からは、その複雑な感情は読めない。ミドリ時代の名曲「リズム」をはさみ、新曲「m@u」。駆け上るような高揚感に包まれるサビが印象だ。そして後藤が愛してやまない「あたしの衝動」では、全てが音がステージ場を紡ぎ合い、ライブは最高潮に。「後藤まりこでした、ありがとうございました。僕は 1人でライブをしたくがないんです。この場にいる全員とわかちあいたいです。ダイブがしたいわけじゃないんです。1つになりたいです。ここにいるみんなと。共有したいです。無理だとはわかってるけど、上手く言えないけど、、、とにかく、とにかく、、、」と言いながら、「あたし中学三年生」と、「さなぎの詩」と咆哮。ギターのフレーズとRAPが絶妙なハーモニーを奏でる新曲「さなぎの詩」(新曲)で最高潮を迎え、後藤はステージに戻らず、客席の扉から「ありがとうございまいした」と語り走り去った。めくるめく40分のドラマに興奮冷めやらぬオーディエンスからは、アンコールを求める拍手がいつまでも鳴り響いていた。
【セットリスト】
1.M@HφU☆少女。。
2.ままく
3.sound of me(テレビ東京「たべるダケ」EDテーマ)
4.ドローン
5.すばらしい世界。
6.リズム
7.m@u(新曲)
8.あたしの衝動
9.さなぎの詩(新曲)
【リリース】
2013年12月4日2ndアルバム発売決定!
【ディスコグラフィー】
■1stシングル
「sound of me」
DFCL-2030 1,000(w/t)
■Debut Album
『299792458』
DFCL-1915 2,300(W/T)
【ライヴ】
ワンマンライブ決定!!
■2014/01/05(日)@LIQUIDROOM
■2014/01/11(土)@梅田Shangri-La
【インフォメーション】
OFFICIAL STAFF TWITTER:
https://twitter.com/510mariko
<関連リンク>
■後藤まりこ OFFICIAL HP