90年代の音楽シーンを牽引したトッププロデューサー小室哲哉と、その流れを組む浅倉大介が手掛けた名盤オリジナルアルバムが、次世代高品質CD「Blu-spec CD2」で復刻される。
今回復刻されるのは小室哲哉およびTM NETWORK関連の10タイトルと、浅倉大介関連11タイトルの計21作品。
プロデューサーとして数あるミリオンヒットを持つ小室のプロデュース作品の中からは、初期の名曲「恋しさと せつなさと 心強さと」が収録される篠原涼子の’95年発売のソロアルバムや、200万枚以上のセールスを記録した鈴木あみのデビュー作、そして自身もメンバーとして活動したKiss Destinationのアルバムなどが復刻される。
なかでも’97年に小室哲哉が監修していたテレビ番組「小室魔力」のオーディションでグランプリを獲得、 日本と台湾の2ヶ国で同時デビューしたRingのアルバムは隠れた名盤。ほとんどの曲が中国語で収録され、時代を先取りした作品としても注目である。
またTM NETWORK関連タイトルでは、B’zの松本孝弘が提供したソロ1stシングル「少年」を収録した1stアルバムを含む、宇都宮隆名義ののソロアルバム3作が。そして木根尚登の「KINE NAOTO supported by TETSUYA KOMURO」名義で発表された唯一のアルバム、さらにTM NETWORKから切り離せない存在のギタリスト葛城哲哉のソロ作品などが復刻される。
一方、TM NETWORKのサポートとしての経歴もある浅倉大介関連では、ソロアルバム2作に加え、自身のユニットaccessの初期3作、Icemanの全5作が復刻される。さらにTM Revolutionのプロデュースワークでも有名な浅倉が全面プロデュースを手掛けた女性アーティストFayrayのデビューアルバムも、彼を知る上では興味深い作品と言えるだろう。
なお、浅倉大介関連のタイトルには初回限定でトレーディングカードが封入されている。
’90年代を代表するキーボードプレイヤーであり、プロデューサーである小室哲哉と浅倉大介。現在もそれぞれTM NETWORK、accessとして精力的に活動を続けている2人だが、その源流とも言える作品達は10年以上経った今聴いても、新鮮でエネルギッシュだ。
日本の名盤復刻シリーズ オフィシャルサイト
http://www.110107.com/bluspec_list
商品情報<>内はオリジナル発売日 全て1890円
●篠原涼子
『Lady Generation〜淑女の世代〜』<1995年8月21日> MHCL-30155
●鈴木あみ
『SA』 <1999年3月25日> MHCL-30156
『infinity eighteen vol. 1』<2000年2月9日> MHCL-30157
●Kiss Destination
『GRAVITY』 <1999年11月17日> MHCL-30158
●Ring
『TEEN’S RING』 <1999年7月22日> MHCL-30159
●宇都宮隆
『easy attraction』 <1996年6月17日> MHCL-30160
『fragile』 <1998年4月29日> MHCL-30161
『WHITE ROOM』 <2000年6月21日> MHCL-30162
●KINE NAOTO supported by TETSUYA KOMURO
『REMEMBER ME?』 <1996年11月25日> MHCL-30163
●葛城哲哉
『TRIPLE KOLLABORATION〜KG-3〜』<1994年11月23日> MHCL-30164
●access
『FAST ACCESS』 <1993年2月25日> MHCL-30165
『ACCESS ?』 <1993年9月22日> MHCL-30166
『DELICATE PLANET』 <1994年5月25日> MHCL-30167
●浅倉大介
『D-Trick』 <1992年9月2日> MHCL-30168
『ELECTROMANCER』 <1995年7月12日> MHCL-30169
●Iceman
『POWER SCALE』 <1997年3月26日> MHCL-30170
『Digiryzm Mutation』 <1998年5月21日> MHCL-30171
『GATE II』 <1999年6月6日> MHCL-30172
『GATE I』 <1999年7月7日> MHCL-30173
『GATE//white』 <1999年12月31日> MHCL-30174
●Fayray
『CRAVING』 <1999年5月26日> MHCL-30175