「学生街の喫茶店」、「ロマンス」大ヒットから40周年を迎える今年、GARO解散以来37年ぶりとなるニュー・アルバム『時の魔法』に参加した豪華ミュージシャン総勢13組が、「マーク from GARO」こと堀内護(マーク)へ向けて応援コメントを発表した。
マークとは旧知のベテラン勢から若手ミュージシャンまでがコメントを寄せている中、「高校時代にGAROのコピーをしていた」と語る鈴木雅之をはじめとして、それぞれのミュージシャンがGAROに大きな影響を受けて来たことを明らかにしている。また、GAROの現役当時バックバンドを務めた高橋幸宏、小原礼は40年以上ぶりにマークの作品に参加。時代が変わっても変わらないマークの“GAROサウンド”に注目しているという。
そして今回、マークと鈴木茂の初コラボとなる新曲「Pale Lonely Night」のメイキング映像( http://youtu.be/A4JK-fwUi-A )が公開された。映像では鈴木茂の貴重なレコーディング風景が見られるほか、新曲「Pale Lonely Night」の音源も初解禁。元はっぴいえんどのギタリスト鈴木茂と元GAROのマークが共に作品を作り上げたことは、日本ロック史に新たな一ページを刻むことになるだろう。
【マーク from GARO『Pale Lonely Night feat. 鈴木茂』】
http://youtu.be/A4JK-fwUi-A
【参加ミュージシャンコメント(五十音順・敬称略)】
■あっぷるぱい
僕らのような学生バンドが、マークさんと共演できるなんて夢のようです。
GAROは父や母が良く聴いていて、アルバムが何枚かありました。
「美しすぎて」、「公園通り」、「憶えているかい」、「地球はメリーゴーランド」‥‥‥
数々の素晴らしい歌を残してくれたマークさんの復活、とても楽しみにしています。
■小原 礼
僕と高橋幸宏は1970年頃に
もう一人の友人とCS&Nのコピーをよくやっていた。
ギター2本で、車の中ではアカペラで「Judy Blue Eyes」とかを
歌詞も完璧に覚えて唄いまくっていた。
ある時どこかの学園祭でCS&Nをやっていた時に、
知らない3人組がCS&Nをびっくりするくらい上手く唄っていた。
こりゃかなわんと思った僕たちは、その3人組のもとへ行って
『俺たちがバックやるから一緒にやろう』と
強引に入り込んでしまった。
その時GAROはもちろん3人、こっちは2人。
でもなぜか僕たちの方がギャラが高かった。
時代は変わっても音は変わらないね。
■加橋かつみ(ザ・タイガース)
マークとはもう長い付き合いになりますが、
最近やっと元気になってきたようで喜んでいます。
仲のよかったトミーがいなくて少し淋しいですが、
音楽的に優れたものをもっている
マークが元気にやってくれることが一番です。
みんな、応援しています。
■鈴木 茂
マークさんの透明感のある声は健在ですね。優しい声が心に響きます。
特に「Pale Lonely Night」のコーラスは素晴らしい。
次のアルバムも期待しています。
■鈴木雅之
昨年の夏、スタレビの根本要とギタリストの佐橋佳幸と三人で
GAROのナンバーをステージで歌わせてもらいました。
実は私、高校時代ハードロックとGAROを
コピーさせてもらっていた一人です。
Doo Wopに出会うまで!
今回私を担当していたスタッフが、
マークさんのお手伝いをするということを聞きつけて
強引に参加させていただいた次第です。
マークさん!!GAROサウンドの魔法を
待っていたすべての人達にかけちゃって下さい。
■砂田和俊(サンタラ)
自分の音楽初期衝動は、まずファンであったこと。
偏りながらも色んな音楽を聴き、憧れました。
まさかGAROのマークと一緒にレコーディングするなんて、
20年前の自分に教えてやりたい。
そしてミュージシャンとなった今、
僕が生まれる前から世の中を魅了してきたマークが
新曲を歌うということに勇気づけられています。
■高田 漣
GAROは借り物だった日本のロックが本物になる
瞬間であり、永遠に輝き続けるマイルストーンです。
今回マークさんの作品に関われた事を心から誇りに思います。
マークさん!今度はぜひ、「暗い部屋」をご一緒したいです。
■高橋幸宏
もう、どれだけ長い年月を経ての再会だったのだろう。
マークは何も変わってなかった。
僕や廻りのスタッフにもとても優しく気を使いながらも、
何かを主張する空気をきっちりとまとっていました。
きっと音楽に対しても変わっていないんだろうな、って思ったよ。
■ブレッド&バター
名曲はいつまで経っても名曲。
マークと一緒に唄えて最高な気分でした。
THANK YOU! マーQ! 岩沢ニ弓
マークの変わらぬ音への追求は素晴らしい!
そして驚きました! 岩沢幸矢
■松井五郎
15才になった頃。ギターばかり弾いている毎日だった。
そんなある日、GAROが現れた。
美しいハーモニーとメジャー7thの世界。
どこか洋楽の匂いのする歌に魅了された。
あの時の憧れは40年経って別の形で実をつけた。
マークと一緒に曲を作る・・・
夢は続いていたんだな、そう思う。
■三沢またろう
マークさん!!ソロアルバムのご完成おめでとうございます!!!
僕の人生に於いて‘GARO’は無くてはならない存在、
という以上に想像できるすべての音楽の礎でした。
今回このアルバムの制作に参加させていただく名誉を受け、
幸せに浸っていた矢先にアレンジ曲が決まりまして・・・
そうなんです「学生街の喫茶店」!!(@_@;)
どうリアレンジすれば全国のGAROファンのみなさんが
納得してくださるのか、悩む日々が始まりました。
そして僕なりの回答が今回のアレンジです。あえて自分で
納得のいくまでギターも弾かせていただきました!!
僕の持っているすべての愛情をこの一曲に納めたつもりです。
GAROよ永遠なれ!!いつまでもみずみずしいサウンドで
一生僕らを幸せにしてください。
■村松 健
GAROの現役の頃はまだ幼く記憶がありませんが、曲は聞き覚えがあります。
あの時代の歌謡曲のPOPさとフォークロックの質感をイメージして、
少しオールドファッションに僕のもうひとつの声、
ヴィンテージヴァイブ(エレクトリックピアノ)でご一緒しました。
お役に立てれば幸いです。
■山口洋輔
偉大なアーティストGAROのマークさんの作品に関われた事は、
とても光栄な事です。とりわけ70年代の音楽に深いリスペクトを
持っている僕としては、非常にドキドキしてましたが
納得のいく仕上がりになったと思います。
この作品が、当時聴いていた方だけでなく、
新しい世代にも届けばと願っています。
これだけ素晴らしいんだから、聴かないでいるなんて勿体ない!!
【リリース情報】
マーク from GARO
ニュー・アルバム『時の魔法』
2013年9月25日発売
ESCL-4110 / ¥3,059(税込)
発売元:エピックレコードジャパン
[収録曲]
01.学生街の喫茶店
02.時の魔法
03.虹色のラベンダー
04.地球はメリーゴーランド
05.アビーロードの青い空
06.四つ葉のクローバー
07.ロマンス
08.風の館
09.ガラスの涙はもういらない
10.Stranger in the City
11.Pale Lonely Night
12.たんぽぽ
[参加ミュージシャン]
あっぷるぱい、小原 礼、加橋かつみ(ザ・タイガース)、鈴木 茂、鈴木雅之、砂田和俊(サンタラ)、高田 漣・伊賀 航・伊藤大地、高橋幸宏、ブレッド&バター、三沢またろう、村松 健、山口洋輔、and more
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