1984年にシンガーソングライターとしてレコード・デビュー、多忙な俳優活動と並行して、コンサート活動も精力的に行っていた京本政樹。今年3月20日には、そのアーリー・デイズを集大成したベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト Tokyo Blue 〜孤独な天使たち〜』がリリースされ好評を博したばかりだが、そんな京本が、来年(2014年)デビュー35周年(音楽デビューからは30年)を迎えるにあたり、シンガーソングライターとしての活動を集大成した豪華企画(詳細は未公表)の制作を発表した。これは、番組での巧妙なトークやギター弾き語りでのパフォーマンスが評判となり、今年1月の初登場から異例の短期間での再登板となった9日放送の「京本政樹のオールナイトニッポンGOLD」生放送出演中に発表されたもの。前回出演時にリリースを初公表した前述の『ゴールデン☆ベスト Tokyo Blue』が好調なため、本格的な35周年企画へと発展、企画が決定したという。既にビクター時代の楽曲のリマスタリング作業が開始され、この日、この番組のために、「Lady」他、先行で4曲の最新リマスタリング音源をオンエア。夏の夜にぴったりのロックテイストの選曲で、オンエアを聴いた多くのファンから、感激の声が番組に寄せられた。
同時に、京本政樹35周年企画の収録内容について、番組で、ファンからのアイディアも募集された。ファンと一緒に作り上げたいというアーティスト本人の希望によるもので、ファン想いの京本らしいスペシャルな企画だ。
*リクエストは、京本政樹オフィシャルサイトまたはニッポン放送のレギュラー番組「京本政樹のラジとばっ!」(日曜24:30〜24:50 OA)宛。制作状況は随時ラジオのレギュラー番組等で発表される。
そんな楽しみなメモリアル企画の内容は、まだ明かされていないが、今度は、アーリー・デイズのみならず、最新の京本作品(未発表書き下ろしの新曲「Tokyo blue」という楽曲の存在も明らかにされている)も含めた、音楽活動30年間の集大成的な構成になるようだ。
ここ数年は、『必殺仕事人』シリーズをモチーフとしたパチンコ機がヒット。京本演じる“組紐屋の竜”のキャラクターとともに楽曲も使用され、昨年には、演歌歌手ジェロによって、その代表曲「哀しみ色の…」(朝日放送系TV『必殺仕事人V』挿入歌)がカバーされるなど、シンガーソングライターとしての彼の活動にも再びスポットが当たっている。
来年の芸能生活35周年に向けて、俳優としての活動はもちろん、音楽活動にも意欲を燃やしているとのことなので、ますます目が離せない。
<CDリリース概要>
京本政樹 『ゴールデン☆ベスト Tokyo Blue 〜孤独な天使たち〜』
2013年3月20日 (発売中)
全21曲収録
税込定価2,000円
VICL-64015
<関連リンク>
■京本政樹オフィシャルサイト