Photo by 五十嵐絢也
本日8月7日(水)に三重県・伊勢神宮内宮参集殿において『第六十二回伊勢神宮式年遷宮奉祝「鎮守の里」コンサート』が開催され、藤井フミヤが本年秋に斎行される、第62回神宮式年遷宮を奉祝し、2006年に手掛けたイメージソング『鎮守の里』を披露するなど、1時間弱のコンサートを行った。
「式年遷宮」とは1300年間にわたり20年に一度行われてきた、神宮の最も重要なお祭りで、平成25年(2013年)に第62回目を迎える。世界でも例を見ない、かけがえのない歴史と伝統を有する祭典。できるだけ多くの方々に「遷宮」という先人が守り伝えてきた素晴らしい伝統を通じて、遷宮の心・日本の心を広めたいという想いのもと、2006年に藤井フミヤが自身が作詞作曲した遷宮イメージソング「鎮守の里」を奉納。昨夜開催のコンサートでは、この伊勢神宮式年遷宮イメージソング『鎮守の里』のほか、代表曲「TRUE LOVE」、最新シングル「青春」など全9曲を披露した。
伊勢神宮 内宮参集殿でのJ-POPアーティストによるコンサートは藤井フミヤが初となる快挙!!今回の公演は、完全招待制のコンサートとなっており、チケット予約開始と共に応募が殺到。700名の定員に対し、20,000通の応募となり、大注目のコンサートとなっていた。
参集殿のステージを取り囲むように客席が設置され、ステージと客席の間の空間からは夜空が望める贅沢な環境で、厳かにライブがスタートした。Drums屋敷豪太、Key松本圭司、Guitar石成正人、Bass有賀啓雄から成るバンドメンバーに、ストリングスカルテットを加えての超豪華スペシャル編成。まずは深く一礼してから客席全体を起立させ、ストリングスの調べにのせて「君が代」を朗々と歌い上げる。「ご着席ください」と言葉をかけた後、雅楽の前奏に誘われるように静かに「鎮守の里」へ。フミヤも歌詞の一言一言をかみしめるように、心を込めてこの曲を披露した。「皆さん、今日はようこそ第六十二回伊勢神宮式年遷宮奉祝『鎮守の里』コンサートへ。この場所で歌えるということは、歌手を生業としている私にとって最高に光栄なことです。今から8年くらい前、いろんな経緯があって式年遷宮のイメージソングを書いてもらえないかとオファーを頂いたときはまだ伊勢神宮に来たことが無かったので、初めて伊勢神宮を訪れて、宇治橋のたもとの五十鈴川のきらきら輝く水面を見つめながら書いた曲です」と楽曲を紹介。
「式年遷宮の伝統について以前は知らなかったので、全く同じものを20年ごとに建て替えるということを聞いて、とても驚いたし感動した」、と当時の心境を語り、「これもご縁だと思います。歌をもって神様に奉賛したいと思います」との言葉に大きな拍手が沸き起こった。そこからは、「TRUE LOVE」、「Another Orion」などの代表曲を中心に次々に披露、青い照明と篝火に照らされた幻想的な空間で集まった700人の観客を魅了した。
「式年遷宮というのは全く同じものを全く同じ形で全く同じ方法で作るという、すごく困難な、世界に類を見ないもので。ということは千数百年前の先人の人たちがずっと、ずっとつながっているわけですよね。それでまた未来へ同じようにつながっていくという。そういうことが式年遷宮のお祭りだと思います」と語り、コンサートは終盤へ。青とオレンジの照明に照らされて、最新シングル「青春」をスタンドマイクで歌った。
「もちろん一生の思い出です。これは消えない思い出だと思います。今日のことは絶対に忘れません。この10月で遷宮が行われて式年遷宮はクライマックスを迎えますけれど、式年遷宮が日本で行われるということは、日本がある意味平和で力強く、安泰ということだと思います。いつまでもこの祭事が未来永劫行われることを願って、このコンサートを終わりにしたいと思います。それでは最後に世界平和を願って、『夜明けの街』という歌を最後に歌いたいと思います」と語ったフミヤ。沸き起こった手拍子と共に、約1時間のコンサートは大団円を迎えた。
また藤井フミヤはこれまでに奈良・橿原神宮(2007年)、東京・明治神宮(2012年)にて奉賛コンサートを開催している。
昨日開催された『第62回伊勢神宮式年遷宮奉祝「鎮守の里」コンサート』も今年10月に伊勢の神宮にて斎行される第六十二回神宮式年遷宮を奉祝するとともに、より多くの方々に式年遷宮を紹介し、理解を深めて戴くべく開催された。
【セットリスト】
第62回伊勢神宮式年遷宮奉祝「鎮守の里」コンサート
2013年8月7日(水) 会場:19:00/開演:19:30
会場:伊勢神宮 内宮参集殿
M-1 君が代
M-2 鎮守の里 (※伊勢神宮式年遷宮イメージソング)
M-3 君が僕を想う夜
M-4 TRUE LOVE
M-5 平凡な雲
M-6 Another Orion
M-7 大切な人へ
M-8 青春 (※7月10日発売ニューシングル)
M-9 夜明けの街
【伊勢神宮について】
三重県伊勢市におよそ2000年前から御鎮座されています。
天照大御神をおまつりする「内宮」、豊受大御神をおまつりする「外宮」を中心に125社から成り立っています。
国民や世界の平和を祈って、年間およそ千数百回のお祭りが行われています。
【式年遷宮とは】
20年に一度、となりの御敷地に、御社殿、御装束神宝のすべてを一新して神様にお遷りいただく「民族の一大祭典」です。
式年遷宮がはじめて行われたのは、今から1300年前です。いよいよ本年10月には、第62回式年遷宮が斎行されます。
世界でも例を見ない、かけがえのない歴史と伝統を有する祭典です。
【式年遷宮と藤井フミヤ】
第六十二回神宮式年遷宮及びそれに付帯する事業が円滑に行われるよう、関連する広報事業を策定し、効果的な実施推進を図ることを目的として、平成16年7月に神宮・神社本庁・神社新報社の三者を中心に伊勢神宮式年遷宮広報本部が設置されました。できるだけ多くの方々に「遷宮」という先人が守り伝えてきた素晴らしい伝統を通じて、遷宮の心・日本の心を広めたいという想いのもと、設立以来「式年遷宮」に関するさまざまな広報活動を展開。その事業の一環として、2006年藤井フミヤが自身が作詞作曲した遷宮イメージソング「鎮守の里」を奉納。また、これまでに奈良・橿原神宮(2007年)、東京・明治神宮(2012年)にて奉賛コンサートを開催している。8月7日(水)に開催される『第62回伊勢神宮式年遷宮奉祝「鎮守の里」コンサート』も今年10月に伊勢の神宮にて斎行される第六十二回神宮式年遷宮を奉祝するとともに、より多くの方々に式年遷宮を紹介し、理解を深めて戴くべく開催されるものです。
【伊勢神宮式年遷宮イメージソング「鎮守の里」】
※藤井フミヤ 発売中マキシシングル「君になる」に収録
2007年3月28日発売/品番:AICL 1818/価格:1,223円(税込)
【「鎮守の里」に込めた思い】
「鎮守の里」は、伊勢神宮の外宮内宮を参拝した後、宇治橋の見える五十鈴川のほとりで河原に座り、ギターを弾きながら作曲しました。五十鈴川を眺めながら、伊勢の自然と季節の流れを唄にしようと思いました。
メロディーが出来たその日は空が真っ青で、水面のきらめきが木々に反射し、言葉にできないほど美しかった事を覚えています。メロディーのコンセプトは日本らしい音階で、まるで古くから歌い継がれたような郷愁を感じるものにしたいと考えました。歌詞の内容は、伊勢の自然、四季、そこで暮らす人々、八百万の神々がもたらす恵みなどを思い浮かべながら書きました。そして誰もが唄えるようにわかりやすく美しい日本語を綴ったつもりです。
「鎮守の里」は神宮を中心に広がる日本中の数々の神社、そこに暮らすすべての日本人の幸せと平和を願い、伊勢神宮に奉納するために作りました。
藤井フミヤ
【藤井フミヤリリースインフォメーション】
ニューシングル「青春」発売中!
今年デビュー30周年&ソロデビュー20周年のダブルアニバーサリーを迎える藤井フミヤ。その記念すべき1年の幕開けを飾るべく約3年ぶりのシングル「青春」の発売が決定した。1993年のソロデビューシングル「TRUE LOVE」から20年、通算30枚目のソロシングル作品となる。表題曲「青春」は本人出演の「愛のスコール」CMソングとなっている。カップリングにはNHK 2013プロ野球放送 テーマソング「GO BACK HOME」、中日新聞・北陸中日新聞・東京新聞 CMソング「夜明けの街」、
WOWOW 陸上ワールドツアー ダイヤモンドリーグ イメージソング「孤独のDreamer」と全てタイアップ付きの新録曲を収録。個性豊かな4曲がラインナップ!記念すべき1年のはじまりを華やかに彩る作品に仕上がっている。
「青春」
AICL 2554/1,500円(tax in.)
M1.青春
M2. GO BACK HOME
M3. 孤独のDreamer
M4. 夜明けの街
【藤井フミヤ ツアーインフォメーション】
『藤井フミヤ 30TH ANNIVERSARY TOUR vol.1 青春』
デビュー30周年&ソロデビュー20周年のダブルアニバーサリーを迎えるフミヤ。
9月21日から1年間に及ぶ30周年プロジェクトの第一弾として行われる全国ツアー「青春」開催決定!
9/21(土) 神奈川県 パシフィコ横浜 国立大ホール
9/22(日) 神奈川県 パシフィコ横浜 国立大ホール
9/26(木)大阪府 岸和田市立浪切ホール 大ホール
9/28(土) 香川県 サンポートホール高松 大ホール
9/29(日) 広島県 広島アステールプラザ 大ホール
10/4(金)福岡県 石橋文化センター
10/06(日) 埼玉県 狭山市市民会館
10/11(金) 秋田県 大仙市大曲市民会館
10/12(土) 宮城県 東京エレクトロンホール宮城
10/14(月) 栃木県 佐野市文化会館
10/19(土) 滋賀県 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
10/20(日) 兵庫県 神戸国際会館こくさいホール
10/23(水) 埼玉県 三郷市文化会館
10/26(土) 長野県 塩尻市レザンホール
10/27(日) 静岡県 静岡市清水文化会館マリナート・大ホール
10/31(木)東京都 渋谷公会堂
11/01(金) 三重県 三重県総合文化センター 大ホール
11/03(日) 新潟県 柏崎市文化会館アルフォーレ
11/04(月) 石川県 本多の森ホール
11/09(土) 神奈川県 伊勢原市民文化会館
11/10(日)東京都 中野サンプラザ
11/16(土) 兵庫県 姫路市文化センター 大ホール
11/17(日) 熊本県 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)
11/23(土) 大阪府 オリックス劇場
11/24(日) 大阪府 オリックス劇場
11/30(土) 奈良県 なら100年会館 大ホール
12/01(日) 愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
12/05(木) 山梨県 コラニー文化ホール
12/07(土) 千葉県 市川市文化会館 大ホール
12/08(日) 千葉県 市川市文化会館 大ホール
12/14(土) 大阪府 フェスティバルホール
12/15(日) 大阪府 フェスティバルホール
12/19(日)大阪府 堺市民会館
12/21(土) 鹿児島県 宝山ホール(県文化センター)
12/22(日) 福岡県 福岡サンパレス
<関連リンク>
■藤井フミヤ オフィシャルHP