8月3日から11日まで東京・渋谷で開催されている「a-nation island powered by ウイダーin ゼリー」。その8月4日・国立代々木競技場第一体育館で行われたLIVE「ヒートアイランドカーニバル2013」に、「世間に笑顔と元気を!」のコンセプトでアーティスト活動を続ける仙台出身の6人組バンド“仙台貨物”が登場した。
そのオープニングになんとTRFのDJ KOOがスペシャルゲストとして参加し、TRFヒットメドレーで会場を一気に熱くした。「代々木、盛り上がってるかい!?日本中を笑顔にしてくれるバンドを紹介します!SE・N・DA・I ・KA・MO・TSU〜!!!」 もともと、ボーカル千葉がTRFのファンということで、a-nation出演が決まった際に「TRFとコラボレーションできないだろうか?」とスタッフを通じて打診したのがきっかけとなり、これにDJ KOOが快く承諾してくれたことで今回のコラボレーションが実現。前述のオープングとなった。
アーティスト紹介の後、今日だけのオリジナルでTRFのヒットナンバー「BOY MEETS GIRL」の替え歌「BOY MEETS BOY」(ボーカル千葉はゲイキャラ故に実現した替え歌)をDJ KOOと共に熱唱する仙台貨物。これ以上ない援護射撃をもらい冒頭から120%で飛ばしていくメンバーだった。
続く「サタデーナイトゲイバー」でDJ KOOから引き継いだ観客の熱を受け継ぎ、さらに会場を仙台貨物色で染めていく。「はい、どもども〜仙台貨物です〜。今日、あだしだちのこと知っだど言う人どれぐらいいるのがな〜。あ〜、すぐないね〜。じゃあね〜、面白いバンドがいるって憶えて帰ってくださいね〜。ライブはアーティストだけじゃなぐで、観客の皆と盛り上げていぐものなんで、一緒に盛り上がりましょ〜」千葉の宮城弁バリバリのおもしろMCで会場はさらにステージ上の“赤い見慣れないバンド”の虜になっていく。
続く「腐況の風」から「チバイズム〜手ぬぐいを脱がさないで〜」、それぞれライブを意識したノリのいい楽曲で、わずか3曲の歌唱だったが、ラストは会場が一体となってこの“貨物旋風”に乗って笑顔一杯のショータイムを堪能した。まだまだ世間一般に知られていない“仙台貨物”だが、「あの面白い、インパクトありありのバンド何?」この日はそんな思いを多くの観客に想起させたLIVEとなったことだろう。
なお、仙台貨物は7月10日にベストアルバム「スケベスト」リリースし現在全国ツアーの真っ最中。9月7日にはツアーファイナルを東京・国立代々木競技場第二体育館で行う。
■仙台貨物オフィシャルサイト
http://www.sendaikamotsu.net/
■仙台貨物オフィシャルTwitter
https://twitter.com/kamotsu_staff
■仙台貨物オフィシャルFacebook
https://www.facebook.com/SENDAIKAMOTSU.officialpage
<関連リンク>
■仙台貨物 オフィシャルサイト